宿題はコレが最優先!発達障害の子どもが楽しく音読に取り組めるママの対応

学校再開を前に、新1年生のお母さんは初めての「宿題」が心配ではありませんか?一足早く学校が始まった台湾に住んでいる私が、毎日出される「音読」の宿題を楽しく乗り切るために実践している発達障害の子どもにオススメの対応をご紹介します。
 

【目次】

 

1.発達障害の新1年生のお母さん、宿題が心配ではありませんか?

 
 
新型コロナウィルスの影響で、一斉休校が続いています。 いつになったら学校が再開するのか、なかなか先が見えませんよね。
 
 
そんななかで、ピカピカの1年生のお母さんの不安はとても大きいですよね。
 
 
幼稚園・保育園と小学校は環境が全く異なります。 学びの場である小学校は、「授業」と「宿題」が加わります。
 
 
きちんと座って授業を受けられるだろうか?
 
授業の内容が理解できるだろうか?
 
ちゃんと宿題を持って帰ってくるだろうか?
 
毎日しっかり宿題をこなせるだろうか?
 
 
私も同じような不安を持っていました。
 
 
私の息子も新小学1年生。発達障害・自閉症スペクトラムの診断があります。
 
 
我が家が住んでいる台湾では、4月下旬から日本人学校がスタート!今のところ息子は毎日元気に通っています。
 
 
入学前不安だったアレコレ。特に宿題に関しては、親子ともかなり慣れてきました。力を入れたいもの、手を抜いてもいいものも判断できるようになっています。
 
 
こちらの記事では、小学1年生の宿題で、「音読」に関して詳しく解説していきます。
 
 
音読って何がいいのか?
子どもが楽しく音読する工夫とは?
 
 
ぜひ続きをお読みくださいね!
 
 
 
 

2.息子の宿題、大公開!学習効果から考える最優先は?

 
 
私の息子は台湾にある日本人学校の1年生。4月下旬から学校が始まりました。
 
 
日本人学校は、文部科学省が認定した、海外にある日本人子女の教育施設です。 日本政府が外国に土地を購入することはできないため、私立校という位置づけではありますが、日本の教科書を使って日本語で授業が進められます。
 
 
政府から現役の公立校の先生方が派遣されていて、まさに学校の中はほぼ日本です。 宿題の内容も日本と変わらないと思います。
 
 
小学1年生の息子の宿題は、プリント2枚と指定された箇所の音読です。
 
 
プリントはひらがなの練習と数の概念を確認するもので、とっても簡単! 自閉症スペクトラムの息子でも、5分程度で終わります。
 
 
ただし、ひらがなの練習はそれなりのクオリティが求められていて、文字のバランスやとめ・はね・はらいまでしっかりチェックされます。
 
 
息子は読める程度の文字は書けますが、文字のバランスをお手本通りに書くのは苦手です。
 
 
私自身、「誰が見ても読める字を書いているし、将来はパソコンだからきっちり書かなくてOK!」という考え方です。
 
 
このように、ひらがな練習はひとまず終わらせればよし!という位置づけ。息子の学力を補おう、きれいな文字を書けるように頑張ろう、という考えはありません。
 
 
 
 
一方で、私が重視しているのは「音読」の宿題です。 1年生が始まったばかりの今は、音読といっても100文字程度の短いもの。
 
 
ですが、この音読にとても大きな効果があると感じ、我が家は最優先で取り組むようにしています。
 
 
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3.宿題の王道!「音読」でわかる学習のつまづき

 
 
音読の宿題は、私が小学生の頃にも毎日ありました。王道で伝統的な宿題です。 
 
 
ただ教科書を黙読するだけでは、情報はインプットだけになります。 音読は声に出すことで情報のインプットとアウトプットを同時に行うものになり、理解が進みます。
 
 
また、お母さん側としても、子どもの学習のつまづきを発見できる貴重な機会になります。
 
 
・1文字ずつ拾い読みをしている
・意味のまとまりで読めていない
・読めない漢字がある
・言葉のイントネーションが違う
 
 
などは要注意。内容が理解できていない可能性がありです!「授業についていけているかどうか」の判断基準になります。
 
 
とはいえ、例外もあります。
 
 
 
 
私の息子は聴覚記憶にすぐれたタイプ。2~3回聞いただけでイントネーションも含めて完コピすることができます。
 
 
息子のようなタイプは、きれいに音読できていてもただ覚えているだけ。内容は理解できていない、ということがあり得ます。
 
 
そこで、音読のタイミングで、「おじいさんがどうしたの?」「最後にどうなったの?」と教科書の内容を質問することで、理解までできているかの確認ができるのです
 
 
お母さんは毎日忙しいですから、この確認作業をわざわざ時間をとってやるのって、意外と大変です。音読の時間にまとめてやってしまうのが便利です!
 
 
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4.子どもが楽しく音読に取り組むためのお母さんの対応4選

 
 
ここまで読んでいただいて、「よし!音読、!頑張ってもらおう!」と思われたお母さんも多いのではないでしょうか。でも、なかなかうまくいかない、というケースも多いのではないでしょうか。
 
 
子どもにしてみれば、
 
 
・もう内容を知っているのに読む必要が感じられない
・いちいち声に出して読むのがめんどくさい
・声に出して間違えたら恥ずかしい
・プリントのように形に残らないので、やらなくてもバレない
 
 
など、読みに問題がなくても音読をやりたがらない理由は満載です。
 
 
「音読の宿題だよ!」「はい、読んで!」と指示するだけではうまくいきません。
 
 
そこで、子どもがスムーズに音読するための工夫についてご紹介します。 私が毎日息子に実践して、効果があったものだけを4つまとめました。
 
 

◆①お母さんが最初に読む前提で声をかける

 
 
子どもと一緒に教科書を開き、「今から音読だよ~どうする?お母さん読もうか?読んでいい!?」と明るいトーンで食いつき気味に声をかけます。
 
 
こう声かけすることで、「音読ってそんなに嫌なものじゃないのかも!?」という雰囲気を作ることができます。
 
 
「え~!?なんでお母さんが読むの!僕が読む!」と言い出したらしめたもの。どうぞどうぞと読んでもらいます。
 
 
「じゃあお母さん読んでよ」と言われたら、もちろんそのまま親が読みます。
 
 

◆②お母さんが読んでもOK!読み聞かせの効果

 
 
子どもの宿題なのに…と思わず、まず親が音読してみせることはとても重要です。
 
 
どんな声の大きさ・トーンで読んだらいいのか、どこで区切れるのか、見本を見せることで子どもの理解が進むからです。
 
 
どうしても抵抗があるお母さんは、音読のお手本を見せる、というよりも、「読み聞かせ」をする、と考えた方が気持ちが楽かもしれません。
 
 
読み聞かせは皆さんもご存じの通り、
 
・親子のコミュニケーションになる
・想像力を育てる
・語彙を増やす
 
など多くの効果があります。決して無駄な時間にはなりません!
 
 
また、お母さんが音読の主導権を握ることで、前項で解説した「質問タイム」をここで取ることもできます。
 
 
 
 

◆③読み聞かせでクイズ

 
 
読み聞かせから一歩進んで、お母さんが読んでいるのを聞きながら、特定のワードが何回出てくるのか数えてもらう、というクイズをします。
 
 
これは集中して聞く練習になります。我が家は文末に着目して、「です」が何回出てくるか?のクイズをしています。
 
 
文末のワードを指定すると、読み聞かせながらアイコンタクトをして「今、『です』って言ってるよ!」と注目させやすくなります。
 
 
子どももカウントしやすく、お母さんも実践しやすいのでオススメです!
 
 

◆④お母さんと一緒に読む

 
 
ここまでやってもやりたくない!めんどくさい!というお子さんは、読む量を減らしてみましょう。
 
 
といっても、一人で飛ばながら読むと意味が分からなくなりますから、お母さんと交互に読んでみましょう。
 
 
最初は一行ずつ、お母さんとお子さんが交互に読む。 交代しながら、少しずつ読む量を増やしていくのもいいでしょう。
 
 
1年生だと、お母さんと一緒に読むのが楽しい!と乗ってきてくれる可能性が高いです。
 
 
また、お母さんと「せーの!」で一緒に読むのもおすすめですよ!ぜひ「一緒に読もうよ!」と声をかけてあげてください。
 
 
私の息子はこの方法で毎日楽しく、はきはきと音読に取り組んでいます。
 
 
2週間前はこの4つすべて組みあわせて対応していましたが、今では特に対応しなくてもスムーズに取り組める日も増えてきました。
 
 
音読の宿題は上級生になっても続きます。ぜひ、今のうちに抵抗感をなくしておきましょう!
 
 
ぜひお試しくださいね。
 
 
楽しく宿題に取り組める秘策を多数お伝えしています!

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執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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