就学を控えた年長さんのママ必見!発達障害・グレーゾーンの子どもの「できた」に注目する親子のコミュニケーション

 

幼稚園の先生から発達について指摘をされたらどうしますか?厳しいしつけを続けても効果はありません。まずは、親子のコミュニケーションを良くするほうが、問題解決の近道なんです。今日から実践できる子どもの見方を変える対応方法をご紹介します。
 

【目次】

 
 

1.お母さんが抱える小学校入学への不安や心配

 
 
今年度も半分が過ぎ、年長のお子さんをもつお母さんは、就学前健診が行われる時期ですね。
 
 
小学校への入学準備が始まったことで
 
 
 ✓先生の話がちゃんと聞けるかな
 
 ✓お友達と仲良くできるかな
 
 ✓勉強にはついていけるかな 
 
 ✓学校まで安全に通学できるかな
 
 
など、不安になったり、心配したりの方も多いと思います。
 
 
 
 
発達障害・グレーゾーンのお子さまならなおさら
 
 
 ✓授業中に座っていられるかな 
 
 ✓朝の支度や宿題はできるのかな 
 
 
と悩みはつきません。
 
 
みなさんも、入学準備に不安を抱えていませんか? 
 
 
\子どもが素直になる声かけ35つき/
癇癪・暴力がスッとおさまる!
脳科学に基づく接し方
↓↓↓
 
 

2.就学相談を進められた息子にやっていた私の間違った対応

 
 
我が家には注意欠陥多動性障害(ADHD)と繊細ちゃんの特性を持つ小学校1年生の息子がいます。 
 
 
年長になったばかりの4月、幼稚園の先生から個人面談で就学前相談を予約した方がいいと進められました。
 
 
幼稚園では
 
 
✓一斉指示が通らず、次の行動が分からないことが多い
 
✓衝動的な行動をするときがある
 
✓テンションが上がると、ちょっと抑えられない
 
 
トラブルを起こすわけではないけれど、小学生になれば自分で考えて行動することが増えるので、そうなると支援が必要かもしれないということでした。
 
 
この話を聞いたとき、私は「先生は、うちの子が発達に問題があるかもしれないって言ってるんだよね…」とかなり落ち込みました。
 
 
小学校で困らないようにするために、私が何とかしないと…
 
 
そんな風に思った私は、その日から
 
 
「お母さんが言ったことはちゃんと聞いて!!」
 
「そんなことしちゃダメでしょ!!」
 
「早くして!!」
 
 
ダメ出しや注意、指示ばかりのお母さんになりました。
 
 
ところが、そんな毎日を続けていくうちに、子どもがちょっとしたことで癇癪を起こしたり、弟に対して攻撃的になったりしていきました。
 
 
 
 
良くなるどころが、どんどん悪い方へ進んでしまい、もうどうしていいか分からなくなってしまったんです。
 
 

「何度も言ってるのに!!」子どもの困りごとがなくならないのはどうして?

 
 
実は、発達障害・グレーゾーンのお子さまは、ネガティブな記憶が残りやすい特性があります。
 
 
怒る、注意する、指示するという否定的なコミュニケーションを続けていくことで、毎日、ストレスが蓄積され、癇癪などにつながっていきます。
 
 
また、発達障害・グレーゾーンのお子さまは、脳の発達が未熟なため
 
 
 ✓話を聞かないといけないのは分かっているけど、他のことが気になって違うことに意識がいってしまう
 
 ✓触っちゃいけないって分かっているけど、触ってしまう
 
 
など、自分ではコントロールできないことが多いんです。
 
 
 
 
そのことをお母さんが一つひとつ指摘していると、できない自分にどんどん自信を失っていきます。
 
 
私の息子も「分かっているよ!分かっているけど、やっちゃうんだもん」とよく言っていたのを覚えています。
 
 
以前の私のように、厳しいしつけをしていくと、ますます状況は悪化するばかりです。
 
 
【期間限定 11月末まで】
 
新常識!
繊細すぎる子のトリセツがわかります
↓↓↓
 
 

4.子どもを見る視点を変えて、親子で花丸コミュニケーション

 
 
では、どうしたらいいでしょうか?
 
 
それは、できていないことをどうにかしようとする前に、親子の関係を円滑にしていくことです。 
 
 

◆①子どもの「できない」よりも「できた」に注目する

 
 
子どもと接するとき、「できた!!」を探したり、子どものやっていることに興味を持つようにします。
 
 
当たり前のことでもいいんです。
 
 
 ✓パジャマ脱げたね
 
 ✓ごはん、たくさん食べたね
 
 ✓お絵かきしてるんだね
 
 
今までは、子どもの「できない」しか見えていなかったお母さんも、「できた」探しをすることで、子どもの「できた」がたくさん見つけられるようになり、子どもを見る目が変わっていきます。
 
 
子どもの「できた」にはもちろん、「できた」をたくさん見つけているお母さんにも花丸をあげましょう。
 
 

◆②「できた」をそのまま言葉にして伝える

 
 
子どもの「できた」の行動をそのまま言葉にして伝えることで、子どもが「嬉しい!!」や「できた!!」を認識でき、それが自信につながっていきます
 
 
 
 
また、子どもにとって「できた」について聞くのは嬉しいことなので、お母さんの声が子どもの耳に届きやすくなります。
 
 
そうすることで、お母さんがやってほしいと思っていることも伝わりやすくなります。
 
 
このように、肯定的なコミュニケーションを増やして、子どもにもお母さんにも花丸をたくさんあげると、親子の関係はグッと良くなっていきます。
 
 
また、子どもに自信がついてくると、自分から次は何をしたらいいのか考えて行動できるようになります。
 
 
「できない」ばかりに目がいってしまい、指摘や注意ばかりのお母さんは、今日から、「できた」をたくさん見つけてくださいね!
 
 
 
 
執筆者:中井 優
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
発達の専門家が教える!脳を伸ばして子育ての悩みを解決する方法~1日1分無料メール講座~
無料登録で特典を受け取る
発達の専門家が教える!脳を伸ばして子育ての悩みを解決する方法~1日1分無料メール講座~
無料登録で特典を受け取る
タイトルとURLをコピーしました