【教材付】OTに通うよりも効果あり!発達障害の子どもの「見る力」を育てる教材ができました!

発達障害でOTに通っているお子さんを持つお母さん、OTのトレーニングで「これって必要?」と疑問に思ったことはありませんか?実はOTのトレーニングには共通するある狙いがあったんです!おうちでOT以上効果がある教材をプレゼントします!
 

【目次】

 

1.発達障害の息子、楽しく療育に通ってます!

 
 
発達障害・グレーゾーンのお子さんは療育や児童発達支援に通っている子も多いと思います。療育にはたくさんの種類があります。なかでも作業療法(OT)に通っている子も多いのではないでしょうか。
 
 
OTでは、国家資格を持った作業療法士さんと、工作や手芸、おえかきやおもちゃの操作を通して手先をトレーニングしたり、食事や着替えなど日常生活に関わる動作の習得を促してくれます。
 
 
 
 
発達障害・自閉症スペクトラムで年長さんの息子も、OTに通いだしてもうすぐ2年がたちます。
 
 
この2年間、他のお友だちとビーズ遊びをしたり、お絵かきをしたり。たまにお買い物やレストラン体験もあったりして、手先のトレーニングだけではなく社会生活の面も練習することができました。
 
 
特にこの半年間は小学校入学を見据えて、えんぴつを使った作業が多くなりました。
 
 
ノートの枠や行に合わせて文字を書いたり、ものさしを使って線を引く練習をしたり。小学校で必要な作業を具体的に教えてもらえるのは、とてもありがたいことでした。
 
 
一方で、これって必要?と思うような練習もあります。
 
 
今日は私が「なんでこれやってるんだろう?」と感じたトレーニングをご紹介しながら、OTでのトレーニングの目的と、おうちでお母さんができる、もっと良い方法を解説します。
 
 
こちらの記事には、おうちでできるトレーニング教材を添付しました。何度でも無料ダウンロードできますよ!
 
 
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2.これって必要?OTで実際にやったナゾのトレーニング

 
 
ある日のOTでのことです。その日のトレーニングは、タッパーに入った大量の輪ゴムを大きめのピンセットで1つだけつまむ、というものでした。
 
 
息子はうまくできなかったそうです。
 
 
輪ゴムは、静電気で複数の輪ゴムがくっついた状態になることが多いのです。息子はくっついた状態のままつまみ、手のひらの上でほぐしてから1つだけつまんでいたそうです。
 
 
ピンセットの使い方は分かっているので、手は使わず、全部の工程をピンセットでやっていたとのこと。「1つだけつまむのは難しかったみたい」という先生からのお話でした。
 
 
「息子は不器用だからできなくてもしょうがないか…」と思いながら、そもそも輪ゴムをピンセットでつまむ必要がどこにあるんだろう?という疑問がわいてきました。
 
 
 
 
日常生活で、輪ゴムをピンセットでつまむ人がどれぐらいいるでしょうか?私はやったことがありません。そもそも私がピンセットを使うのなんて眉毛を抜くときぐらいです(笑)
 
 
親の私がこういう調子ですから、息子が将来ピンセットを頻繁に使っている姿が全く想像できませんでした。
 
 
たしかにOTでやるぐらいですから、ピンセットで細かいものをつかむという作業は手先のトレーニングとして有効なのでしょう。
 
 
でも、日常生活にそのまま使えないようなトレーニングができないからといって、将来困るとはどうしても思えません。
 
 
このようにOTで行うトレーニングでは、ボタン付けやえんぴつを使った書く作業など、日常生活や学校生活に直結するものもあれば、そうでないものも結構あると感じませんか?
 
 

3.ナゾのトレーニングの狙いとは?~目と手の協応~

 
 
では、どうして生活に直結しないものもトレーニングに取り入れられているのでしょうか?
 
 
工作、手芸、おえかき、字を書く作業、ピンセットを使った作業…
 
 
これらに共通するのは、目と手を同時に使っている作業だということです。
 
 
目で見て手を動かす。日常生活のほとんどは目で見て手や体を動かす動作です。これは発達の専門用語で「目と手の協応」といわれています。
 
 
この記事を読んでくださっているみなさんも、目で読み進めながらスマホを手でスクロールされていますよね?
 
 
ボールを使ったスポーツも、目でボールの行き先を確認して、手や足を使ってボールをとらえる動作の連続です。
 
 
目で見て手を動かす機能が備わっていなかったら、生活のほとんどが成り立たないと言っても過言ではありません。それほど重要な機能なのです。
 
 
 
 
OTでやっているトレーニングは、この目で見て手を動かす動作をスムーズに行えるようにするためのものなのです。
 
 
例えば、字を書く作業は、ノートを見て、どのあたりにどれぐらいの大きさで文字を書いたらいいのか情報をキャッチし、実際に手を動かして書くという動作になります。
 
 
文字のバランスが崩れていたり、枠からはみ出していたりすると、手の動きに課題があると思いがちですが、実はしっかり目で見て情報がキャッチできていない可能性もあるのです。
 
 
さて、さきほどの輪ゴムをピンセットで1つだけつまむという作業はどうでしょうか?
 
 
輪ゴムは静電気の影響でまとまってしまっていますから、1つだけつまむとなるとどこにピンセットの先を差し込めばいいのか、しっかり見て判断する必要があります。
 
 
しかも、輪ゴムはすべて同じ色でしたからさらに見づらい状態。「しっかり見る」という作業が要求されるトレーニングでした。
 
 
結局のところ、息子は見て情報をキャッチすることができず、まずは塊の状態で手に取って、手のひらで広げて1つつまむ、という行動に出ました。
 
 
輪ゴムの塊を手のひらで広げて見やすくする。なるほど、よく考えたな!と感心しました。
 
 
輪ゴムがたくさんあって分かりにくい。だから簡単にできるステップをはさんで実行したのです。
 
 
細い輪ゴムをピンセットでつまむことはできましたので、息子は見る力に課題があるのだなと気がついた出来事でした。
 
 
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4.楽しくて生活に直結!トレーニング効果の高い教材ができました

 
 
不器用さの原因は「目で見て動作をするのに十分な情報をキャッチする力」発達途上なのかもしれません。
 
 
また情報は十分にキャッチできているけれど、「目でキャッチした情報を手に伝える力」十分でない可能性もあります。
 
 
まずは、しっかり見て情報を十分キャッチする力を育てましょう!「じっくり見る」これがポイントです。
 
 
発達障害で、興味がコロコロ移ってしまうお子さんは、1つのものじっくり時間をかけて見る、ということはしません。
 
 
その結果、細部の情報までキャッチすることが難しい状況である可能性が高いです。
 
 
ではどうすればじっくり見てくれるでしょうか?
 
 
答えはカンタン!子どもの好きなものを見せることです。好きなものならいつまでも飽きずに眺めることができますよね。
 
 
この観点から行くと、輪ゴムをじっくり見たい子はそうそういないのではないでしょうか。OTでは子どもの好きなものよりも、トレーニング効果やその教室にある素材、素材の価格などが優先されることがあります。
 
 
療育に行くことも効果がありますが、お母さんが発達を学んで、子どもの好きなものを使って発達を加速できるトレーニングができたら最高ではありませんか?
 
 
パステル総研では、発達障害・グレーゾーンの子育てに頑張るお母さんが子どものために学んで、おうちで発達支援をしています。
 
 
そして今回、子どもが楽しく「見る力」を伸ばしながら、目と手の協応を高める教材を作成しました。
 
 
 
 
これは線に沿って紙をちぎってイラストを完成させる教材です。
 
 
乗り物や動物のイラストを揃えましたので、お子さんが好きなものを選ばせてあげてください。線からはみ出さないように、しっかり見ながらちぎるのがポイントです。
 
 
これまで、手先を使うトレーニングと言えば、ピンセットやはさみ、えんぴつなど、道具を使ったものが中心でした。たしかに道具の使い方をマスターできれば日常生活にも役立ちます。
 
 
でも目で見て手を動かす、という観点からみると、片手しか使わないのはもったいない!
 
 
しかも、小さな子、不器用子は道具を使うだけでもハードルが高いですよね。
 
 
ちぎる作業は道具は不要!そして両手を使います。両手を使う分、目で見て手を動かす作業の効果は大きくなります。
 
 
教材をプリントアウトしてくだされば、道具なしでいつでもどこでもできるのも魅力です。
 
 
目標は「手を細かく動かしながらちぎっていくこと」ですが、まずは線に沿ってちぎることを意識しましょう。
 
 
具体的な使い方についてはこちらの動画を見てくださいね。
 
 
また、ちぎった後のイラストはそのまま遊べるようなものを選びました。お子さんと一緒に遊んだり、スケッチブックにのりで貼ってコレクションしたりしてください!
 
 
のりの使い方についてはこちらの動画でコツを学べます。
 
 
1枚ちぎり終わるごとに、「がんばったね!カード」にシールを貼ったり、色を塗ったりするのもオススメです。頑張った記録が残りますよ!
 
 
もしも上手にできないときは、印刷用の紙が硬くてうまくいかないケースが考えられます。
 
 
その場合は、折り紙やティッシュ、キッチンペーパーなどの柔らかい素材を自由にちぎることから始めてみましょう。
 
 
慣れてきたら、お母さんが線や図形を書いてあげて、線をしっかり見ながらちぎる練習をしてみてください。
 
 
このとき、まるやハートなどの曲線の図形を書いてしまうと難しくなってしまいます。直線を組み合わせた図形がおすすめですよ!
 
 
もし教材が興味が持てない場合は、お休みしてかまいません。お菓子の袋や封筒など、ちぎる作業は日常生活でもたくさんありますよね。
 
 
こちらの教材を使ってトレーニングしながら、実際にお菓子や調味料の開封をお願いしてはいかがでしょうか?
 
 
小学生以上であれば、クーポンを点線に沿ってちぎる作業もオススメです。
 
 
ファーストフードやファミリーレストランのクーポンを用意して、好きなのをちぎって外食しよう!と誘うと、やってくれるお子さんも多いと思います。
 
 
楽しく遊びの中でトレーニングすることがとても大切です。とにかく楽しく、たくさんおしゃべりしながらやってみてくださいね。
 
 
トレーニングのやり方のコツについては、こちらで詳しく解説しています。
 
 
発達科学コミュニケーションでは、子どもがサクッと動く声かけの仕方も学べます。
 
 
なかなか誘ってもうまくいかない、という方は発達科学コミュニケーション講座を受講してみてもいいかもしれません!
 
 
お子さんの好きなものを使っておうちでお母さんが発達支援を始めてみましょう!
 
 
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執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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