グレーゾーン 発達障害

行動の切り替えが苦手な発達障害・グレーゾーンの子どもが、自信を持って行動できるようになる親子のコミュニケーション!

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自宅では気にならなかったのに、集団行動だと、いつも後ろのほうに並んだり、取り掛かりが遅めのわが子。次の行動に移すのが遅いと、「ひょっとして発達障害?この先大丈夫?」と不安を感じますよね。お母さんができる、適切な対応についてお伝えします。
 

【目次】

 

 

1 行動が一歩遅いタイプの子ども、切り替えが遅い子ども

 
 
マイペースに見える不注意タイプの特性を持つ子どもたちは、わざと遅くして困らせようとしたり、わがままを言っているわけではありません。
 
 
おしゃべりで、明るくて、人懐っこく、ちょっぴりマイペース君。小さいときから好きなことに、すごく集中して楽しみ、おしゃべりも上手なわが子。
 
 
ところが、小学校へ進むと一斉指示で、行動の切り替えを要求されることがどんどん増えていく。すると、わが子の長所と思っていたことにあれ?と不安を感じ始める。
 
 
小学校生活では、ほとんどすべてが決められたカリキュラムを、担任の先生の指示に従ってこなさなくてはいけない。 けど、なかなか素早く切り替えができないわが子
 
 
みんなで一斉に 「はい、○○ページをひらいて、○○行から読んでいきましょう。」
 
 
「次は生活の授業なので、赤白帽をかぶって、探検バックをもって、廊下に並びましょう。」
 
 
ほかのことを考えているのか、周りのお友達がすでに、指定のページを開き終えて待ってるときに、教科書を引き出しから出している。
 
 
赤白帽をロッカーに取りに行っても、なかなか割り込んでまでとれず、モタモタしてクラスで1番最後に並んでいる。
 
 
授業参観でたまたまそんな様子を見たら…あなたは、どうしますか?
 
 
これ、実は過去の私のことです。あの頃の私は、子どもが自宅に帰ってくるとすぐに 「周りをよく見て!先生のお話ちゃんと聞こうね。」 と言っていました。
 
 
その後も子どもの学校での生活が心配で、「今日は、何を教えてもらったの?」 とちゃんと授業を聞いているか、チェックするために質問をしていました。 大体1年生の半ば頃までは、忘れたー。 とほとんど期待の答えは戻ってきませんが…
 
 
また、不注意タイプで連絡帳や給食時に使うマスクセットも学校によく忘れてきました。 そのたびに、取りに行ったり、メモを張り付けたり。 毎日、忘れ物をしないように口うるさく言っていました。
 
 
すると、だんだんわが子は、以前のキラキラした表情が減り、自信をなくしていってしまったのです。
 
 
そして、自信をなくしたわが子は
 
 
「僕は、毎日一生懸命頑張ってる!!みんなのペースに合わせようとしているのに、周りのみんなも先生も責める。 そしてママまで僕を責める。僕はこんなに頑張っているのにこれ以上どうしたらいいの?」
 
 
と、期待に応えられてない自分へいら立ち、不安、心の悲鳴を言うようになってしまったんです。
 
 
 
 

 

2 発達障害、グレーゾーン、マイペースな子どもが自信をなくしてはいけない理由

 
 
自信をなくすとどうしていけないのでしょうか?
 
 
自分への自信をなくした子どもは、自分は周りの期待の応えられない悪い子、だから「どーせ僕はダメな子なんでしょ!」と思うようになってしまいます。すると、なにかを頑張ってやってみよう!と気持ちがなくなってしまいます。
 
 
自分で頑張ってやってみても、叱られるからやってくれるのを待とう。無駄に叱られるのはめんどくさい。だからやらない! と、言われないとやらない。遅い行動がさらに遅くなり、自分からはやらなくなってしまうのです。
 
 
しかし 人間の脳は、行動して発達していきます。 行動が減っていけば、その部分の発達は進みません。
 
 
反対に 自分の行動を友達、先生、一番接触の多いお母さんに、褒められて肯定された!と感じたらどうなるでしょうか。子どもに自信ができて、 「もっと頑張ってみよう!自分もできるようになりたい!」と自らを行動したくなります。
 
 
たとえ、すぐうまくできなくても、行動すれば脳は発達していくのです。
 
 
 
 

3 不注意で行動が遅めな子どもが自信をつけるには?その自信をつけてあげられる人になろう!

 
 
自信のなさを改善して、自信をつけるには、「 現状のままで、いいよ。その調子!」とできていることを認めて、褒めてあげたらいいんです。それが、子どもの行動を増やして脳の発達を加速させる早道です。
 
 
毎日一緒に過ごす時間が1番長いお母さんが、積極的に子どもに声をかけてあげることはとても大切です。
 
 
「毎日、頑張って学校行ってるね。」「一生懸命ノートをとっていたね。」 「ママ頑張っている姿を見られて凄くうれしかったよ。」 「教科書を早めに出しておく準備力がだんだんついてきたね ♪」 「ちゃんと連絡帳書いてきたね」
 
 
こんな風に、お母さんにありのまま褒めもらえて、認めてもらえたら、子どもがもっと頑張ろう!と自分でやりたくなっていきます。こうして行動量が増えていき、脳の発達が進んでいくのです。
 
 
発達障害やグレーゾーンの子どもたちは、たとえお母さんができてないところを指摘しなかったとしても、先生、友達から日々、自然に注意されてしまうことが多いですよね。これが積み重なって心の傷となっていきます。
 
 
だから、お母さんは、子どもの心と行動のペースを守る人になってあげてほしいんです!
 
 
行動が一歩遅いタイプの子ども。いつか自信をもって、自分で乗り越えていける子に育ってほしいと思うなら、あえて、できてない、直してあげたい指摘はスルーしましょう。
 
 
そして、「それでいいよ。」「頑張っていたね。」「準備力って大切だね。」
 
 
と普段から、折に触れて、伝えてあげてください。子どもが自分でしっかりと行動できるようになるまでは、子どもに寄り添いながら待ってあげてください。
 
 
お母さんが、子どもの心と行動のペースを守る人になって、今できているところを認めて褒める習慣にする。 そうすれば、徐々に自信が復活してきます!ぜひ試してみてください。
 
 
 
 
執筆者:八木香り
(発達科学コミュニケーションリサーチャー))
 
 
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