対応 発達障害

発達障害の子育てにお疲れ気味のお母さんへ――「~するべき」を減らすと子どもへのイライラも減ります

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発達障害やグレーゾーンの子育ては大変ですが、毎日笑顔も大事。それは分かっているけれど、「イライラが止まらない!」というお母さんへ、イライラの元となる「~すべき」を整理してみませんか?
 

【目次】

 

1.発達障害の子どもにイライラするのはなぜ?

 
 
大切な子どもに対して「いつも笑顔で優しいお母さんでありたい!」とは思うものの、どうしても難しいときってありますよね。
 
 
今日は怒りすぎちゃった…。とにかくイライラしちゃたな…。子どもの寝顔を見ながら1日を振り返っては、反省した経験のあるお母さんもいらっしゃると思います。
 
 
どうして子どもにイライラしてしまうのでしょうか?現代のお母さんは、メディアからの「理想の子育て」「理想のお母さん」という情報に無意識に振り回されがちです。
 
 
子育てが「弧育て」と言われ、子育てを手伝ってくれる方がおらず、1人で頑張っていらっしゃるお母さんも多いでしょう。
 
 
そんな手が足りない状況だと、子育てで悩んだときにメディアからの情報をもとにどうしたら良いか考える、ということも増えてきます。
 
 
いつもにこにこ笑顔でいるべき!仕事も家事もカンペキにこなすべき!子どもが良くない行動をしたときは優しく言い聞かせるべき!ご自身についてこんな風に考えていらっしゃいませんか?
 
 
そして子どもに対しては、ごはんは残さず食べるべき!友だちとなかよく遊ぶべき!〇歳なら△△できるべき!と思っていませんか?
 
 
まじめなお母さんほど、たくさんの「~するべき」を持っていらっしゃるのではないでしょうか。
 
 
特に発達障害やグレーゾーンの子どもを育てることは、とても大変です。発達特性は脳の特性。お母さんが何度言い聞かせてもうまくいかないことだってあります。
 
 
でも、ちゃんとしつけないといけない。良いお母さんであるべき。と思って一生懸命子育てしているんですよね。
 
 
「こんなに毎日、頑張っているのに…」「子どもに○○してほしいのにできない…」と理想と現実のギャップにイライラしていませんか?
 
 
「~するべき!」「~ねばならない。」というポイントが多ければ多いほど、イライラすることが多くなってしまうのです。
 
 
 
 

2.子育てのイライラを減らす方法

 
 
子育てでイライラする原因の1つは、お母さんが描く「理想」と現実にギャップがあるからです。この「理想」に近づけるための「~するべき」。すべて必要なことなのでしょうか。
 
 
本当に今、必要なことなのか、を一度チェックしてみてほしいんです。
 
 
ご自身の「~するべき」を洗い出して、「まあいいか!」と思えるものがあれば、イライラのポイントを減らすことができます!
 
 
「~するべき」をチェックするときは、子どもの性格ではなく、日常生活での行動をチェックしていきましょう。
 
 
例えば、
①「朝起きたらすぐに着替えるべき」
②「外から帰ったらすぐに手洗い・うがいをするべき」
③「ごはんは残さず食べるべき」
④「デザートは最後に食べるべき」
 
 
このような日常の行動に関する「~するべき」って、けっこう多いかもしれないですね。その中から「まあいいか!」と捉えられるものが増えたら、イライラを確実に減らすことができます。
 
 
では、先ほど出した例をチェックしてみましょう。
 
 
①「朝起きたらすぐに着替えるべき」これは、出発するまでにしたらいいのでは?
 
 
②「外から帰ったらすぐに手洗い・うがいをするべき」これは、風邪をひかないように必ずやってほしい!
 
 
③「ごはんは残さず食べるべき」これは、食べる量は体調によるかもしれない…食べたいだけ食べればOK!
 
 
④「デザートは最後に食べるべき」これは、自分の好きな順に食べてもいいのでは?食事のルールは大きくなってからで十分かも!
 
 
こんな風に、「~するべき」をチェックして本当に必要かどうか仕分けていきます。「まあいいか!」と思えるものはありませんか?
 
 
仕分けるコツは、「本当に?」「本当に?」とご自身に問いかけてみることです。すると、「そこまででもないかな…」と思えるものがあるかもしれないですね。
 
 
これは譲れないという、お母さんにとってほんとうに大切な「~するべき」があってもいいんです。減らすべき!と思わないでくださいね。
 
 

 
 

3.親子で笑顔になれる声のかけ方

 
 
ご自身の中で整理ができると、毎日の子どもへの声かけも大きく変わります
 
 
「早く着替えなさい!」ではなく、「出発するまでには着替えようね」。
「ごはんは残さず食べなさい!」ではなく、「お腹いっぱいならおしまいにしようか」。
「どうして先にデザートを食べちゃうの?」ではなく、「好きなものから食べていいよ」。
 
 
こんな風に「まあいいか!」という思考をベースにすると、声のかけ方が変わりますね。声かけの縛りが緩むと、子どもはのびのびと過ごすことができますよね。
 
 
発達障害やグレーゾーンの子どもは、ワーキングメモリに課題があって何度言われても覚えられない…という場合があります。
 
 
あれもこれも注意するのではなく、1つに絞って注意した方が子どもに伝わりやすくなります。
 
 
ご自身の「~するべき」を整理してイライラポイントを減らすと、子どもにガミガミ言わないで、伝えたいことだけに絞ることができるようになります。
 
 
「今日は一日笑顔で過ごそう!」と心に決めて過ごすことも大切ですが、お母さんが整理して緩める方が、お互いに穏やかな気持ちになって笑顔でいられる時間が自然に増えていきますよ!
 
 
学年末に向けて、今こそいらない「~すべき」を手放して、穏やかに過ごしていただきたいと思います。ぜひ試してみてくださいね。
 
 

 
 
執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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