話しかけても反応が薄い幼児に効く!自閉症グレーゾーンっ子のコミュニケーション力を育てる方法とは?

 

話しかけても反応が薄いと、会話を楽しめないし、外で人とうまく関われているのか、心配になりますね。ASD傾向の子どもは、自分以外に興味を持ちにくい特性をもっていることがあります。お母さんの声かけでコミュニケーション力を高める方法がありますよ。
 

【目次】

1.話しかけても反応が薄い我が子が心配なママへ

 
 
子どもを伸ばすには、親子の会話が大切と言われる今日このごろ。
 
 
忙しい中でも、我が子との会話を工夫したい、楽しみたいと考えているママも多いでしょう。
 
 
ところが、夕食のときやお風呂タイムなど、日常の中での会話を大切にしたいのに、
 
 
・話しかけても反応がない、反応が薄い
 
・会話の途中で黙ってしまい、すぐに途切れる
 
・適当に相槌を打たれて終わってしまう
 
 
などという悩みはありませんか?
 
 
 
 
話しかけても反応がないと、我が子との会話にストレスを感じ楽しめなくて切ない気持ちにもなりますし、ママの指示も通りにくくてイライラしてしまいますよね。
 
 
また、家庭でのママやパパとの会話だけではなく、祖父母などとの会話も途切れがちになると、見ていて冷や冷やしますよね。
 
 
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2.自分の興味のないことに気持ちが向かない特性を持つ子ども

 
 
一見、目立つ困りごともなく、言葉の理解自体には問題のないお子さんでも、脳の特性によっては、他者との会話が成立しにくい場合があります。
 
 
特に、自閉症スペクトラム(ASD)傾向のあるお子さんの場合は、興味が自分の内面に向きがちなので、他者の話の内容に興味を持ちにくい特性があるのです。
 
 

◆共同注意の発達をチェックしてみましょう

 
 
我が子にも、そのような特性があるかもしれないと思った場合にやってみて欲しいことがあります。
 
 
それは、顔を向けながら、「あれ、何?」「あれ、取って」「あれ、見て!」など、声をかけることです。
 
 
幼稚園に通う幼児の年齢であれば、TVを見ているなど、よっぽど集中しているとき以外はママの声かけにすぐに反応して、ママが見ている方向を見ること(=共同注意)が多いです。
 
 
ところが、
 
 
・話しかけても反応がない
 
・反応する回数が少ない
 
・反応するまでに時間がかかることがある
 
 
このような様子が見られた場合は、もともと共同注意の発達がゆっくりな可能性があります。
 
 
 
 

◆強制しても共同注意は育ちません

 
 
平均的には1歳台前半から始まるとされる共同注意は、他者が何かに注意を向けていることに気づき、自分も同じ対象に注意を向ける反応のことです。
 
 
コミュニケーションの一つで、人とかかわる力につながる土台となり、ゆくゆくは、会話の形でのコミュニケーションの際にも生きてきます。
 
 
共同注意は、「相手の話を聞きなさい!」「こっちを見なさい!」などと強制して育つものではありません。
 
 
もし、その場はそのようにふるまったように見せても、自らそのような行動を取れるようになるわけではありません。
 
 
ですから、無理やり育てようとしたところで、幼稚園などでの友達とのかかわりの中にも変化は起きませんね。
 
 
では、強制せずにこの力を育てる方法はあるのでしょうか?次の章でご紹介しますね。
 
 
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3.子どものコミュニケーション力を高めるママの対応とは

 
 
「相手を意識する力」を高め、会話のキャッチボールを育てる方法をご紹介します。
 
 

◆①「ママが」子どもの見ているものに目を向ける

 
 
それはずばり、「”逆”共同注意」です。
 
 
ママが指さしたもの・見ているものに目を向けるようになるのが、「共同注意」。
 
 
ですが、この部分がゆっくりだとしたら、逆に、子どもが見てるものに「ママが」目を向けてあげればいいのです。
 
 
お子さんの好きなものや興味を示したものに、顔を向けたり、指でさしたりすることを毎日続けてみましょう。
 
 
具体的には、
 
 
飛行機が飛んでいる音に反応して空を見上げていたら「飛行機が飛んでるね」
 
 
車にじっと目を向けていたら「赤い車が通ったね」
 
 
しゃがんで、ありを観察していたら「ありさんがいるんだね」
 
 
などです。
 
 
 
 

◆②子どもが発信したことを肯定的に受け止め共有する

 
 
 お子さん発信のものを肯定的に受け止め共有することも、共同注意と同じように、コミュニケーションの力を育てることにつながると言われています。
 
 
このような毎日の積み重ねが、同じものに注目して気持ちを共有する嬉しい経験として、他者との関係を支えます。
 
 
ぜひ、ママが子どもの目線を追って、そこからのやりとりを楽しんでみてください。

 
 
 
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執筆者:はらしおり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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