子どもの夢を奪っているのはママだった!? 夢や希望を持ってチャレンジする子に育つためにママがするべきこととは?

子どものためと思って、自分の想いを押し付けてしまっているママいませんか?悲しいことに子どもの夢を奪う最大の元凶は、「親」であるとも言われています。チャレンジする子にママがするべきことは?今回は、二人の女性の言葉にそのヒントが隠されています。
 

【目次】

1.子どもに夢を持たせてあげられなかった過去

 
 
実は先日、みなさんもきっとご存知の方と対談のお仕事をしてきました。
 
 
対談のお相手とは…
 
 
あの大ヒット映画&ドラマとなった チア★ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜のモデル!
 
 
福井商業高校チアリーダー部JETS顧問の五十嵐裕子先生です。
 
 
映画では天海祐希さん演じる、こわ〜い先生として描かれていますが、「福井県の片田舎からチアダンスで全米優勝しよう!」というぶっ飛んだ夢を掲げ、周りの反対にメゲることなく、本当に成し遂げってしまった奇跡の先生として映画やドラマを通して、多くの感動を与えて下さっています!
 
 
今回、五十嵐先生とお話をさせて頂いて、面白いことを仰っていました。
 
 
五十嵐先生は、最初から全てうまくいっていた訳でなく途中、自分が不登校になるくらいのご苦労をされたそうです。
 
 
前任校では生徒からの強い反発に合いながら、それでも生徒に夢を持たせようと努力をなさっていたそうなのですが、どういうわけか、子どもたちに夢を持たせることができなかったそうです。
 
 
それは、コミュニケーションの仕方に問題があったのですが…
 
 
みなさんはお分かりですか?
 
 
それは、子どもに夢を持たせる時に、自分の想いを押し付けて、子どものことを認めずに話したから。
 
 
「あなたなんかダメです」
 
「そんなんでは、絶対に世の中出ても上手くいかない!」
 
 
 
 
子どものためを思って言ったつもりでも、このアプローチの仕方では上手くいかなかった、 と五十嵐先生は仰っていました。
 
 
聞けば、そうだよな〜と思いますが、実際にその場になってみると、案外同じようなことを 言っているママは多いのではないでしょうか?
 
 
子どもを否定して何かさせようとしても効果はない。
 
 
ついついやってしまいそうなこの話し方は今日から封印してみましょうね!
 
 

 
 

2.奮起したママの未来へ向けた言葉

 
 
次に、ある門下生(リサーチャー)の夢を綴った資料を受け取りました。
 
 
私は、その人の性格も行動もよ〜く見てきて知っているので、とても感動しました!
 
 
そこには、何が書いてあったのか?少しだけ紹介しますね!
 
 
今までの人生はできることを繰り返して、生きてきました。
 
 
大変そう、リスクがある私には無理…
 
 
何かをやる前に、失敗することを恐れ、やらない理由をつくり、新しいことへチャレンジせずに生きてきました。
 
 
そして、今わが子が私と同じような状況になりかけています。
 
 
「運動が苦手だからやりたくないー」
 
「怖そうだからやめとくー」
 
「どうせできないしー」
 
 
 
 
わが子もやらない理由を探しています。
 
 
また、子どもたちが何かをやりたいと言ってきても、いろんな経験から逃げてきた私は、子どもたちをうまく先導できずにいます。
 
 
今までは先回りをして、子どもたちに失敗させないようにしてきましたが、「うちの子の才能はこんなもん」と決めづけずに、 子どもの能力を最大限に伸ばせる親になりたい!
 
だから!
 
まずは私がチャレンジして、「人生こんなもんか」ではなく、息子たちに「やるから、できる!」を教えていきたいです。
 
 
私も息子も食いっぱぐれない人生をめちゃくちゃ楽しめる人になります!
 
 
自分自身の生き方が、子どもに影響していると知って奮起したママの言葉。
 
 
どう感じましたか? この決意の文章のあと、具体的なチャレンジや、ぶっ飛んだ夢が書いてありました。
 
 
私はそれを実現する方法をプロデュースしていきます!
 
 

 
 

3.チャレンジする子どもに育つためにママがするべき3つのこと!

 
 
 いかがでしたか?
 
 
お二人の女性たちの話からもわかるように、
 
 
夢や希望をもってチャレンジする子に育つためにママがするべきことは、
 
 
①否定して何かをさせようとするのはNG
 
②子どもの能力に限界をつくらない
 
③ママ自身がチャレンジする姿を見せる
 
 
 
 
 新しいことにチャレンジできないのは、発達凸凹だから。グレーだから。確かにそういう側面もあるでしょう。
 
 
だけれども、それだけじゃない「何か」が必ずある!と私は思っています。
 
 
ママががむしゃらにチャレンジする姿を見てシラケる子はいません。
 
 
大人であろうが子どもであろうが、自分をさらけ出して懸命にチャレンジする姿は感動を呼び、見ている人にプラスの影響を与えるものです。
 
 
文句を言ってたって始まらない!
 
自分が変わればいいんだ!
 
 
こうやって、人生をめちゃめちゃ楽しめる親子がどんどん増えていく時代をリードする「発コミュ」でありたい!
 
 
改めてそう感じた門下生の決意でした!
 
 
よ〜し!私もまだまだ頑張ります!
 
 
みなさんは2021年に向けて何にチャレンジしますか?
 
 
こちらの記事でもママのチャレンジする人生についてお伝えしています。あわせてチェックしてみてくださいね。
 
 
 
 
 
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執筆者:吉野加容子
(発達科学コミュニケーショントレーナー、学術博士、臨床発達心理士)
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