対応 自閉症スペクトラム

発達障害の子どもにオススメ!テレビやゲームの切り替えでバトルにならない秘訣

更新日:

テレビやゲームを終わらせることは楽しいことを辞めることなので難しいですよね。特に発達障害・グレーゾーンの子どもへの対応は、発達の遅れや脳の特性によって上手くいかないことが多いです。親子バトルをなくすため行った我が家の方法をお伝えします。
 

【目次】

 

1.テレビやゲームの終わり方で親子バトルになっていませんか?

 
 
テレビ番組や動画を見はじめるとなかなやめられない
 
ゲームを始めると平気で○時間もたってしまう…
 
 
ちゃんと約束を決めているのに守らないとイライラしてしまいますよね。さらにきょうだいがいると興味のあるものが違い、次は自分の番と待っている子どもがいるともめごとの原因にもなりますよね。
 
 
ですから「もう約束くらい守って!」と約束を守らせることに必死になって、声かけではなく大きな声で注意しているご家庭も多いかと思います。
 
 
テレビやゲーム時間は子どもが楽しむ時間でお母さんも自分の時間や家事に使える貴重な時間のはずなのに…
 
 
やめさせることやもめごとを終わらせることにパワーをそそぐことになってしまい疲れてしまいますよね。
 
 

 
 
なかなか終わらせることができない子どもに対して、ついこんな声かけをしていませんか?
 
・早くやめなさい
・約束守らないともうできないよ
 
これって、決まり文句のように言ってしまう言葉ですよね。
 
 
さらにお母さんの表情や声色は怖くなっていることがほとんどだと思います。
 
 
何度も響く強制的な脅しのような言葉とお母さんの怒りに、「わかったよ」と捨て台詞を吐かれてイヤイヤな気持ちでようやく終わりにすることができても、またすぐに同じような状況になってしまいます。
 
 
これは親子バトルの負のループにはまってしまっています。
 
 
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2.親子バトルになる原因

 
 
いつも同じように親子バトルになる原因は
 
 
➀「○○しなさい!」や「約束を守らないと○○させない!」という命令や禁止の声がけ
 
➁お母さんの怒りの声や表情
 
 
です。
 
 
この二つが合わさって子どもは、「お母さんが怒っているからやめよう」強制的に終わらせているので機嫌も悪くなります。
 
 
さらに、お母さんが怒ってからやめるというように自然と脳が覚えてしまっているのです。
 
 
自分の意思で終わらせていないので、「もっとやりたいけど終わりにしないと」と感情をコントロールできなくなっているのです。だから、また次も同じことを繰り返してしまうのです。
 
 
大人だって、目の前のことに夢中で子どもの声に「ちょっと待って」や「今、○○しているから終わったらね」ということがありますよね。それなのに、子どもが少し時間を守れないと「できない」と怒ってしまいます。
 
 
子どもにしたら、「今、面白いところなのだから待って」という気持がある、夢中で伝えられないという状況だと思います。
 
 
大人は子どもの行動を無意識のうちに支配しようとしてしまうから、うまくいかずにバトルになるのではないでしょうか。
 
 

 
 

3.テレビが消せない息子

 
 
注意欠陥多動性障害(ADHD)と自閉症スペクトラム(ASD)を併せ持った我が家の息子。
 
 
テレビの時間の約束が守れずに、私との親子バトルを繰り広げるようになったのは小学1年生の秋ごろです。
 
 
小学生になると興味も広がりテレビの時間が次第にふえてきました。
 
 
さらに、学校生活がうまくいかなくなり、暴言や暴れることが増えて二次障害のような様子も現れていた時期。家に居る時はテレビに固執するようになったことでバトルをすることが多くなりました。
 
 
ご飯の用意ができても消すことができず見続ける。けれど、先にご飯を食べ始めると怒るという時期もありました。
 
 
「ごはんの用意ができたら終わりでしょ!」
「ごはんなのだからテレビは終わりにしなさい!」
「約束守らないのが悪いのでしょ」
 
と、怒ってばかりいました。
 
 
そんな我が家の親子バトルを解決してくれたのが発達科学コミュニケーションです。
 
 
・自分の声がけは一方的な指示や命令であること
 
・怒りの声や表情では「お母さんが怖いからやめる」になっていること
 
・子どもが自分でやめるスモールステップの声がけ
 
・表情や声がけも大切
 
などたくさんの置き換えポイントがありました。
 
 
そして自分の子どもに合う声がけや約束の仕方を見つけることができるようになったのです。そして子どもへの対応の仕方を少しずつ変えていくことができるようになりました。
 
 

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4.子どもが上手く切り替えるため方法

 
 
我が家の息子は同じことを継続することが苦手なタイプです。ですから約束をルーティン化することができません。
 
 
そこで、息子に合う対応を見つけては私の頭の引き出しに対応策をためて、今はこれを使おうと選んでいます。まるでドラえもんが道具を選んでいるかのようですね(笑)
 
 
そんな私がテレビの切り替えで息子に使っている対応をご紹介します。 我が家はゲームがないのですが、ゲームの時でも同じように活用できると思います。
 
 

◆自分で決める

 
 
テレビを見る前に息子の気持に余裕があるときは「何時までにする?」と質問をし、自分で終わりの時間を決めることです。
 
 
もしも次にしなければならないことがあれば「学校だからから○時には準備を始めたほうがいいと思うよ」や「習い事があるから○時までには終わりしようね」などと次にすることやこの時間までということを伝えましょう。
 
 
自分で時間を決めると「守ろう」という意識が高まるようで、たとえ時間が過ぎてしまっても「時間だよ」という声がけで消せるようになりました。
 
 
また、時計を気にするようにもなり、時間より早くきりが良いところでやめることができる時もあります。
 
 
まだ時計の見方が分からないお子さんの場合は、「長い針がどこまで?」と質問を変えてみてください。
 
 
また、100円ショップに紙でできた時計などが売っているのそれを終わりの時間に設定して「これと同じになったら終わりだよ」と視覚的に分かりやすくしてあげる工夫もあるといいですね。
 
 
また、最近約束を守れていないなというときは「約束守れなかったらどうする?」と質問してみることもしています。「守れなかったら、今日の夕方はテレビ無し」と自分で決めると時間通りスッと切り替えることができます。
 
 
時計を見て自分で決めることで時間の管理をする練習にもなります。
 
 

 
 

◆予告の声がけ

 
 
時間になってもなかなかやめられないのが子ども心情です。特に発達凸凹キッズは切り替えが苦手なので分かっていてもやめられないことも多いです。
 
 
ですから、15分くらい前に「あと15分だね」と声をかけています。さらに、5分前には「時計見てね~」とさらっと声をかけるようにしています。
 
 
「分かってる!」と言われてしまうこともありますが、子どもの気持を切り替えるためにも、もう少しで終わりの時間だという心の準備が必要です。
 
 
予告の時間はお子さんのタイミングもあるので5分前でOKの子には一度でも良いです。お子さんの好むタイミングや切り替えがうまくいくタイミングを見つけてください。
 
 
息子は、5分前の「時計見てね~」で切り替えができるようになってきています。そのうち予告なしで、切り替えができるようになるかもしれないとひそかに見守っています。
 
 

◆AIスピーカーの活用

 
 
我が家にはAIスピーカーがあります。声をかけるだけでタイマーを設定でき、テレビと連動させることでテレビを消してくれることもできます。
 
 
タイマーを設定するときは息子の気持ちに余裕がなくて、時間を決めずにテレビを見始めてしまった時に使います。
 
 
私が「お母さんがタイマーセットするよ」と声をかけると、自分でする!と動いていたのですが…普通のタイマーを設定することや消すことが面倒くさくて継続できなかったのです。
 
 
そんなタイマー作戦ですが、面倒くさがりの息子にとって口で設定できるAIスピーカーのタイマーは手軽で「タイマーかけようか」と言うと「自分でやる!」と自ら設定しています。
 
 
普通のタイマーでできるお子さんには必要ないAIスピーカーですが、息子のようなタイプの子どもには強力な助っ人です。
 
 
また、自分でなかなか終わりにできない時は「テレビを消して」と声をかけて消してもらうという事をして切り替えています。親に消されるのは嫌だけど、機械に消さるのは抵抗がないようで、自分なりに考えて活用しているようです。
 
 
AIスピーカーは疑問や質問に答えてくれたり、しりとりやじゃんけんで遊べたりもできるので、使い方次第でお子さんの知的好奇心や集中力、思考力を高めることにも役立ちますよ。
 
 

 
 

5.大切なのは子どもの「できた」を受けとめる

 
 
いかがですか?
 
 
子どもにあった対応をすることで、親子でイライラせずに過ごすことができるようになります。しかし、対応の仕方が分かったからといってすぐに上手くいくとは限りません。
 
 
我が家の場合は子どもの行動を肯定することを徹底的に行ってまずは親子のコミュニケーションの改善から始めました。良好な親子関係が土台となって、お互いのやり取りがうまくいくようになっていきます。
 
 
息子はテレビを消すと必ず「消したよ」と私に言います
 
 
時間や約束通りに消せたときはもちろんですが、消すのに10分かかった時や約束を守れなかった時にも必ず言います
 
 
それは、どんな状況でも「消すことができた」という事を認めてほしいという感情の表れですよね。
 
 
約束を守れたから褒めるけど守れなかったらダメではなく、子どもの行動そのものを受け止めてあげてください。
 
 
時間はかかったけれどできたことには変わりないのですから、「できたね」と○をあげてください。
 
 
その積み重ねが大切です。大人だって1分1秒と正確に守る事は難しいですよね。だったら子どもにはなおさら難しいことは明らかです。
 
 
ハードルをさげて、できてあたり前ではなくできるようになるといいなぁと思ってやっていきましょう。
 
 

 
 
・完璧を求めずに楽な気持ちで子育てをする
・子どもが自ら動き出すサポートをする
・小さな積み重ねを大切にする
・子どもの成長を待つ
 
 
これが子どもを成長させる近道だと思っています。
 
 
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執筆者:さとうみな
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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