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行動が遅い子どもに効果抜群!行動力を育てる3ステップとは?

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行動が遅い子どもにイライラしてつい「早くして!」と言っていませんか?実は子どもを急かしても、全く効果はないんです!そこで今回は子どもの行動力を育てる秘訣についてお話しします。
 

【目次】

 

1.行動が遅い子どもにイライラして急かしていませんか?

 
 
発達障害グレーゾーンの子どもは、行動が遅いタイプが多いですよね。
 
 
・指示を出してもなかなか行動できない
 
・集団生活の中ではワンテンポ遅れている
 
 
こんな子どもの様子を見て
 
 
「早くして!」
 
「みんなに置いていかれないようにもっと急いで!」
 
 
などと声をかけることも多いかもしれません。
 
 
ところがどれだけ急かしても、全然スムーズに行動できるようにならない…こんな風に悩んでいませんか?
 
 
実は「子どもの行動が遅い」と言う問題には、脳の発達が未熟なことが関係している場合が多くあります。
 
 
だからお母さんがいくら急かしても、なかなか改善されないのです。
 
 
さらに急かすと言うことは子どものペースを否定していることと同じです。その結果、
 
 
・自分で考えることをしなくなり、主体性がなくなる
 
・「自分はダメな人間なんだ」と自信を失ってやる気がなくなる
 
・焦ることで作業が雑になり、ミスが増える
 
・否定されることで、親子関係が悪くなる
 
 
などの悪影響が出ることも多くあります。
 
 
 
 
特に「自信を失ってやる気がなくなる」と言うのは、行動が遅い子どもにとっては致命的です。
 
 
なぜなら、行動量が減ってしまうと脳が発達しないため、どんどんスムーズに行動できなくなってしまうからです。
 
 
でも、お母さんが適切な対応をすれば、行動が遅い子どももサクサク動けるようになるんですよ。
 
 
そこで今回は、発達障害グレーゾーンの子どもの行動力を育てる秘訣についてお話しします。
 
 
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2.発達障害グレーゾーンの子どもがマイペースな理由とは?

 
 
行動が遅い子どもは、脳の機能の1つである「ワーキングメモリ」の働きが弱い傾向があります。
 
 
ワーキングメモリとは、情報を記憶して課題に取り組む能力のことです。
 
 
私たちの脳の中では「指示を聞いて行動する」と言うときに
 
 
①指示された内容を覚える
 
②記憶した情報(指示)をもとに行動する
 
 
という処理が行われています。
 
 
ところが、発達障害グレーゾーンの子どもはこのワーキングメモリが小さい場合が多くあります。つまり、十分な情報を頭の中に入れておいた状態で、課題に取り組むことができないのです。
 
 
さらにワーキングメモリが少ないと、見通しを持って行動することが苦手になります。そのため時間配分を考えて行動することが難しくなるのです。
 
 
 
 
また、ワーキングメモリの量は年齢が上がるにつれて増えていきますが、もともとワーキングメモリが小さい場合は同年齢の子どもに追いつくことは難しいと言われています。
 
 
つまり行動が遅い子どもには早いうちに適切な対応をしてあげないと、年齢とともに「みんなと同じようにできない」と困る場面がどんどん増えてしまうのです。
 
 
だからこそ、子どもが「どうすればいいのか分らない」と困っている状況を理解して、脳の特徴にあった対応をしてあげることが大事なんですよ。
 
 
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3.子どもの行動力を育てる3ステップはコレ!

 
 
ここでは行動が遅い子どもに効く、3ステップを紹介します。
 
 

◆①見通しを持たせる

 
 
1つ目は、見通しを持たせる声かけをすることです。
 
 
発達障害グレーゾーンの子どもは、時間の概念が育っていなかったり、見通しを持って行動することが苦手です。ですから
 
 
・スケジュールを予め伝えておく
 
・目標の時間を示す
 
 
ことが必要になります。
 
 
例えば朝ごはんを食べる場面だったら
 
 
「学校に間に合うように8時に家を出ようね」
 
「そのために、7時45分までにご飯を食べ終わろうね」
 
 
と言う感じで、具体的な時間と予定を伝えていきます。
 
 
こうすることで、急いで行動しなければいけない理由や所要時間を把握することができるので、自分で時間配分を考えながら行動していく練習にもなるんですよ。
 
 

◆②シンプルな指示出し

 
 
2つ目はわかりやすいシンプルな指示出しをすることです。
 
 
行動が遅い発達障害グレーゾーンの子どもは
 
 
・一度に複数の指示を覚えることができない
 
・できごとの順序が分からなくなることがある
 
・注意を持続させることが難しい
 
・知らない情報が含まれていると忘れやすい
 
 
などの特性を持っています。
 
 
つまり、マイペースな子どもに指示を出すときには、
 
 
・やってほしいことは1つだけ伝える
 
・子どもがどうすればいいのかすぐに理解できる言葉を使う
 
 
というポイントに気を付ける必要があるのです。
 
 
例えば
 
 
・「着替えてね」→「パジャマを脱いでね」「靴下をはいてね」「ズボンをはいてね」
 
・「片づけてね」→「車を箱にしまってね」「本を棚に入れてね」
 
 
と言うように子どもにやってほしいことを1つにしぼってください
 
 
行動をスモールステップに分解して、具体的に伝えることが大事なんですよ。
 
 

◆③こまめに褒める

 
 
そして子どもが行動し始めたらこまめに褒めてあげましょう。と言っても特別なことは必要ありません。
 
 
例えば着替える場面だったら
 
 
「パジャマ脱げたね!」
 
「靴下はいてるんだね!」
 
「ズボンに足を通せたね」
 
 
と言う感じで、子どもの行動をそのまま口に出せばOKなんです。
 
 
「パジャマを脱ごうね」
    ↓
「ちゃんと脱げたね!じゃあシャツを着ようか」
    ↓
「シャツを着れたね。次は靴下を履こう!」
 
 
と言うように、子どものペースを見守りながら「褒め」と「指示」を繰り返してください。
 
 
こうすることで行動が遅い子どもに自信がつき、自主的に行動するようになっていくんですよ。
 
 
 
 
いかがでしたか?
 
 
行動が遅い子どもに効果的なのは
 
 
・見通しを持たせる
 
・シンプルな指示出しをする
 
・こまめに褒める
 
 
という3つです。
 
 
お母さんの適切な対応で、子どもの自信を回復させて行動力を育ててあげてくださいね!
 
 
また、「朝の支度が遅い!」というお悩みの解決法は、こちらの記事で紹介しています。合わせてチェックしてくださいね。
 
 
 
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執筆者:森あや
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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