行動の切り替えが苦手で何度言っても行動してくれない子どもにイライラMAX!そんな日々を過ごしていませんか?そんな子どもにイライラせずに行動の切り替えを促す方法をお伝えしますね。
【目次】
1.行動の切り替えが苦手で毎日親子バトルだった過去
2.子どもが行動の切り替えができない理由
3.これが正解!子どもの主張には共感が一番の近道!
1.行動の切り替えが苦手で毎日親子バトルだった過去
行動の切り替えが苦手で、言っても言っても動かない子どもにイライラしていませんか?
・朝ごはんができたのに全然食べに来ない
・着替えなさいって言ってもなかなか着替えない
・宿題はなかなか取り掛からない
このように自分からは動かない上に、こちらがどんなに言っても動かない。しかも、何度も言うと逆ギレしてくる!なんてことも。
実は、我が家はこれが日常茶飯事でした。
やらないから何度も言うのに、
「今やろうと思ってたんだよ!」
「言わないでくれる!?」
となぜか逆ギレ状態。
するとさすがにこちらもイライラが抑えられず、「だったら言われる前にやりなさい!」「もう間に合わないよ!」と応戦してしまう。
毎日こんな状態で親子バトルが絶えませんでした。
2.子どもが行動の切り替えができない理由
では、この状況って子どもからしたらどうでしょう?
なかなか動かなくてもやるべきことは分かっている子は「食事できたよ~」と声がかかると「ご飯できたんだな~」と気付いています。
ただ、目の前の楽しいことがなかなかやめられない。そんな時はやめようとしていないのではなくて注意の切り替えがうまくできなくてやめられないのです。
だからこそ、何度も言われると「分かってるよ!」とイライラします。
年齢が大きくなってくると「分かっているけどやめられない」、このパターンがすごく増えて来るんじゃないかなと思います。
このタイプの子は、自分の欲求にブレーキをかける力が未熟です。
ブレーキを効かせるためには理性の脳が働くことが大切なのですが、その理性の脳を働かせるには感情脳が穏やかである必要があります。
ゲームに夢中になっている状態はまだ理性が働き始めていない状態です。ここで怒ってしまうと感情脳が暴れてしまうので理性は働きません。
その時は怒りに任せてやめたとしても、それは考えてやめたわけではないので次からも同じことが起きてしまうんです。
こんな風に子どもの特性と行動の理由をママが知らないとミスコミュニケーションが続いて毎日のイライラがお互い続いてしまいますよね。
では、ママがイライラすることなく子どもの行動の切り替えに効果的な方法をお伝えしますね。
3.イライラせずに子どもがゲームから次の行動を促すたった一言。
なかなかゲームをやめず動かない子に大事なことはいかに子どもを怒らせずに考えさせるかです!
そこでお勧めの始めの一言は「なんのゲームしてるの?」です。
笑顔で、興味を持っている雰囲気で話しかけてくださいね!
こうして大人が興味を持つと子どもも大好きなゲームのことなので楽しく話してくれます。
そこで「もうご飯できたから、終わりにできそう?」「あとどれくらいで終われそう?」と話してあげれば、しっかり考える力が働き自分で行動を決めることができるんです!
この声掛けのオススメポイント、実はもう一つあります。
それは、子ども自身がゲームをやめられない原因が捉えられるのです。
ゲームにもいろいろな種類がありますよね。パッとやめても大丈夫なものから、途中でやめたらすべて水の泡になるもの。
興味を持って聞くと子どもがなぜやめられないのかがよくわかるので、ママが待ち時間の見通しをもつことができ待つことができます。
お互いにプラスになる「なんのゲームしてるの?」の声掛けをおウチで取り入れてみてくださいね。
こちらの小冊子も併せてお読みくださいね!
発達障害凸凹キッズの子育のヒントや対応をお伝えしています!
執筆者:やなぎみほ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)