受講生 Y.Aさん
◆きょうだい喧嘩が減りました!
1)発コミュを学んで、お子さんの変化を教えてください。
姉と弟でのきょうだい喧嘩が減りました。
娘の変化としては、気分が安定して落ち着いてきています。以前は、「弟ばかりずるい」という嫉妬の言葉を発していましたが、最近はあまり聞かなくなりました。
小5で不登校になったときから関わってくれている市の相談員さんから、娘が「今まで人のことばかり気になって、自分のことを見ていなかったと気付いた。これからは自分のことをもっと見るようにしたい」と言ったそうで、娘の変化が素晴らしいとおっしゃってくださいました。
私もすごい成長だと思い、うれしくなりました。
息子は、癇癪を起こす頻度が減りました。姉が落ち着き、弟にあれこれ細かい注意をしすぎなくなったからだと思います。
癇癪を起こしても見て見ぬふりでスルーすると、自分から別の部屋や隠れられるところに行ってタイムアウトしています。
その後、おやつに呼んだり、別の話題で声をかけると、すでに機嫌がなおっています。
◆子どもにも上手く対応できるようになり、自分の気持ちもラクになりました!
2)発コミュを学んで、ご自身の考え方・感情の変化や行動の変化を詳細にお書きください。
たくさんありますが、教えていただいたことを実践すると子どもに対する対応も上手くいき、自分の気持ちもラクになりました。
肯定の10テクニックにより、褒めるだけが肯定ではないと知り、気がラクになりました。
感情的に巻き込まれてしまうのが課題だったので、ディスタンシングの方法が分かり実践できました。
子どもの困った行動も、対応方法がわかったので、気持ちにゆとりがでましたし、自分や子どもを客観的にみられるようになりました。
つい今までのやり方が出てしまうときもありますが、それも客観的にみられるようになったので、長引かせることがなくなりました。
肯定や3Sを常に頭において接するようになりました。
◆宿題のときの癇癪も発コミュ対応で乗り切ります!
3)お子様の困った対応を思い出して、「今だったら、こう対応する」という接し方を教えてください。
娘が小学校低学年の頃、毎日「宿題がわからない!」とパニックを起こして泣きわめいていました。
なだめても教えようとしても全然耳に入らず、離れようとしても服をつかんで離さないので、タイムアウトもできず、結局こちらも感情的になって怒ることの繰り返しでした。
今なら、3Sでまず宿題をやろうとしていることを褒めます。
ギャーギャーわめいているときは見て見ぬふりでスルーをし、こちらの提案や話(「問題を読んでみようか」「ここに〇をかいてみようか」)などが聞けたらすぐ褒めます。
途中もこまめに褒めたり、励まし、「宿題が終わったら、アイス食べようね」など、やる気になるご褒美も用意します。
◆具体的な対応例が多く、実践で応用しやすかった
4) ご自身にとって、発コミュのどのような点が役立ちましたか?
ディスタンシング、肯定の10テクニックなど、様々なテクニックと、その具体的で詳細な例が数多く説明されていたので、実践で応用しやすかったです。
◆姉と弟、それぞれの良さを伸ばしていきたい
5)これからさらに、お子さんのどんな所を成長させたいと思っていますか?
娘は、人のことを良く観察し考えることができるので、それを自己卑下に使わず、よい方向に使えるように導けたらと思います。
自己効力感をアップさせ、ありのままの自分に自信をもって生きていけるようにしていけたらと思います。
息子は、自分の好きなこと(動物や昆虫など)のことは驚くほどよく覚え、人にも自信満々で話せます。よいところは伸ばしつつ、苦手なところはうまく導きたいと思います。