グレーゾーン

不安が強い子どもだからこそ必要なこと!前に踏み出すためにお母さんができる対応とは

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お子さんは不安や恐怖を感じると、動けなくなってしまうということはありませんか?気持ちと行動の不一致にどのように対応したらよいか悩んでしまいますよね。そこで、不安が強い子どもが前に踏み出すためにお母さんができる対応をお伝えします。
 

【目次】

 

1.不安が強い子どもが行動できなくなった時の対応はどうしていますか?

 
 
不安が強い発達障害・グレーゾーンの子どもにはある出来事がきっかけで、不安や恐怖を強く感じて行動を躊躇してしまうタイプの子が多くいます。
 
 
一度不安や恐怖を感じると、
 
・失敗したらどうしよう
・また同じことがあったらどうしよう
 
などと、まだ見ぬ先のことをあれこれと考えて立ち止まってしまい、なかなか前に進めない。
 
 
このような時、どのように子どもに対応していますか?
 
 
・「気にしたってしょうがないでしょ!!」 
・「いつまでも気にしない!!」
 
 
などと言って、無理に子どもを行動させようとしていませんよね…?
 
 
これはもちろんNGです!
 
 
子どもの気持ちに寄り添わないお母さんの声がけや対応は、不安が強い子どもの行動力を止めてしまい不安や恐怖の感情をますます強くしてしまうからです。
 
 
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2.子どもが行動できなくなる理由

 
 
不安や恐怖といった感情は自然な反応です。発達障害の有無に関係なく誰もが感じるものです。
 
 
しかし、発達障害・グレーゾーンの子どもはネガティブな記憶が残りやすく、その感じ方が強いのです。
 
 
ですから、不安の強い子どもの一度嫌な思いをしたという経験が不安や恐怖となり、安全でいられる場所から動くことができなくなってしまいます。
 
 
そうなっていくと…
 
・本当は行きたいけど行けない
・やりたいのだけど怖くてできない
 
気持ちと行動が一致せず、その場で足踏みする状態になってしまうのです。
 
 
不安が大きくなればなるほど行動できなくなってしまいます。
 
 
不安や恐怖といった感情が強くてなかなか行動できなくなってしまった不安の強い子どもが、勇気を出して一歩踏み出すためにはどうしたら良いのでしょうか。
 
 
子どもが自分で自分の気持ちと向き合い、動くことは難しいです。また、動けなくなった理由を上手く伝えることもできないことがあります。
 
 
ですから、行動する勇気を引き出し、背中を押してあげることが必要になります。
 
 

 
 

3.ある出来事から野球に行けなくなった息子

 
 
私の息子の話をさせてください。
 
 
息子は嫌なことがあると、ネガティブな記憶から精神的に弱くなり体調不良となって表れて、行動することを嫌がることがあります。
 
 
例えば息子の場合は
 
「お腹が痛い」と言う
・朝ご飯をいつもより食べることができない
・着替えや準備をしない
「行きたくない」と言う
 
などです。このような言動が起きた時は息子のSOSのサインが出ているということです。
 
 
息子は野球が大好きでスポーツ少年団に入っているのですが、チームメイトからの一方的な言葉かけに野球にいけなくなってしまったことがありました。
 
 
いつものように練習に行くと突然、身に覚えのないことを責めるように言われたのです。その時、息子は顔色を真っ青にして何も答えることができませんでした。
 
 
私が事情を確認しようとしても「後で話をする…」としか答えません。それでもその日は最後まで練習をしました。
 
 
しかし、次の日から「練習に行きたくない」と休むようになったのです。
 
 
私は息子が「行きたくない」といった時に原因が昨日のことだとすぐにわかりました。しかし、息子に聞いても「違う」というので休みたという気持ちに共感することで様子を見ることにしました。
 
 

 
 
一週間後の練習日の朝。やはり「行きたくない…お腹が痛い」という息子に、もう一度先週のことをききました。
 
 
すると、「怖かった…。また言われたらどうしよう…。だから、やめたい」と気持ちを話してくれました。
 
 
大好きな野球には行きたいけれど、朝になると、チームメイトから言われた時の記憶がよみがえって身体が動かない…という苦しさを抱えていたのです。
 
 
今のチームを辞めて違うチームに入ることは簡単です。
 
 
しかし、ここでやめてしまっては、何か同じようなことがあった時に前に進むことができなくなってしまい、逃げて解決するという負のループができてしまうと思いました。
 
 
何とか乗り越えて前に進んでほしい!
 
 
息子がチームに戻れるように対応した2つのことで、今でも楽しく通っています
 
 
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4.息子が前に踏み出すためにした2つのこと

 
 

◆気持に共感する

 
 
まずは息子の「怖かった。また言われたらどうしよう…」という不安と恐怖の感情に共感しました。
 
 
・「怖かったよね。」
・「また言われるのではないかって不安だよね。」
 
息子の気持をそのまま言葉に出して返しました。
 
 
まずは自分の気持が受け止められたと感じることが大切です。
 
 
子どもの気持ちに共感することで、自分の気持が分かってもらえたという安心感がわきます。特に、不安の強い子どもには安心することが必要です。
 
 
この安心感が心の土台となります。土台が不安定では何もできません。
 
 
いくら励ましの言葉をかけても前に進むことはできません。まずは、心の土台をしっかりと築きましょう
 
 

 
 

◆たった一言の「大丈夫」

 
 
気持に共感して心の土台を整えたところで、息子にかけた言葉は「大丈夫だよ」のたった一言です。
 
 
コーチと連絡を取って事情を確認し、
 
 
・息子の理解不足の行動からチームメイトの子が叱られてしまった
 
・相手の子の性格ですぐに言葉に出してしまう
 
・相手の子はもう気にしていない
 
 
ということが分かりました。
 
 
ですから、あとは息子が前に進む勇気を出すだけだと思い、たった一言丈夫だよ」と言って、背中を押すことにしました。
 
 
次の週末の練習の朝。息子は野球に行く準備を始めました。
 
 
不安も感じている息子の気持が分かりましたが、ここで一歩前に進んでほしいと思った私は、笑顔で「大丈夫だよ。」と言いました。
 
 
その日、息子は野球に行きました。しかし、すぐに気持ちを切り替えて練習に参加できたわけではありません。
 
 
・朝ご飯があまり食べられない
・駐車場で「お腹がいたい」と言ってしばらく車から降りられない
 
といったことがしばらく続きました。
 
 

 
 
それでも「行きたくない」とは言わない息子の様子に、「野球が大好き。練習に行きたい」という気持ちが伝わってきました。
 
 
ここでも「大丈夫だよ」と言って息子が自分から動くことを待ち、息子のペースで進みました。
 
 

5.一歩進めた息子から感じたこと

 
 
今では、息子は「遅刻したくない!」と時計を見ながら早めに準備をして家を出ます。あの時の不安や恐怖を感じることはありません
 
 
ネガティブな記憶が残りやすい発達凸凹キッズの息子だからこそ、乗り越えられたときの成長は一つの大きな財産です。
 
 
今回の息子のことを通じて、子どもと一緒に横に並び、時には後ろから背中を押して前に進む一歩を後押ししてあげる存在でいたいと強く思いました。
 
 
心の土台とたった一言の「大丈夫」で、息子は一歩前に踏み出すことができました。
 
 
不安が強い子どもに、一歩踏み出す勇気を付けてあげたいと悩んでいるお母さんに私と息子の経験が参考になれば幸いです。
 
 
 
 
 
 
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執筆者:さとうみな
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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