ADHD 対応

発達障害の不注意は叱っても効果なし! ADHDタイプの脳が分かれば対応ができます!

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何度叱っても同じ失敗を繰り返す…こんな悩みを持つお母さんはいませんか?実は発達障害の子どもの行動にはすべて脳の特性が関係しているのです。ここでは発達障害と脳の関係やADHDタイプに多い不注意への対処法をお伝えします。
 

【目次】

 

1 発達障害の子どもの行動に悩んでいませんか?

 
 
宿題に集中して取り組めない、忘れ物をしやすい…。何度注意しても改善されず、イライラしてしまうことはありませんか?
 
 
ADHDタイプの子どもに多い、集中できない、忘れやすいという特徴は、子どもの努力不足と捉えられてしまいがちですが、それは大きな間違いです。実は脳の発達が未熟であることが原因なのです。つまり、脳の働きの問題であるため、本人の意思ではどうしようもないのです。
 
 
じゃあ発達障害の子どもの気になる行動は、仕方ないと諦めるしかないのか?という訳ではありません。
 
 
発達障害の子どもは、脳の発達がゆっくりなだけなので、周りの人の関わり方で、できることを増やしてあげればいいんです。つまり、発達障害の脳の特徴を理解して、子どもができるように工夫してあげることがとても大切なんです。
 
 
そのためにはまず、ADHDタイプの脳について理解しましょう!
 
 
 
 

2 ADHDタイプの脳の特徴を知ろう!

 
 
発達障害は、脳の一部が正しく働かないことが原因であると考えられています。
 
 
ADHDタイプに注目すると、情報を正確に理解したり、場面に応じた判断を行ったりする部分の働きが弱いと考えられています。さらに、注意力や記憶力を保つ働きをする脳の中の物質が、正しく働いていない場合が多いとも言われています。
 
 
このように、脳の一部がうまく働かないことが原因で、ADHDタイプの子どもは集中力に欠けていたり、記憶力が弱かったり、慎重に行動することが苦手だったりするのです。
 
 
ADHDタイプの困った行動には、すべて脳の機能が関係しており、本人にはコントロールをすることが難しいのです。
 
 
だから、発達障害の子どもにいくら叱っても行動が改善されないのです。
 
 
 
 

3 発達障害の不注意にはこう対応しよう!

 
 
では発達障害の子どもにはどのように対応するのがよいのでしょうか。
 
 
ADHDタイプの特性は主に3つあります。
 
 
注意力散漫で集中しにくいなどの不注意、落ち着きがないなどの多動性、思いつきで行動してしまうなどの衝動性です。
 
 
ここでは、ADHDタイプに多い不注意についてお話ししていきます。不注意とは、気が散りやすい状態のことです。
 
 
不注意には様々な原因が考えられますが、その中の1つに、周りからの刺激に気を取られてしまうということがあります。視界に入ってくるものすべてが気になって、集中することができないのです。つまり、発達障害の子どもを集中させるためには、余計なものが視界に入らないように工夫をしてあげればいいんです。
 
 
例えば勉強に集中させるためには、学校だったら、席を前方の中央寄りにしてもらう、おうちだったら勉強机の上に何も置かない、などの対策をすることができます。下敷きや筆箱などの文房具をキャラクターのものではなく無地でシンプルなものにするのも有効です。
 
 
もう1つ不注意の原因には、忘れやすいということも考えられます。短い時間でも記憶することが苦手なのです。つまり、発達障害の子どもには、覚えられなくても大丈夫なようにしてあげればいいんです。
 
 
例えば、毎日やるべきことは紙に書いて目立つところにはっておく、翌日学校に持っていくものは1つのかごにまとめて入れる、などの方法があります。また、大事なプリントをなくさないように、ファスナー付きのクリアケースを学校の連絡袋として使い、プリントをここにすべて入れさせるのも有効です。
 
 
ADHDタイプの脳の特徴が分かれば、上に挙げたように適切な対処法を考えることができるんですよ。
 
 
発達障害の子どもの不注意は、何度叱っても効果がなく、お母さんもイライラするだけです。でも、ADHDタイプの特性をきちんと理解して工夫すれば、発達障害の子どもに、できることを増やしてあげられるんです!
 
 
どう工夫してあげれば、子どもはできるようになるのだろうか?このことを頭において、発達障害の子どもと接してあげてくださいね。
 
 
 
 
執筆者:森あや
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 

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