夏休み明けの学校への行き渋りや不登校を防ぐ!今からできる気持ちの整え方

長い夏休みも終わりが見えてきました。このままゆっくり過ごしていてして大丈夫かな?と夏休み明けの行き渋りや不登校を心配しているママもいるのではないでしょうか?そんなママに2学期に向けて今からできる気持ちの整え方をお伝えします!
 

【目次】

1.夏休み、どんなふうに過ごしていますか?
2.行き渋りや不登校は2学期から始まりやすい
3.夏休み明けに向けて今からできる対応法
◆気になることはできるだけ解消しておく
◆朝散歩でセロトニンを活性化させる!

 

1.夏休み、どんなふうに過ごしていますか?

 
 
お母さんにとって夏休みは毎日の食事の準備で大変かもしれませんが、子どもたちにとっては待ちに待った夏休み。
 
 
 わが子も指折り数えて夏休みを待っていました。
 
 
 家族で帰省したり、旅行やキャンプに行って元気に遊びまわっている子もいるでしょう。
 
 
 
 
 
ただ、発達障害の子どもの中には、暑いのが苦手、虫がキライと外に出かけないで自分の安全地帯である家にいたがる子どももいます。
 
 
 お父さんお母さんの仕事の都合やコロナの影響であまり遊びに行けないなというご家庭もあるかもしれません。
 
 
 そうすると、冷房の効いた部屋でゲームやテレビを見て過ごすことが多く、生活習慣が乱れてしまうという子もいるのではないでしょうか?
 
 
 夏休み明けには不登校になりやすいというのは、最近よく聞く話です。
 
 
 家の中にばかりいる子どもの場合、夏休み終わりの声が聞こえてくると、自分の安全地帯から出なければいけないことに対して、不安が強くなり学校に行こうという気持ちは盛り上がってきません。
 
 
 そして、起きてもいない先のことを心配しては、2学期への学校の行き渋りや不登校につながる場合もあります。
 
 
 今回はそんな夏休み明けの行き渋りが心配になってきたママに今からやってもらいたいことをご紹介します。
 
 
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2.行き渋り・不登校になりやすい2学期のスタート

 
 
なぜ、夏休み明けは不登校になりやすいのでしょうか?
 
 

 ◆①気になること、心配事がある

 
 
 例えば夏休みの宿題が終わりそうにないとか、お友達との関係に不安があるといった、心配事がある場合。
 
 
 大人でも何か気にかかることがあると、どこかで気持ちが落ち着かないということがありますよね。
 
 
 人生経験の少ない子どもにとっては、ちょっとしたこともプレッシャーになって気持ちの切り替えが難しくちょっとした心配事が行き渋りや不登校のきっかけになってしまうのです。
 
 
 
 
 

◆②気持ちのエネルギー切れ

 
 
 発達障害の子どもに多いのは、気持ちのエネルギー切れです。
 
 
 そもそも、発達障害・グレーゾーンの子どもたちは大人では気が付かないような、様々なことに気を使っています。例えば、  
 
 
・記憶や理解に弱いところがあって勉強についていくのが大変
 
・お友達の会話にいつも合わせてばかりいて気が疲れる
 
・感覚過敏があって、音や光の影響で落ち着かず我慢している
 
・不注意傾向で授業にずっと注意を向けておけない
 
 
 など、周りから見えない、特性ならではの分かりにくい困難さがあると、学校で毎日過ごすだけでも疲れてしまいます。
 
 
 そんな大変な1学期を過ごして、
 
 
やっと夏休みが来た!
それなのに、もう2学期だなんて…。
またがんばらなきゃ!けど…できるかな。
 
 
  なんてやる前から不安に思ってしまうのも分かる気がしますね。
 
 
 2学期には勉強もさらに難しくなるでしょうし、運動会など行事も多い学校もあるかと思います。
 
 
 心のエネルギーが溜まっていないと、頑張りが効かなくて行きたくなくなるのは仕方のないことかもしれません。  
 
 
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3.夏休み明けに向けて今からできる対応法

 
 

◆気になることはできるだけ解消しておく

 
 
「そんなこと気にしないの!」といくらお母さんが言っても気になるものは気になります。
 
 
 ならば、子どもが大丈夫かもと思えるような状況をつくってあげることが重要です。
 
 
 例えば、宿題ができていないことが気になるのなら、宿題は可能なかぎりやっつける。
 
 
 それがたとえ、答えを見てでも、ママが手伝ってでも…なんていうと驚かれるかもしれませんね。
 
 
 けれども、宿題が気になって学校に行けないくらいなら、子どもの精神的安定のために柔軟に対応することも時には必要です。
 
 
 また、「宿題終わりそうにないです」と学校に先に断っておくという方法もあります。
 
 
 そして、「ママが先生に言っておいたから、学校に行っても大丈夫よ!」と子どもの不安を解消しておくのです。
 
 
 お友達関係の悩みについては夏休みのうちに親子で作戦会議をしておくといいですね。
 
 
こんなふうに意地悪を言われたら、こう言い返す。
気分がのらない時はお友達と一緒に登校しない。
 
 
など、前もって対策があるのとないのとでは、子どもの気持ちの持ちようも変わってきます。
 
 
 必要であれば夏休みのうちにスクールソーシャルワーカーさんに相談して少しでも子どもの不安を解消しておくのもおすすめです。  
 
 
 
 
 

◆朝散歩でセロトニンを活性化させる!

 
 
学校に行こう!と思えるためには、そもそも心も体も元気でないと、頑張ろうという気持ちは湧いてきません。
 
 
 ただ、家でいつまでもじーっとして元気が出るのを待っていても意欲は湧いてこないのです。
 
 
 私のおすすめは、子どもと一緒に散歩をすることです。
 
 
 特に朝の散歩は太陽の光を浴びながら体を動かしていくことで、脳の神経伝達物質であるセロトニンが分泌されます。
 
 
 このセロトニンは、幸せホルモンともよばれ、気持ちのコントロールをしたり、体内時計を整えたりする働きがあり、不安を抑えてメンタル不調を予防する効果があります。
 
 
 森林浴など大自然の中で過ごすことでもセロトニンは活性化されると言いますが、日常的に大自然に出かけるというのも難しいですよね。
 
 
  だからこそ、簡単にでかけられてセロトニンが活性化する朝散歩、おススメなんです!
 
 
けれども、なかなか朝から散歩なんて、うちの子は出かけてくれないなというママの気持ちも分かります。
 
 
そんな時は、まずはママから始めてみるというのはいかがでしょう?
 
 
わが子も最初は「眠い…」となかなか腰が重かったのですが、わたしが出掛けるのが当たり前になってくると、やってみてもいいかなと思ったのか、付き合ってくれるようになりました。
 
 
ただ、朝ゆったり歩く。それだけですが、一緒に歩くことでもたらされるつながりを感じる気持ちや安心感など効果は大きなものです。
 
 
たとえば、わが子の場合は、以前よりもずっと気持ちが前向きに意欲的になってきたように感じています。
 
 
今まではお手伝いもそれほどやりたがらなかったのですが、最近では自分から「今日の朝ごはんは何がいい?」と準備してくれるようになり、よくこだわりの目玉焼きを作ってもらっています。
 
 
また、宿題も自分で計画を立てて取り組めていますし、朝早めに起きて活動がスタートするので1日を有意義に過ごせるようになってきました。
 
 
なんとなくですが表情もいいですし、なにより機嫌が悪くてグズグズいうことがずいぶんと少なくなってきたように感じています。
 
 
この調子だと、夏休み明けもきっと気持ちよくスタートできそうな気がしています。
 
 
もしも、夏休みの間にお子さんの気持ちが下がっているな、元気がないなと思ったらぜひ取り組んでみてくださいね。  
 
 
 
 
 
 
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執筆者:井上喜美子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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