小学校に入学して給食が始まり1日小学校で生活するようになった我が子。入学して1ヶ月も経っていないのに「小学校に行きたくない」と言い始めたらどうしますか?発達障害グレーゾーンの我が息子の経験から入学直後の行きしぶりの対応についてご紹介しますね。
【目次】
1.我が家で起きた入学直後でまさかの「小学校に行きたくない!」
2.発達障害グレーゾーンの息子が小学校に行きたくない原因は?
3.入学直後の行きしぶりは早めの対応でマルっと解決できます!
1.我が家で起きた入学直後でまさかの「小学校に行きたくない!」
無事に入学式を終えた新一年生のお母さんたち、今とても安心していると思います。
給食が始まり小学校で1日を過ごすようになって、新しい環境にも少しずつ慣れてきている頃ではないでしょうか。
我が家には発達障害グレーゾーンの息子がいます。
息子が小学校1年生の頃も、この時期は小学校という環境に少しずつ慣れてきていました。
ところが、入学直後の給食が始まった2日目の朝に突然「学校に行きたくない!」と言い始めたのです。
もうビックリしました!
母としては、
「小学校生活が始まったばかりなのに、もう行かないなんてどうしたらいいの?」
「このまま学校に行けなかったらどうしよう」
と、とても不安でした。
初めてのことで私自身もどう対応したらいいのかわからず、急いで小学校に電話をかけました。
担任の先生は「とにかく学校に連れて来てください」「こちらで対応しますので」と言うのです。
けれど、「絶対に小学校に行かない!」と言っている息子を無理やり連れて行くのは無理なことでした。
本当にどうしたらいいのかず途方に暮れていました。
2.発達障害グレーゾーンの息子が小学校に行きたくない原因は?
息子はなぜ急に小学校に行きたくないと言ったのでしょうか。
とにかく息子に話を聞いてみることにしました。
すると、「給食のエプロンがカレーで汚れたのに持って帰らせてくれなかった」と言うのです。
幼稚園の頃ならエプロンが汚れると洗濯のために持って帰らせてくれるのですが、「金曜日に持って帰るので今日は持って帰りません」と言われたそうなのです。
幼稚園から小学校に変わりこのような些細な変化に発達障害グレーゾーンの子は敏感に反応したり、不安になりやすかったりする傾向を持っています。
これまでとは違う環境に慣れるのには時間がかかるのです。
小学校に入り、毎日「こうしなさい」「こんなルールなんだよ」と言われています。
苦手なことも多い発達障害グレーゾーンの子は普段からこのような変化に「嫌だな」と感じており、それがネガティブな記憶として脳にインプットされています。
親としては早く慣れてほしいと思いますが、子どもにとっては大問題なんですね。
3.入学直後の行きしぶりは早めの対応でマルっと解決できます!
入学直後の行きしぶりにはまず、お母さんが子どもの不安を取り除いてあげることです。
息子の場合は汚れているエプロンが嫌だと言っていたので、お店が開いてから急いで新しいエプロンを購入しました。
そして汚れていない新しいエプロンを持たせることで、小学校に行くことができました。
お母さんが子どもに寄り添って、不安な気持ちを聞いて解決してあげることが大事です。
また「ちゃんと学校に行けたね」と子どもに自信を持たせてあげましょう。
子どもの自己肯定感を上げて自信をつけることで学校へ行く気持ちを持たせることができます。
お母さんがたくさん肯定の言葉のシャワーを浴びせてあげてくださいね。
褒めて、認めて、励ますことばは子どもに伝わり脳をぐんぐん成長させますよ。
不安を取り除き、子どもに自信をつけるお母さんの声掛けを続けてくださいね。
小学校入学直後の行きしぶりは早めの対応で解決できますよ!
幼稚園や小学校への行きしぶりに悩んでも大丈夫!解決方法をたくさんご紹介しています!
執筆者:石井花保里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)