発達障害・グレーゾーンで不登校の子どもが1時間も喋るようになった!チヤホヤ大作戦とは?

発達障害・グレーゾーンで不登校、ため息ばかりで元気がない子どもはいませんか?口数の少ない子が1時間も喋るくらい元気になった、脳を育てるチヤホヤ大作戦を伝授します。ほめたり、肯定したりすることが苦手なお母さんにもできる方法です。
 

【目次】

 

1.発達障害・グレーゾーンで不登校でも子どもには元気でいてほしい

 
 
不登校で家ではゲームを中心とした生活。ため息をつくことが多く、「疲れた」と言っている元気ないお子さんはいませんか?
 
 
まさに私の次男がそうでした。
 
 
次男は現在、通信制高校の1年生。小学生の頃から書くことに苦手さがあり、起立性調節障害をきっかけに中学校のときに不登校になりました。
 
 
コロナ休校明けに自分で選んだ高校生活が始まるので、少しでも元気になって新しいスタートを切ってほしいなと思っていました。
 
 
進路選びの記事はこちらです。
 
 
 
 
 
私は、去年から発達科学コミュニケーションを学び、肯定や褒めを実践して、最初の目標だった「笑顔を増やすこと」ができました。
 
 
どんより無表情だった次男が、口笛を吹きながらゲームをするくらい明るくなりました。
 
 
心理学の調査によると、思春期の男子は小学校5年生くらいから、心の内側の複雑で繊細な気持ちを怒り、悲しみ、嬉しさなどを表に出さなくなる傾向があります。
 
 
そして、中学2年生くらいから少しずつ再び、感情表現が増えてきます。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子はもともと感情表現が苦手なので、お母さんとのコミュニケーションで伸ばしてあげることができます。
 
 
また、行動すると脳が育つことも学んだので、次の目標はもっと元気になって欲しいと思いました。
 
 
元気になって、会話が増える、食欲が出る、リビングにいる時間が増えたらいいな、と考えました。
 
 
どうしたら行動を増やせるかを考えて、
 
 
・家族でボードゲームをして遊ぶ
 
・お料理のお手伝い
 
・家族の留守中の電話番、荷物の受け取り
 
 
などをやってもらいました。
 
 
それまでは長男と一緒の部屋でしたが、1人部屋にして気兼ねなく自分のペースで行動できるように環境も整えました。
 
 
それでもあまり元気にならず、毎日大きなため息をついていました。
 
 
 
 
そこで私は「チヤホヤ作戦」をすることに決めたのです!
 
 
この記事では、不登校だった子どもにチヤホヤして1時間も喋るようになった方法をお伝えします。
 
 
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2.チヤホヤしたら子どもの脳が育つ理由

 
 
ちょうどその頃、発達科学コミュニケーションのトレーナー・リサーチャーが学べる脳の発達講義の動画を視聴しました。
 
 
そこで『子どもが小さい頃にお母さんが怒りすぎだったらチヤホヤすること』で感情が豊かになることを知りました。
 
 
感情が豊かになったら元気になるかもしれない、と考えやってみることにしました。
 
 
そのチヤホヤは一体どんな効果が見込めるのでしょうか?
 
 
なぜ、チヤホヤすることが良いのでしょうか?
 
 
チヤホヤするとは、目に入れても痛くないほど可愛がること、甘やかすこと、いっぱい褒めることなどが思い浮かびますね。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子にチヤホヤすると、脳の感情系(主に喜怒哀楽の部分)が育ち、次のような効果があります。
 
 
1.自分自身や他の人の気持ちを感じたり、自分の感情を作り出したりすることができる
 
2.人と一緒に遊んだり、行動したりするのが好きになる
 
3.言葉で表せない人との温かさを味わうことができる
 
4.自分の意見を伝えることができる
 
 
脳の感情系は赤ちゃんからお年寄りまで一生育つ部分なので、思春期でも十分育てることができるのです。
 
 
だから、思春期でも遅くないのです。
 
 
 
 
脳の感情系は人間関係を築く上でも重要で、未熟だと人づきあいや集団行動が苦手になりやすい面があります。
 
 
不登校になるということ、学校が苦手、喋るのがおっくうということは感情系が未熟なことも考えられます。
 
 
感情系を育てるためには人と深く関わることが大切です。
 
 
それは関わる人数が多ければいいというわけではなく、お母さんとしっかりといい関係が結べることで育っていきます。それでは、どんな風に関わればいいのでしょうか?
 
 
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3.子どもが1時間も喋るほど元気になったチヤホヤ大作戦

 
 
チヤホヤするって、次男にとってはなんだろう? 
 
 
赤ちゃんや幼児ならチヤホヤすることがいっぱいあるけど、思春期の今、何をしてあげたら一番嬉しいのかな?と考えました。
 
 
本人に聞くとうっとうしく思われるかもしれないので、少ない会話の中から探してみました。
 
 
・お友達がほしい
 
・ゲーム機が欲しい
 
・大金が欲しい
 
・大型犬が飼いたい
 
 
などが浮かんだのですが、どれもすぐに叶えるのは難しいものでした。
 
 
そこで下記のような作戦を立てて、実行しました。
 
 

◆作戦 本人が希望したこと、やって欲しいことをどんどんかなえる

 
 
・お昼にラーメンが食べたい
 
・プリペードカードを買ってきて欲しい
 
・通販で注文して欲しい 
 
 
などは何かを考えたり、準備しなくていいので簡単にできます。
 
 

◆実行 話しかけてきたら即対応!

 
 
次男が私の部屋にやってくる足音が聞こえるので、ニコニコの笑顔を作って待っていました。
 
 
ノックして「おやつは?」「お昼ご飯は?」などと話しかけてくるので「なーに?」と優しい声で答えました。
 
 
一緒におやつを食べたり、リクエストされたラーメンを作ったり、食べ終わるとすぐに自分の部屋に帰っていきました。
 
 
「〇〇を通販で注文して」とお願いされればすぐに注文し、「プリペイドカードが欲しい」と言われれば、コンビニにひとっ走りして買いに行きました。
 
 
長男にも協力してもらい「ゲームのアイテムがほしい」と言われればあげて、家族みんなで望みを叶えました。
 
 

♦︎結果 1時間も話すようになった

 
 
こんな風に「チヤホヤ作戦」に取り組んだ結果…
 
 
・1ヶ月で「旨い!」「面白いね」などポジティブな言葉
 
・「晩ご飯なに?」「どこに行っていたの?」「何しているの?」などの質問
 
を喋るようになりました。
 
 
喋る時間は少しずつ長くなり、小学校時代の友達やクラスの話など思い出を語ったり、他愛のない会話から、自分の気持ちを伝えてくれるようになりました。
 
 
そしてとうとう家族やゲーム、高校の話など1時間以上も話してくれました。
 
 
 
 

◆考察 ありのままを認めるのが1番

 
 
・幼児が言葉を覚えるときのように短い単語から少しづつ長い会話になっていった
 
・お母さんと会話できるというのはとても大切で、そこから他の家族、友達と広がっていく第一歩
 
・チヤホヤすることは元気のない子どもの要求を受け入れて、全部肯定すること
 
・ささやかでも、子どもの望みを叶えてあげられることは親として幸せなこと
 
 
この作戦を通して、チヤホヤは子どもにありのままでいいんだよ、今のままで大好きだよ、という想いを伝えることができると実感しました。
 
 
それが伝わることで子どもに変化があることがわかりました。
 
 
ぜひ、お子さんだけのチヤホヤを聞いて叶えてあげてくださいね!
 
 
 不登校の子が家で居心地よく過ごせる親子のコミュニケーション法をお伝えしています

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執筆者:半谷彩子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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