発達障害の子どもが自ら考え動くコミュニケーションは?まずは言葉かけを変えましょう!

発達障害の子どもに毎日同じことを言っているのに変わらないし動かない…。実はそのコミュニケーションが全く子どもに伝わってないかもしれません。ところが急かしたり指示をしなくても言葉かけを変えるだけで自ら考え動く子どもへ発達する方法があるのです!

【目次】

 

1.発達障害の子どもに伝わっていない、いつものコミュニケーション

 
 
毎日同じようなことを子どもに言っているのに、子どもが全然変わらないことってありませんか?
 
 
そうなると、お母さんもだんだんイライラして子どもを叱ったり、無理やりやらせたり。お互いにいい気持じゃないですよね。
 
 
私の生徒さんで、子どもに話しても、聞いているのかいないのか反応がイマイチだったお母さんがいました。ところが、口ぐせ・言葉かけを変えたらスムーズにコミュニケーションを取れるようになったというのです!
 
 
このことは、いつも口ぐせのように使っていた言葉が、実は子どもに全く伝わっていなかった、という残念な事実を表しています。
 
 
そのうえ子どもに伝わってないことが原因で、お母さんの仕事(言葉かけ・後始末など)をお母さん自身が増やしていることもあるのです。
 
 
特に発達障害の子どもには、以下のような脳の特性があるため、こちらが言いたいことが伝わってない可能性が高いです。
 
 
・注意力が散漫なために、お母さんの言葉を聞くことに集中できない
 
耳からの情報を処理するのが苦手(目からの情報のほうが処理しやすい)
 
こだわりが強く思い込みが激しいので、聞いたことが正しく伝わらない
 
相手の気持ちを想像するのが苦手なので、こちらの意図したいことを汲み取るのが難しい
 
 
ですから、コミュニケーションを口ぐせから見直してお母さんの言葉かけを変えていけば、言っても言っても伝わらなかったことがスーッと伝わるようになり、お母さん自身もラクになりますよ。
 
 
 
 

2.お母さんの言葉が、子どもを指示待ち人間・依存型にしている!?

 
 
しかしながら口ぐせを変えればいい!と言われても、なかなか変えるのは難しいかも…。と思っている方も多いのではないでしょうか?
 
 
それならまず心のクセを知りましょう。心のクセを知れば、『あるある』な口ぐせを見つけることができますよ。見つけること、気づくことで口ぐせを変えることができるのです。
 
 
では、お母さんにありがちな心のクセにどんなものがあるでしょうか?
 
 
子育て中のお母さんはとにかく忙しいです。毎日家事・仕事でいくら時間があっても足りない!と感じてしまいますよね。
 
 
 
 
ですから、効率よく!段取りよく!と自分の行動を中心に考えています。また目的達成(仕事にいく!学校に送り出す!)のために動いていると言えます。
 
 
このような親中心の行動に子どもがついてこれないと…
 
 
『早く〜』
『もう、こんな時間!!』
 
 
子どもを急かしてしまう口ぐせが出てしまいませんか?それも毎日同じことを言っていませんか?
 
 
こんな口ぐせが多いお母さんの心のクセは、せっかちで自分中心になっていると言えるでしょう。
 
 
毎日毎日“同じことの繰り返し”ということは、この口ぐせ・言葉を使っても子どもには通じない!ということです。
 
 
通じていないだけではなく、もう子どもはお母さんに言われないと動かない。指示待ち人間になっていますよ!
 
 
 
 
「早く~」とせかしてみたところで、いつまでたっても自分で動こうとしない。そのような状況が続けば、つい口で言って子どもを動かそうとしませんか?
 
 
やってほしいことをやっていないとき、子どもが親の言う事を聞いていないと感じて、どうしても怒り口調になってしまいます。
 
 
『〇〇やったの!?』
『まだ、やってないの!?』
『次はこれやってよ!』
 
 
など…。こんな口ぐせが多いお母さんはガミガミ指示命令な心のクセがあると言えます。ガミガミ指示命令で育ってきたお子さんは、言われたら動く「依存型」になる可能性が高いです。
 
 
要はお母さんの口ぐせが本来育つべきお子さんの考える力・行動力をなくしてしまっているのです。
 
 
そうではなく、子どもを成長させ子どもがつい動いてしまう言葉かけが必要なのです!
 
 

3.口ぐせを言い換えて、自ら考え動く子どもへ発達させる!

 
 
せっかちで自分中なでお母さん、ガミガミ指示命令するお母さんの口からついつい出ていたこんな口ぐせ。
 
 
「宿題やったの!?」
「まだ片付けやってないの!?」
「もう〇時〇分だから、着替えて!」
 
 
これらの口ぐせは具体性に欠けるので、子どもは自分がどう動いていいのかわからないのです。
 
 
つまり、子どもがすぐに動けるように具体的な言葉をつかってどうしたらいいか示してあげるのがポイントなのです!
 
 
それでは、ありがちな口ぐせを子どもが自分から動いてしまう言葉がけに変換してみましょう!
 
 
「宿題やったの?」
    ↓ 
「宿題は何時からやる?」
 
子どもが決める!という方法は脳が自分に自分で指示を出しているので、私たち親が『◯時にやりなさい!』というよりよっぽど効果的ですよ!
 
 
「もう出発する時間だよ!」
    ↓ 
「はじめに荷物を玄関に持っていこうか」 
 
 
出発するために何をしたらいいのかわからないのかもしれません。具体的にやることをすぐに動ける言葉で伝えましょう。
 
 
「早く片付けて!」
   ↓ 
「一緒に片付ける?一人で片付ける?」 
 
⽚付け⽅法が分からないお⼦さんには、 ⼀緒にやってあげることも⼤事です。一緒にやることで実は協調性もついてしまうというメリットもついてきます!
 
 
お母さんの口ぐせ次第で子どもの行動がかわります。つまりコミュニケーションと言葉がけ次第で自立できる子供へとどんどん発達するのです。
 
 
子どもたちにつけたい力の1つに
 
 
『自分ってどうしたのかな?』
『自分はどうしたらいいのかな?』 
 
 
と考える力、思考力があります。
 
 
これが、将来の自立につながっていきます。ですから、依存型で育ってきたお子さんが大きくなったときにふと、
 
 
『私って何なのだろう?』
『どうすればいいのだろう?』 
 
 
と悩んでしまうときがきてしまうかもしれません。だとしたら、今、口ぐせを変えない理由ってないですよね!
 
 
 
 
将来、悩みごとを減らしたい! 
子どもをどんどん発達させたい!
もっとお母さん自身がラクになりたい!
 
 
という方こそ、今、コミュニケーションを口ぐせから変えていくタイミングです!
 
 
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執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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