発達障害の幼児のママ必読!年中から始める入学準備To Do Listで小学校生活の不安が消える!

発達障害の幼児をお持ちのお母さんは、みなさんお子さんの就学が不安ですよね。特に今年はコロナの影響で就学スケジュールも例年と異なる可能性が出てきました。年中さんから入学準備を進めれば、小学校生活への不安は消えますよ!
 

【目次】

 

1.新常識!発達障害の子どもの小学校入学準備は年中から始める

 
 
発達障害・グレーゾーンの幼児のお母さんのご心配と言えば、「小学校入学」ですよね。
 
 
・就学相談は受けるのか?受けないのか?
・通常級なのか?通級なのか?
・支援級なのか?支援学校なのか?
・どこの小学校に通うのか?
 
 
お母さんの悩みは尽きませんよね。
 
 
でも、選択できるってすばらしいことではありませんか?
 
 
私が小学校に入学した30年以上前は、田舎で暮らしていたこともあり「小学校を選ぶ」という発想すらありませんでした。それが、今では自治体によっては小学校自体を選択できますし、個別支援を受けられるチャンスもあります。
 
 
もっと発達障害・グレーゾーンの子どもたちが伸びる学び方や環境はありますが、少なくとも、「選べる自由」がある今の子どもたちはうらやましいな、と感じます。
 
 
確かに、小学校準備って不安です。いろいろ選べるからこそ、迷って準備に時間がかかる、ということもあります。
 
 
ですから、早く準備を始めるに越したことはありません。早く準備を始めて情報を集めておけば、後から変更はいくらでもできます。
 
 
特に、支援が必要な子は右肩上がりで増えています。就学相談の開始時期もどんどん前倒しになっています。もはや、年長さんから準備をスタートするのは遅いと言わざるを得ません。
 
 
え?就学相談は年長だよね?と思ったお母さん。
 
 
確かに、就学相談は年長さんの年に行われます。ですが、それまでにやるべき準備がたくさんあるんです!
 
 
パステル総研では、これまでに就学相談の経験があるママにインタビューさせていただきましたが、みなさん就学相談までにしっかり準備して臨まれていましたよ。
 
 
詳しくはこちらでご紹介しています。
 
 
 
 
 
小学校入学準備は年中からスタートする。これが新常識です!
 
 
 
 
私も、発達障害・自閉症スペクトラムの息子の入学準備を年中さんから始めました。
 
 
正確には、年中さんの6月です。約1年9か月かけて準備したおかげで、息子は毎日楽しく学校に通っています。
 
 
今日は、発達障害・グレーゾーンの幼児のお母さんへ、小学校入学準備をまるっとまとめました。
 
 
不安を払しょくして、笑顔でピカピカの1年生になれる準備をしていきましょう!
 
 
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2.2年かけて準備して入学したら?自閉症スペクトラムの息子のストーリー

 
 
私の息子は発達障害・自閉症スペクトラムの1年生です。幼稚園に入園してすぐに診断がおりました。
 
 
当然、小学校入学が不安でたまりませんでした。
 
 
授業についていけるのか?
立ち歩きはしないか?
友達とトラブルになったらどうしよう…
 
 
息子の発達の課題が小学校で爆発してしまうのでは!?と、小学校のことを考えるだけでも真っ暗な気持ちになりました。
 
 
そこで、一番初めにしたことは、早い段階で進学する小学校を決めてしまう、ということでした。
 
 
これが年中の6月のお話です。
 
 
どの小学校に通うのかはかなり重大な選択です。でも、学校によって支援体制が異なるのが事実。ターゲットを絞らないと、対策はできません。
 
 
いい先生にめぐり会いたい思いはあるのですが、いい先生もそうでない先生も転勤してしまうので、どんな先生がいるかは重視する必要はありません。
 
 
我が家は、
 
・支援級・通級がある
・学校の設備が整っているか(視覚支援、エアコンなど)
・学校周辺の住環境はいいか
・息子が好みそうな行事があるか
・見学に行ったときの対応や雰囲気
 
で決めました。
 
 
進学する予定の小学校を決めてしまうと、必要な準備がリストアップできます。
 
 
例えば、我が家は次のようなことを検討しました。
 
 

◆遠方だから引っ越しが必要。

 
 
・いつ引っ越しするか検討
 
・下の子の幼稚園をどうするか検討
 
 

◆行事の予定をチェックして、学校に行く機会を増やす

 
 
・ウェブサイトだけでは分からない情報は、先輩ママさんに教えてもらう
 
・先輩ママさんとつながる
 
 

◆学校が発達支援について何を重視しているのかリサーチ

 
 
・診断の場合は、医師にお願いする
 
・療育実績の場合は、各療育の先生にお願いする
 
・発達検査の場合は、心理士さんにお願いする
 
・そもそも正式な書面の形で必要なのかどうか
 
・就学相談は必須なのかどうか
 
 

◆子どもの学校体験

 
 
・正式な体験入学などがあるか
 
・正式な体験入学の前に、個別で学校見学をお願いできるか
 
・スクールカウンセラーの先生や担任の先生に事前にお会いできるか
 
 
 
 
こうして、進学予定の小学校が決まれば、準備で必要なことが決まってくるのです。
 
 
小学校入学準備は、進学予定の学校を決める、グッズを購入するという対学校の準備と、子ども自身の気持ちの準備を分けて考えなくてはいけません。
 
 
物理的な準備を怠ると、学校自体が合わないという事態になりかねません。また、発達障害・グレーゾーンかどうかにかかわらず、7歳になる4月が来たら自動的に小学生モードになれるほど、子どもは単純ではありません。
 
 
対学校の準備、対子どもの準備、どちらが欠けても小学校生活に不安が残ります。
 
 
対子どもの準備をしっかりすると、「ピカピカの1年生になれるんだ!」と子ども自身が小学校入学を前向きに捉えられ、入学後も積極的に学校生活にかかわっていけます。
 
 
対学校の準備をしっかりすると、先生が味方になってくれて、入学後の情報が入手しやすかったり、個別での支援が通りやすかったりします。
 
 
しっかり準備するためにも、早い段階で進学先を決めることが必須になります。
 
 
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3.これで不安はまるっと解消!~小学校入学のためのTo Do List付~

 
 
今回は、入学前準備するべきことをすべてまとめました。就学相談を利用される方は、自治体によってスケジュールが異なりますので、しっかり確認しておきましょう。ここでは、就学相談をしてもしなくても、子どもが意欲的に小学校生活を送るために必要な準備についてお伝えします。
 
 

◆(対学校)年中の早い段階、できれば夏までに進学先の学校を決める

 
 
年中の夏までに進学する学校を決めておけば、準備の期間がたっぷりとれます。
 
 
特に、イベントに燃えるタイプのお子さんは絶対に守ってほしいポイントです。早い段階で決定することで、1回でも多くのイベントに参加できます。最悪雨で中止になっても「来年がある!」と思えますから、すごく気持ちが楽になります。
 
 
進学先の学校を決めるためには、見学に行って先生とお話しすることは必須です。
 
 
「まだ年中ですが、しっかり入学準備をしたいから見学をお願いできませんか?日程はお任せします!」と伝えたら、無下にされることはないかと思います。
 
 
注意したいのは、入学を確定する時期ではないので、資料などを持って行っても受け取ってもらえないケースがあること。
 
 
これは、個人情報の管理がしっかりしているとも言えます。
 
 
受け取ってもらえないからダメなのではなく、
 
・目も通してくれないのか
・目は通した上でアドバイスをくれるのか
 
どちらなのかはとても重要です。
 
 
・見学の際に対応があたたかい
・支援の方針について分かりやすく話してくれる
・こちらの事情をお話したら、アドバイスをもらえる
・見学に来たことを記録して引き継いでくれる
 
 
という対応なら、信頼できますよね。
 
 
小学校に入学したら、毎日6時間は学校で過ごすことになります。子どもが安心して過ごせる施設や雰囲気かどうか、チェックしましょう!
 
 

◆(対子ども)小学校って楽しいよ!と印象付ける

 
 
「小学校に入学したら、毎日勉強かぁ…嫌だな」なんて思っていると、小学校に入学する前からネガティブになってしまいます。
 
 
とにかく、
 
・小学校は楽しいところ!
・何かあっても、先生や上級生が助けてくれる!
・友達100人できるかな♪
 
 
というポジティブな気持ちを作っていきましょう。
 
 
そのためには、まずお母さんご自身が不安になるのではなく、小学校入学を楽しみにする気持ちを持ってください。
 
 
楽しいイベントに参加する、 校庭が開放されているなら行ってみる、 など、お子さんに体験させてあげることが有効です。
 
 
また、登下校中の上級生に注目させて、「かっこいいね!」と伝えるのもいいですね。
 
 
小学校に関する絵本やDVDはたくさんありますので利用するのは賛成ですが、体験ベースでの「楽しさ」をしっかり作っていくことが大切です。
 
 
例年、秋には体験入学や就学前健診が予定されています。秋までに「早く1年生になりたいな!」というポジティブな気持ちを作っておきましょう。
 
 
ひらがなや数字など、学習面が気になる方も多いと思いますが、「1年生になるからお勉強したい!」というタイプのお子さんには、負担にならない程度に取り組むのもおすすめです。
 
 
反対に、やりたがらないのであれば、無理に取り組む必要はありません。
 
 
植物を育てる、水遊びをする、シャボン玉で遊ぶなどは「生活」の授業に直結しますし、工作を作る、お絵かきする、粘土で遊ぶなどは「図画工作」になります。
 
 
普段の遊びが教科につながっていることもありますので、お子さんの好きなことをしっかりさせてあげるのも、小学校入学準備になりますよ。
 
 

◆(対子ども・対学校)子どもを連れて学校見学に行く

 
 
年長の秋に予定されている、体験入学や就学前健診の前に、子どもを連れて学校見学に行きましょう。これはイベントを楽しむのではなく、現実を見せる見学。空き教室があれば入らせてもらったり、授業を見せてもらったりしましょう。
 
 
「小学校に行ったらお勉強するんだよ。すごいね!」というのは、どんなお母さんも伝えていらっしゃるかと思いますが、具体的に小学校生活でどんなことをするのかを見て、子どもの心の準備をしておきます。
 
 

◆(対子ども・対学校)サポートレターを作る

 
 
子どもにどんな困りごとがあり、それがどう学校生活に影響する可能性があるのか。先生方にどう対応していただきたいかをまとめて、学校での支援をお願いしましょう。
 
 
近年、子どもの成育歴や先生へのお願いをまとめた「サポートブック」を作成してお渡しするケースも多くなってきました。
 
 
サポートブックを作る際に意識したいのは、困りごと・学校生活への影響・先生にお願いしたい対応・対応の結果をまとめて書くことです。
 
 
例えば、
 
・コミュニケーションが苦手で、会話がかみ合わないことがあります(困りごと)
 
・先生の問いに的確に答えられないかもしれません(学校生活への影響)
 
・質問内容を繰り返していただいたり、最初にイエス/ノーで答えられる質問をはさんでいただけると、しっかり考えてお答えできます(対応のお願いと結果)
 
 
この対応をしたらどうなるのかまで書いておくと、先生も「だったら対応した方がいいな」と思ってもらえるはずです。
 
 
サポートブックをお渡しするのがあまり早すぎると、子どもの発達の状況も変わりますし、先生方の転任もあります。入学式直前でいいと思います。
 
 
先生にスムーズな支援をお願いするためにも、お母さん自身が入学前の困りごとが入学後どうなったのか知る意味でも、漠然と「不安です。サポートしてください」というのはNG!とにかく具体的にしましょう。
 
 
あたらめて子どもの成長を確認して、これからの支援を考えるチャンスが、サポートブックの作成です。
 
 
パステル総研では、従来のサポートブックの欠点をなくした、先生が指導に活かしやすいオリジナルサポートレターを作成しました。こちらから無料ダウンロードできますので、ぜひご活用くださいね!
 
 
 
 
 
小学校準備は早めに進めるのが正解!ぜひこちらのTo Do Listを参考に、お子さんが小学校生活を不安なく過ごせるようにしていきましょうね。
 
 

◆小学校入学までのTo Do List

 
 
(年中の夏までに)
・入学する可能性のある小学校に見学に行く
 
・各小学校の支援体制、必要な手続き、見学での印象などをまとめる
 
・進学する小学校を決める
 
・これから必要な準備をリストアップ
 
 
(年長の夏までに)
・小学校で開催されるイベントに参加する
 
・子どもが小学校入学を楽しみにできる
 
 
(年長の秋までに)
・子どもと一緒に学校見学に行く
 
 
(入学前までに)
・サポートレターを渡した
 
 
こちらのTo Do Listはお子さんが小学校生活をスムーズに過ごすために最低限必要なことになります。お子さんの困りごとや各自治体の就学相談のスケジュールに応じて、アレンジしてくださいね!
 
 
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執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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