頭の回転が速いアスペルガーの子どもは、やらなくてはいけないことがあるのに、興味があることに気が移って目的達成できない!そんな困りごとは、ただ子どもを叱っても治りません。お母さんが発達科学コミュニケーションを使えば、軌道修正に導けますよ。 |
【目次】
1.小さな天才!発達障害・アスペルガーの子どもとお母さんを応援したい!!
私は、アスペルガーや隠れアスペルガーの子を小さな天才と思っております。
才能が目覚めてないだけ…というか、すごい才能を表しているのだけれど周りが気づいてないだけ…。
「才能は見つけているけど、悩みの方が多いんです。」と思っているお母さんも多いと思います。
そうですよね。私もそうでしたから…!!
悩みや問題があると、そちらの方ばかり目がいってしまい良いところがスルーされてしまいます。
凄い才能があるにも関わらず…なんともったいないことか。
そんな子どもが、これから楽しく生き生きと自分らしく生きていけるよう、本気で応援する!
そのために、小さな天才の特性を理解して、良い方向につなげたいと考えています。
2.天才的な特性が、困りごとになってしまうこともある
発達障害・アスペルガーや隠れアスペルガーの子どものように頭の回転が速い子って、賢い!というイメージですよね。
その通り!
1.さまざまな情報が次々と入ってきて脳内をグルグル回っている。
2.それが、知識としてインプットされていく。
3.その知識が、またほかの興味へとつながる。
4.そして、また知識が増える!
素晴らしいサイクル!本当にうらやましい才能。やはり小さな天才ですね!
でも、時に親として悩むことも。 いえ、お母さんだからこそ悩むのかもしれませんね。
たとえば、頭の回転が速くて、次々と興味が移ってしまう。
やらなくてはいけないことがあるのに、興味があることが、視界に入って反応してしまい体が自然と興味のある方へもっていかれる。
そのため、目的が達成されない!せっかく素晴らしい才能を持っているのに…。
これは本当に困りますよね。見ているお母さんは、イライラして怒ってしまう…。
毎日、同じことの繰り返しです。
保育園や学校からも指摘されたりして…本人もお母さんも困っていたりしませんか?
こんなとき、とにかくやるべきことをやって終わらせてくれれば、それでいいんですよね!!目的を達成できないことが、困りごとになっているわけですから。
子どもの天才的な特性を活かしたお母さんのコミュニケーション!テクニックを、次に紹介しますね!
3.頭の回転の速さを楽しく使って、発達科学コミュニケーション!
発達科学コミュニケーションのテクニックの1つ。実況中継!
子どもが他のことに興味が移りそうになったらすかさず、実況中継開始!
「さぁて、○○君は動き始めました!今のミッションを行うためなのか?かっこいいです。目的に向かって動いております!」
など、まず今やっていること・やらなくてはいけないことに意識を向けてあげます。
子どもの動きをそのまま声に出してあげるわけです。お母さんは、見えたことをそのまま言えば良いので、難しくないですよね!
そうすると、子どもは「おっと、今はこっちだった~」なんて感じで、頭で考えて目的を思い出してくれると思います。
アスペルガーや隠れアスペルガーの子どもたちは頭の回転が速いから、思い出すなんて一瞬のことです!すぐに軌道修正!
そして、この実況中継が、また楽しいんです。
ポイントは、お母さんがアナウンサーになりきること!
思いっきり、抑揚をつけちゃいますか? 憧れのアナウンサーになりきりますか?
スピード感が欲しいときは、F1の実況中継を真似してもいいかもしれませんね。
親子で楽しくコミュニケーションをとってくださいね。楽しいのが、一番です!!
お母さんが軌道修正に導いてあげる!頭の回転が速すぎて、どんどん違う方向へいってしまい困るときには、ぜひ試してみてくださいね!
▼楽しい対応をたくさん知って、合う方法を見つけてくださいね▼
パステルキッズの学びについて提案しています
執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)