お母さんがコミュニケーションを変えると、発達障害・ADHDタイプのお子さんの怒りっぽさが抜け、長所や個性が伸びます。私が悩んでいた頃の子育ての様子を振り返ってみたいと思います。迷っているお母さんの背中を押すことができたら嬉しいです。 |
【目次】
1 怒りっぽかった長男が自分でイライラをコントロールできるようになりました。
2 長男の怒りっぽさをなんとかしようと奮闘していた過去
3 発達障害・ADHDタイプの子どもの長所・個性を伸ばしていくには
1 怒りっぽかった長男が自分でイライラをコントロールできるようになりました。
こんにちは! 今日は子ども達のスイミングスクールの間にPCを持ち込んで仕事をしていました。
スクールに向かう車の中で、長男が弟に対してきつい口調で話していたので、 どうなるかな?と様子を見ていました。
すると自分でそのことに気づいたようで、優しい口調で言い直していました。それを見ていて、この1年でずいぶん落ち着いたんだなと改めて感じ、嬉しさで胸がいっぱいになりました。
2 長男の怒りっぽさをなんとかしようと奮闘していた過去
長男は、小さい頃からよく動く活発な子でした。活発すぎて困ることがありましたが、素直で、聞き分けは良い子でした。
それが小学校2年生の時の編入を機にとても反抗的で怒りっぽい子になってしまいました。家では、どんな状態だったかというと…
●常に、イライラしている。少しでも気に触ることを弟がすれば大きな声で怒鳴り散らす。
●思い通りにいかないと叫んで、癇癪を起こす。
●今までなら怒らなかったことでもすぐに怒り狂って「出て行く!!」と叫ぶ。
●イライラするのか部屋を走り回ってソファーで逆立ちのようなポーズをよく取っている。
あんなに素直で優しかった子がこんな風に変わってしまうなんて…と、私は本当にびっくりしました。うちの子どうしたの!?と思い焦った私は、やってはいけない行動を直そうと必死に叱り続けました。
結果的に私のその行動は息子のイライラをエスカレートさせる結果になってしまいました。
学校でもお友達と毎日喧嘩してくるようになり、家でもますます荒れていきました。担任の先生からは毎日のように電話が!私はどうしたらいいのかわからなくなり、悩み苦しみました。
そんなとき、ネットで検索した中から発達科学コミュニケーションに出会いました。
受講料などはもちろんかかりましたが、この苦しみから解放されたい!!この子の人生にいいものを与えられるなら!!と思い、藁をもつかむ思いで受講に踏み切りました。
夫にも相談なく即決しました。だって、毎日の生活の中で、私の方が子ども達と触れ合う機会が多いから!何より、夫に反対されて受講しなかったことで後悔してしまうのがいやだったからです。
そんな思いで受講した発達科学コミュニケーションでは、
●息子がこんなに荒れてしまった原因
●私が頑張って叱っても、むしろ状態が悪化していまったことの理由
●長男がどんなことを感じていたのか。
●長男の怒りっぽさへの正しい対応
など私が知りたいと思っていた謎がどんどん明らかにされていきました。特に、「うちの息子にはこう対応すれば良いのか!」が理解できたので、とても安心し、気持ちがラクになりました。
実際にレクチャーの1回目から、なんと2週間であの怒りっぽさが落ち着いたんです! それは、学校の先生も驚くほどでした。学校からの電話は激減し、それと同時に授業態度も改善されていきました。
あの苦しんだ1年間はなんだったんだろう…。もっと小さい頃から発達科学コミュニケーションを知っていたら…。長男をあんなに叱らずにすんだかもしれない。今までやってきた子育てがこの子には合わない子育てだったんだととても後悔しました。
それがちょうど1年くらい前でした。
ふと今日、そんな気持ちを思い出し、お子さんが怒りっぽくて悩んでいるママがいれば私みたいに後悔して欲しくないとあらためて思いました。
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3 発達障害・ADHDタイプの子どもの長所・個性を伸ばしていくには
お子さんが怒りっぽいのには必ず理由があります。多くの場合、周りにいる大人の「コミュニケーション」が大きく関係します。だから、反対にコミュニケーションを変えれば、穏やかになるんです。
今、お子さんが怒りっぽいのはお母さんのせいではありません。お母さんは、今この瞬間も一生懸命子育てしていらっしゃると思います。悩むということは、一生懸命子育てをしているという証拠です!!
私自身が経験したように、お子さんが怒りっぽいのは、「お子さんの脳に届かないコミュニケーション」を繰り返した結果にすぎません。
だから、怒りっぽい子どもを穏やかにするには正しいコミュニケーションを知って実践すれば良いだけなんです。
この記事を読んでくださっているお母さんたちは真面目で一生懸命な方が多いので(本当ですよ!!)、実践してくだされば、お子さんの様子が確実に変化していきます。
私や長男のような思いは誰にもして欲しくありません。「まだ、うちそんなに困ってないし…」とお思いになるかもしれませんが、本当に困ってから対応するのではお子さんにとってもお母さんにとってもつらい経験になるでしょう。
発達科学コミュニケーションは、発達障害・ADHDタイプのお子さんのためだけのものではありません。お母さんもお子さんも楽しく自信をつけ、長所・個性を大切に育てていくための新しいコミュニケーションの方法です。
毎日の育児は大変ですが、お子さんはあっと言う間に大きくなっていきます。この大切な時期を親子ともに良い時間にできるようにしていきたいですね!!
執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)