勉強嫌いな子がカードゲームで頭が良くなる!?遊んで学べるトレカ学習効果

勉強嫌いな子どもに頭を悩ませているお母さん。実は子どもが楽しく学ぶと学習効果は倍増します!遊んで学べるトレーディングカードゲームで頭が良くなる効果があるとしたら?取り入れない手はないですよね!遊びで子どもを賢くしちゃいましょう!

【目次】

 

1.不登校で勉強嫌いな子どもは遊んで学べる方法で頭を使う!

 
 
勉強大好き!というお子さんはあまりいないですよね。
 
 
お母さんはいつも、子どもがどうやったら勉強するようになるのか、成績がアップするのか、考えたり情報収集したりしていると思います。
 
 
我が家にも勉強嫌いな不登校小学生男子と、学校は行っているけれど勉強はあまり好きではない小学生女子がいます。
 
 
ですから私は、楽しく学べる遊びはないだろうかとリサーチするのが大好きです。
 
 
勉強嫌いな子どもが楽しく勉強できるようにと、カルタやトランプ、カードゲームなど様々な勉強要素のつまった遊んで学べる商品がありますね。
 
 
自分の子ども時代にもこんなにたくさん遊んで学べるものがあれば、もっと楽しく勉強できたんだろうな…と羨ましく思います!
 
 
ですが、
 
 
・小学校低学年くらいまでは親子で勉強になる遊びをできていたけど、大きくなるとのってこない
 
・ゲームといっても、勉強要素が入っているとお母さんの思惑に気づいて拒否される
 
・最初の数回はやってくれるけどすぐに飽きて長続きしない
 
 
などということはありませんか?
 
 
 
 
そこで、今回は、男の子たちがよくハマるトレーディングカードゲームの効果について注目してみました。
 
 
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2.頭が良くなる!?トレーディングカードゲームの秘密

 
 
トレーディングカードゲームは、お母さんにとっては、
 
 
「オタクっぽい」
「次々買わされてお金がもったいない」
 
 
などと、あまり魅力を感じないのではないでしょうか?
 
 
そんなトレーディングカードゲームも、お母さんと一緒に遊べば、子どもの学習能力を上げる効果が期待できますよ!
 
 
男の子達がはまるトレーディングカードゲームには色々な種類があります。
 
 
ポケモンカード(通称ポケカ)、バトルスピリッツ、デュエル・マスターズ、遊戯王、バディファイト、モンスターコレクションなどなど…
 
 
我が家の息子も、上の全てのカードゲームを小学校低学年から中学年頃にかけてやりまくっていました。
 
 
なぜ、そんなにも男の子達がはまるのかというと、「おもしろいから!」です。
 
 
それぞれのカードゲームには、アニメやゲームのストーリーがあります。
 
 
そして、たくさんの種類のカードがあります。中には1万種類以上もあるゲームもあるそうです。
 
 
自分だけのオリジナルのデッキ(トランプでいう手持ち札のようなもの)を作り上げて対戦することで、何通りものバトルが展開されるのです。
 
 
 
 
また、使えるカードもある一定期間を過ぎると古いものは使えなくなり新商品が販売されるので、新しいものを取り入れて更に強いデッキをつくりたくなるのです。
 
 
フル回転して頭を使っているのですから、カードゲームで頭が良くなるというのもうなづけますよね。
 
 
「学習」というと、私たちは子どもの今の年齢で到達しているべき学習課題に目をむけがちだと思います。
 
 
例えば、小学3年生だったら、割り算ができるか?3年生の漢字が書けるか?などに着目していますよね。
 
 
ですが、トレーディングカードゲームには年齢を超えた学習を身に付けられる効果があるんですよ!
 
 
遊んで学べるカードゲームなら何度も繰り返しできるので、すぐに忘れてしまうリスクがありません。
 
 
「我が子が大人になった時に身に付けて置いて欲しい力は何か?」
 
 
という長期的視点で子どもの能力をみてあげると、カードゲームはとても効果的な教材になるんです。
 
 

3.トレーディングカードゲームの驚くべき学習効果

 
 
トレーディングカードゲームの学習効果を理解すれば、
 
 
「ちょっとオタクっぽくいてもいいか!今は勉強得意じゃなくてもいいかな」
 
 
と思えてくると思います。
 
 
私が息子とカードゲームで遊んで学ぶ中で、とりわけ「これはすごい!」と注目した3つの学習効果をお伝えしますね。
 
 

◆読解能力がアップ

 
 
デュエル・マスターズのオラマッハ・ザ・ジョーカーというカードに書かれていることを抜粋します。
 
 
このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる。このターン、このクリーチャーがバトルに勝った時、アンタップし、相手のシールドを1つブレイクする。
 
 
相手が呪文を唱えた時、その呪文とコストが同じジョーカーズ・カードを1枚、自分の手札から捨ててもよい、そうしたら、その呪文は効果を失う。
 
 
このカタカナが多数入り、複雑な指示を、勉強嫌いな小学校男子が理解することができる!
 
 
すごいことではないですか⁈
 
 
普段の教科勉強では文章を読み取れていないなと感じる子でも、好きなカードゲームなら、こんなに難しいことでも読み取れるようになってしまうんです。
 
 
好きなことで難しい文章を読み取る力をつけていけば、大きくなって論文や難しい書籍を読む時に役立つと思います。
 
 

◆英単語の知識がアップ

 
 
先ほどのカードに書かれている文章の中に出てきたカタカナ言葉は8個ありました。
 
 
英語に直すと、
 
 
「creature」
「battle」
「zone」
「turn」
「tap」等。
 
 
「creature」は英検2級レベル、「battle」、「zone」は英検3級レベルだそうです。
 
 
ゲームをしながら楽しく勝手に学べ、難しい単語でも頭に入っていると大きくなった時に本格的に英語を勉強したときに役立ちます。
 
 
我が家でも娘が難しい英語の絵本を苦戦しながら読んでいるところに息子が来て、「それはクリーチャーだよ!」と、さらりと教えてくれたりということがよくあります。
 
 
 
 

◆想像・創造力がアップ

 
 
たくさんのカードの種類があるため、どのように勝つか考える攻略法は無限大です。
 
 
「このカードを持っているから、あのカードも混ぜたら強くなれるかな」
 
「このカードを使えば、ピンチの時に逆転できるかな」
 
 
と、思考を巡らせて自分だけの攻略法を創りあげていくことができるのです。
 
 
これからの時代、他にはないものを考え出す力や、自分のアイデアを人に伝える力が重要になっていきます。
 
 
机に向かってやる勉強ではなかなか身に付けることはできない力だと思いませんか?
 
 
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4.お母さんも一緒に遊んで楽しく学べる!子どもの「言葉の力」アップ!

 
 
子ども達は楽しそうにカードゲームをやっていても、興味のないお母さんにとっては「やりたくない、つまらない」と思うかもしれません。
 
 
ですが、お子さんが一緒にやってくれる場合は、ぜひ一緒にやってみてください。
 
 
「うちの子はこんなにすごいことを理解できるんだ!」
 
 
と、子どもの力を見直す良いきっかけになりますよ!
 
 
また、カードゲームを始めたばかりのお子さんだったら、お母さんが一緒に勉強して、一緒に強いデッキを作れるようになりましょう。
 
 
お母さんが頑張りすぎる必要はありません。
 
 
「これはなんて書いてある?」
「これはどういうことだと思う?」
 
 
というように、お母さんはわからないフリをして、子どもに聞くことで子どもはもっと調べたい!わかるようになりたい!と思います。
 
 
勉強嫌いな子には自分から学びたいという気持ちを育てることが大事です。
 
 
また、お母さんに伝えることで更に理解が深まり、伝える言語能力のアップにもなりますよ。
 
 
 
 
ぜひ、子どもの興味に寄り添って、子どもの力を引き出してあげてくださいね。
 
 
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執筆者:すずき真菜
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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