独創性(工夫する力、考える力)を持っている発達障害&グレーゾーン(パステル)の子ども達は、大人が一緒に楽しく遊ぶことでグッと成長します!持っている力を思いきり伸ばす夏休みにしませんか。そのためには、ママが一番に変わることが近道です! |
【目次】
1.発達障害&グレーゾーンの子どもの脳の成長・発達に大切なのは?
夏、どう遊ぶのか?計画は進んでいますか?
発達障害やグレーゾーン(パステル)の子どもが、一夏でグッと成長し発達するには何より「遊び」が大切です。
旅行や外出の計画も大事ですが、日常生活でどう遊ぶか?というコトはもっと大切です。
日常でどう遊ぶのか?と言っても別に毎日ゲームをしなさいとか、You tubeで動画を見たらいいとか、そんなコトではありませんよね。
そう、つまり夏に試されるのは、どこにいても遊べるチカラなのです!
最近、実は「遊べない子」がとても増えています。
「自由に遊んでいいよ!」と時間と空間を与えられても、「何をしていいのか分からない」「何をしたらいいのか教えて!」という子どもが増えているのです。
つまり独創性を持っている子どもがとても減っています。
パステルの子どもたちは、独創性を持っているタイプと独創性を持っていないタイプに分かれます。
しなければならないことをこなす能力も、もちろん大切です。社会に出るためにそれも必要なチカラです。
ところが、社会に出た後はどうか?と言うと、実は、独創性(=工夫する力、考える力)が求められる場面が多いんです。
あれ?勘の良い方は気づいちゃいました?
そう!独創性はパステルの子どもたちの得意分野!
発達障害は、才能の宝庫という見方もあります。
確かに、社会で活躍している人を見れば元パステルなのでは…?と思うタイプの人が多いですね!
しかし、独創性は脳科学的には、素質だけで備わるものではないですし、パステルの子たち全員に備わっているものでもありません。独創性が試される時間を過ごす必要があるのです。
どんな能力も、鍛えなければ使える能力までにはなりません。もともと発想が豊富な人でも、その発想をとことん試す機会がないと宝の持ち腐れとなってしまうんです。
定型発達の子どもたちより一歩も二歩も進んでいるのは、パステルの子たちの独創性!そのアドバンテージを生かしたいなら、夏の過ごし方がポイントです。
2.発達障害&グレーゾーンの子どもの独創性を伸ばすカギは、夏休みの大人の関わり方です!
だからこそ、夏は遊べ!!と口を酸っぱくして繰り返すのです。も〜本当にお願いだから遊んで欲しいのですよ!!
と・こ・ろ・が!遊びたい子どもにブレーキを踏んでしまう人がいるのです。そう、それは…遊べない大人!!!
あ〜私のコトです!穴があったら入りたい気分です…。自戒を込めて言いますが、遊べない大人が子どもの独創性をこじんまりとさせてしまうんです!
こうしなきゃダメ!これをするべき!私は、自分も含めてそんなオトナ女子を「べき子」と呼んでいます。時には「べき子」も良いのですが、べきべきし過ぎてませんか?
私も「べき子」でした。だから、子どもに〜しなきゃ!と迫っていた時期もありました。ところが、べき子を卒業した方の子どもがガラッと変わったのです!!
理由はシンプル。べき子って、楽しくない!ママも楽しくないし、子どもも楽しくない!「つまらない!!」それでは脳が育つはずがありません。
私は、自分を変えることからチャレンジしました。今でも「べき子」っぽい所がありますが、これでも随分よくなったんです!
私が継続相談を受けている中でも、お子さんがグッと成長する理由は、たった1つです。
ママが変わった分だけ、子どもが変わる!!
この法則は、揺るぎません!
自分を変えずに子どもだけ変えようとしても、成功するはずがありませんね。遊べない大人が、子どもを枠に閉じ込めて成長を小さくしてしまうことが本当にあるのです。
ですから、私は声を大にして言います!
大人よ遊べ〜!!ママも遊べ〜!!パパも遊べ〜!!んな、遊ぶのじゃ〜♪
イヤイヤの活動を100回させるより、思いっきり楽しんだ方が絶対に脳は変わります!
楽しい夏を過ごして、2学期からは子どもが自信を持って過ごせるようにサポートしましょう!
一人でも多くの方のお役に立てれば幸いです。