グレーゾーン 発達障害

夏休みに発達障害の子どもがさくっと動いてお手伝いが好きになる極意

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子どもにとっては待ちに待った夏休み!お母さんにとっては家事の負担が大きくなる時期でもありますね。子どもが手伝ってくれたら楽になるのに動かない!とイライラする前に、サクッと動いてお手伝いをしてくれるようになるほんの少しのコツをご紹介します。
 

【目次】

 

1.お母さん、お子さんと一緒にお休み期間を楽しんでいますか?

 
 
長期休み中は、学校や勉強から解放されてほっとする、というお子さんが多いですよね。
 
 
一方お母さんは長いお休みになると大変です。家族が長い時間一緒にいると、家が散らかり放題、何度も兄弟げんかが勃発…せっかくのお休みなのに、家事に育児にてんてこまいになっていませんか?
 
 
「もう限界!」とお手伝いをお願いしてもみんな完全スルー…「ちょっとぐらい手伝ってくれてもいいじゃない!」「どうして私だけ…」とイライラしていませんか?
 
 
こういうことが続くと、
 
「仕事してる方が断然ラク!」
「お願いだから、学校早く始まって!」
 
と思ってきませんか?
 
 
 
 
お母さんのイライラを家族も感じ取って、おうちの雰囲気もどんより…お休みだからこそ、家事はそこそこに。お母さんがラクになるために、どんどん手伝ってもらいましょう!
 
 
今回は、発達障害の子どもたちがスムーズにお手伝いしてくれるようになる、ちょっとしたコツについてお伝えします。
 
 
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2.発達障害の子どもがスムーズにお手伝いしてくれないワケ

 
 
子どもに手伝ってほしいのはやまやまだけど、次のような声が聞こえてきます。
 
・何度言っても手伝ってくれません!
・私がやった方が早いし…
・興味をもってくれたら一緒に取り組めるのに。
・上手になったら助かるし、お留守番も頼みやすくなるのに動かないわ。
 
 
どうして子どもはスムーズにお手伝いしてくれないのでしょうか?
 
 
お手伝いをお願いしているときの状況を振り返ってみてください。
 
 
子どもがゲームやテレビに夢中のときに声をかけていませんか?
 
子どもがソファでのんびりしているときに声をかけていませんか?
 
 
もともと、脳は行動を切り替えるときに大きなエネルギーを使います。ですから、省エネのためにできるだけ同じ行動を続けたいという性質を持っています。この性質は、脳の発達がゆっくりな発達障害の子どもたちに強くみられます。
 
 
この性質に加えて、大好きなゲームやテレビに集中しているなら、夢中になりすぎてお母さんの声がまったく聞こえていない可能性もあります。
 
 
過集中と言って、興味以外の音や気配を感じなくなります。この時、大きな声を出して注意をひきつける行為は避けた方がよいでしょう。
 
 
たとえ、お母さんの声が聞こえていたとしても、大好きなゲームやテレビをやめてめんどうなお手伝いをする…どうしてもめんどくさいなと思ってしまうので、なかなか行動に起こすことができないんです。
 
 
 
 
また、ソファで寝転がっているのなら、寝た状態から体を起こすことも行動の切り替えにあたります。
 
 
体を起こし、柔らかなソファから立ち上がり、歩いて移動し、お手伝いをする。
 
 
なんと4回も行動の切り替えなくてはなりません!やはり脳としてはスムーズにいかないわけです。
 
 
子どもがさっと動けないのは、脳の性質も一因なのです。
 
 
この性質が分かると、お手伝いする姿勢を見せてくれただけで、「ありがとう!」と言ってあげたくなりますよね。
 
 
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3.子どもがサクッとお手伝いしてくれる極意とは?

 
 
さて、脳の性質が分かったところで、どんな作戦を取れば子どもが動いてくれるのかを考えていきましょう。
 
 
行動を切り替えるには大きなエネルギーが必要です。スムーズに切り替えるには楽しいことであると認識できるかどうかが鍵になります。
 
 
特に発達障害の子どもたちは、自分が好きなことなら一直線ですが、興味のないことや苦手なことはとことん拒否しますよね。お手伝いはどちらかというとめんどくさいネガティブなイメージがあります。
 
 
ですから、お手伝いを楽しくてポジティブなものに変えることができれば、スムーズに取り組めるはずです。「え?そんなこと無理」と思いますか?ただでさえ、家事でてんてこまいなのに、いやがるお手伝いを教え込む労力をかけられるかいと感じてますか?
 
 
カンタンなのはご褒美を用意することです。
 
 
「ちょっとお手伝いしてくれる?終わったら○○していいよ!」
 
 
このご褒美は子どもが喜びそうなものなら何でもOKです。まずはスムーズにゲームをやめ、ソファから立ち上がってもらいましょう。
 
 
また、ご褒美は先に使うことも有効です。
 
 
「おやつを食べるのとお風呂掃除するの、どっち先がいい?」
と聞いたら、ほとんどの子はおやつを選ぶと思います。
 
 
子どもがおやつにすると言ったら、
「じゃあおやつのあとでお掃除してね!」
とスムーズにお願いできます。
 
 
おやつをずっと食べながらゲームしていたという場合、ご褒美もなかなか思いつかないですよね。
 
 
そんなときは、選択肢をいくつか提示してみましょう。
 
 
「お風呂掃除とテーブルを拭くのと、どっちがいい?」
 
 
こんな風に選択肢を提示すると、人間は思わず選んでしまいますよね。子どもも自分が選んでいるので納得して取り組むことができます。
 
 
また、確実にやってくれそうな簡単な選択肢を入れておくのがポイントです。
 
 
すべてめんどくさそうなものだと、どれもイヤ!となって当たり前。
 
 
すぐできる簡単な選択肢を入れることで、行動の切り替えをスムーズにすることができます。この選択肢から選ばせる作戦ご褒美作戦を組み合わせると効果倍増です!
 
 
もちろん、お手伝いを始めたとき、している途中、終わった後はその都度しっかり褒めてあげてください。
 
 
 
 
お母さんに褒められたという嬉しい記憶が「お手伝い=めんどくさい」というイメージから、
 
 
お手伝いしたらお母さんが褒めてくれる!
だからまたやろう!
 
 
とポジティブなものに変えてくれます。
 
 
長い休み。子どもは時間に余裕があるからゆっくり着実にいろいろな家事が学べるチャンスです。将来の生活自立にもつながります。
 
 
お子さんにしっかりお手伝いしてもらって、お母さんはゆっくり過ごしてくださいね。
 
 
 
 
 
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執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
 

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