小学校生活に疲れたダラダラ癖のある支援級・自閉っ子が自分から動き出す!ママのゆったりテンポのススメ

環境の変化が苦手な支援級に在籍するダラダラ癖の自閉っ子たち。新型コロナウイルスの影響で小学校生活が変則的になったことで、宿題に取りかかれない!できていた帰宅後のルーティンも無理…そんな疲れたダラダラ自閉っ子が自分から動き出すコツを公開します!
 

【目次】

 

1.小学校の支援級に在籍するダラダラ癖のある自閉っ子と毎日親子バトル勃発!

 
 
自閉っ子支援級の皆さん! 新学年、いかがお過ごしですか?
 
 
慣れない環境の中で、どっと疲れている自閉っ子が増えています。
 
 
帰ってきて宿題を全然やらない!!
 
できていたはずの片付けや用意さえやらない!!
 
このままで大丈夫??
 
 
疲れてダラダラする子どもとは裏腹に、焦りや不安を抱えるママが、急増しているのも事実です。
 
 
 
 
そんな焦りから、ついこんな声かけも増えてしまいますよね。
 
 
「ランドセルはどこに片付けるの?」
「洗い物出した?」
「宿題はいつやるの?」
 
 
自閉っ子たちは、 全然聞いてなーいと、ダラダラ。
 
 
または 「ママがうるさいからできないんだよ!」と 怒り出す子もいるかもしれませんね。
 
 
今日は、そんな毎日の親子バトルに終止符をうつ、とっておきの方法をお伝えします。
 
 

2.ママたちが思っている以上に、子どもたちは疲れています!

 
 
私の娘は、自閉症スペクトラム障害(ASD)で特別支援学級に通っています。
 
 
学校生活が変則的になったことで、それはそれは疲れています。帰ると真っ先にソファでYoutubeを見たがります。まさにダラダラモード
 
 
今までできていた、帰宅後のルーティンもほとんどしません。宿題をしてから、好きなことをしていたのに、逆転状態です。
 
 
最初はそれでもランドセルを片付けるくらいは一緒にやろうかと思いましたが、 表情をみると本当に疲れています。
 
 
発達障害の子どもたちは、周囲の状況を細かく分析して適切な行動を取ろうとします。状況に合わせるため、我慢したり常に注意をむけているのです。
 
 
定型発達の子どもたちが、無意識でやっていることにエネルギーを使ってしまっているため、疲れやすいのです。
 
 
 
 
ただでさえ、環境の変化に弱い自閉っ子、いつもと同じにいかない学校に、 頭も体も悲鳴を上げているようです。そんなお疲れモードの自閉っ子が、自分から動き出すには、どんな対応が必要なんでしょう?
 
 
では、具体的にどのようにしていけば良いのかを、次にお伝えしていきますね!
 
 
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3.自閉っ子が自分のことをやり始める!ゆったりテンポ

 
 
ではお待ちかね、放課後ダラダラ自閉っ子が、自分のことをスイスイし始めるママのゆったりテンポ、実践編です。
 
 
心理用語で、「ペーシング」とも言います。 「子どものペースに合わせる」という意味です。
 
 
キビキビと指示を出す前にママのペースを、子どもの呼吸、雰囲気に合わせます。
 
 
つまり、一緒にダラダラします!!そう、放課後ダラダラ自閉っ子には、 言い聞かせるよりも、ゆったりテンポが、断然効果的なんです。
 
 
まずは、焦る気持ちをグッとこらえて、ダラダラモードの娘のペースに合わせて、一緒にソファでダラダラします!もちろんやりたい家事もたくさんです!!
 
 
でも、30分と決めてダラダラします。すると娘は、私に寄りかかり学校のことを話し始めます。
 
 
「先生ワクチン打ったんだってー。」
「新聞紙持っていくんだってよ。」
「校庭で転んだ。」
 
 
私は、「痛かったね」と共感したり、 「へぇー!」と関心を寄せたりするだけです。合わせよう合わせよう!!ではなくて、リラックスしてくださいね。
 
 
10分くらい一緒にママがダラダラしていると、呼吸や雰囲気があってきたと感じると思います。
 
 
私の娘の場合、ペースが合ってきたなぁと思ってから、もう20分合わせていると、 「一緒に宿題やる?」 「そうだね。」とランドセルから宿題を出してきます。
 
 
 
 
娘の頭の中には「帰ったら宿題やらなくちゃ!」 という意識はあるので、ママがペースを合わせてくれると、自分で自分の脳に命令を出すようになるのです。そのあとはママから離れてあれこれやるようになります。
 
 
最近では、娘とペースを合わせ始めてから、15分もせずに 「宿題やろっと!」 と自分からやり始めます。
 
 
だらだらしている子どもに キビキビとママが声かけしても、ペースが合っていません。この状態では、いくら励ましても、言い聞かせても、子どもの脳にはママの指示が届きません。
 
 
脳は外からの指令を、シャットダウンしてしまいます。
 
 
ママが子どものペースに合わせることで、 指示が子どもの脳にスッと届き、動けるようになるのです。
 
 
いかがでしょう?ダラダラVSキビキビ…もしも1時間「宿題しなさい!」と言っていたとしたら?その半分の30分で、子どもが宿題をし始めますよ。
 
 
ママも1日お疲れなのです。 思い切ってダラダラしましょう。
 
 
最初は抵抗があっても、私も一緒に休める!! その後自分でできることが増える!とメリットを感じられるので続けられますよ。
 
 
いらない親子バトルをなくして、ママも子どもも、楽に新学期を迎えましょうね!
 
 
脳をお家で育てるママになるっ!
 
 
もしもダラダラ支援級自閉っ子にお困りのママがいたら、 今日は子どものペースに合わせる「ペーシング」使ってみてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:今川ホルン
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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