発達障害グレーゾーンの子どもはこのスモールステップの積み重ねで自信がつき、脳が発達します。成功経験をたくさんできる環境をお母さんのコミュニケーションで作ってあげましょう! |
【目次】
1.隠れアスペルガーはスモールステップで天才脳を開花させる!
みなさんはスモールステップとビッグステップどちらで学びたいですか?
スモールステップとは、目的を達成するために小さな階段を少しづつ上がっていくことです。
なぜ、スモールステップが必要なのでしょうか?
特に、アスペルガーや隠れアスペの子どもには大事なことなのです!
それは、ズバリ自信をつけるためです!
達成感を感じてもらうためです!
アスペルガーの子ども達は頭が良い反面、動きがなかなか思い通りに進まないという特性を持っています。
しかし、覚える力はグーンと高いので覚えることで身につければなーんてことないものになるのです。
私たちも、陸上競技のハードルなど、低い高さのものから始め、少しずつ高いものへとチャレンジしていったと思います。
それと同様子どもにはできるだけハードルを低くしてあげる。
たとえば、着替えがなかなか進まない子がいたとします。
このときに、「着替え、早くやってー」と声をかけたくなりますが…
そうではなく、着替えを手伝ってしまいます!そして、靴下だけ履かせず最後に子どもにやってもらうんです!
子どもが靴下を履いたところで、
「おー、着替え終わってるじゃーん!」と褒めます。
これは極端な例かもしれませんがスモールステップというのはママが思っているよりスモールです。
このスモールさが、自信をつけ、達成感へとつながっていくのです♪
アスペルガーや隠れアスペの特性をもつ子どものママは、幼児期に手がかかるなーと感じることが多いと思います!
しかし、この子たちの才能が目覚めるのはこれからです!
その才能をビックステップで自信をなくして潰されることなく開花できる環境を作っていきましょう。
2.不器用な発達障害グレーゾーンの子が器用になっちゃうコミュニケーション
隠れアスペルガーの子どもは、体の動かし方や手先の動きが不器用なことが多いです。
それは、今だけのことです!
だって実際に大人になってからハサミを使えない人なんて、滅多にいないと思います。
分かってはいるけど、自分の子どもが不器用だと気になる…
その気持ち、私にも分かります。一生懸命がんばっている子どもを見ていると、助けてあげたくなりますよね。
手先は、体の先端にあります。よって脳から信号を送って、体の先端まで届くのに時間がかかります。
加えて、発達障害グレーゾーン・隠れアスペルガーの子たちはその部分の信号の伝わる道が狭〜〜いのです。
もちろん、今狭いだけなのです!
隠れアスペルガーの子を少しでも、器用にしてあげられたらもっと得意を伸ばせるかもしれません。少しでも、器用にしてあげられたら好きなことに、もっと夢中になれるかもしれません。
指先を使う知育教材もたくさん出ていますが、まず簡単に折り紙やティッシュを使った遊びを紹介します。
折り紙などを手の平に乗せて、くちゃくちゃと丸めます。これだけです!
折り紙が難しい小さなお子さんはティッシュで大丈夫です。この動作は、指の動き・力加減が必要です!
そうすることで、脳の伝達システムが少しずつ発達していきます!狭い道が少しずつ太くなっていくのです!
この方法だと、ティッシュでてるてる坊主を作ったり、折り紙を丸めてボールを作ったり、遊びの中でどんどん取り入れていくことが可能ですよね。
お子さんの折り紙の丸め方が多少雑であったとしても、そこはスルーします!そして発達科学コミュニケーションで楽しい声かけをしましょう!
「頑張って力を入れて握れたね!」
「こんなに小さくできたね!」
「この形、ハートに見えてかわいいね!」
会話で子どものやる気スイッチを押してあげてくださいね。上手な声かけだけで、子どもの脳は活性化します!
隠れアスペルガーの子の頭の中は、楽しい!こと、面白い!ことでいっぱいです!それを、アウトプットさせてあげたいですよね。
アウトプットできれば、自分を表現できます!それが自信に繋がります!
いかがですか?お母さんが今よりもっとスモール、段階的に登れるように意識するだけです。
初めは難しくても、上手な声かけ、スモールステップで楽しんでみてくださいね!
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執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)