不登校回復期の行動力を後押し!小学生が動き出す親子の会話術

 

子どもの不登校は続いているものの、家では落ち着いて過ごせるようになってきた不登校回復期。ゲームばかりの毎日から行動を広げるチャンスです。はじめは好奇心のあることから始めましょう!
 

【目次】

1.不登校の小学生が暇そうなのに活動をしたがらない
2.不登校回復期にスモールステップで行動量を増やして欲しい理由
3.子どもの行動力をあげる好きポイント活用術

 
 

1.不登校の小学生が暇そうなのに活動をしたがらない

 
 
不登校で荒れていた子どもの心が安定すると、親との会話が増えたり、暇そうにしたり、新しいことに目が向いたりする時期がきます。
 
 
そんなお子さんは、お家の中で行動を広げるチャンスです!
 
 
不登校になって家では穏やかに過ごせているけれど好きなことしかしない、生活リズムが乱れがち、外出のハードルが高い。
 
 
不登校回復期の子どもによく見られる姿ですが、この時に無理やり外出をさせたり学校へ行かせようとするのは逆効果です。
 
 
 
 
親としては早く元気になって、外で活発に過ごし、遅れた勉強を取り戻して欲しいと思ってしまいますよね。
 
 
その気持ちよくわかります。ですが、何かに挑戦するにも段階があるんです。
 
 
まずは好奇心のあることにからめて、行動の量や種類を増やすことをおすすめします。
 
 
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2.不登校回復期にスモールステップで行動量を増やして欲しい理由

 
 
不登校の子どもの心が安定して過ごせる時間が増えたら、次にして欲しいのは行動量を増やすことです。
 
 
なぜなら行動量が増えると脳を使う時間が増えるからです。
 
 
そして脳を使う時間が増えると発達しやすくなるんです。
 
 
ですが、実際にはそう簡単にはいかないことがほとんどではないでしょうか。
 
 
なぜなら、チャレンジすることは脳にとって負荷がかかることだからです。
 
 
負荷が大きいと疲れてしまい、不登校の初期に戻ってしまったように見えることがあります。
 
 
ですので、行動を増やすときは、スモールステップで楽しいことにチャレンジしていきます。
 
 
 
 
外出を嫌がるお子さんは、お家で行動力を上げることができるので安心してください。
 
 
家の中での生活が整う、行動できることが増えると、ようやく外での活動につながっていきます。
 
 
この順番を意識して、まずは小さなことでも行動し、「できた」という成功体験を積み重ねていきます。
 
 
また、楽しいことをしているときや、目標を達成したときなどにドーパミンが分泌されます。
 
 
ドーパミンは行動を起こしている時に活性化し、挑戦する力になります。
 
 
一方で、毎日同じことばかりしていると、脳は省エネモードになって発達しにくくなる特徴があります。
 
 
ですので、心が回復したら、次は家の中から行動の量と種類を増やして成功体験を積み、発達しやすい脳を作りましょう。
 
 
成功体験で自信がつけば、新しいことに挑戦できるようになり、さらにストレスに対処する力がつきます。
 
 
初めてのことをする時はうまくいかないことが多く、そのたびに「どうしたらできる?」と試行錯誤するようになります。
 
 
この経験が外の世界でも「ちょっとぐらい失敗しても大丈夫」と思える力になるんです。
 
 
 
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3.子どもの行動力をあげる好きポイント活用術

 
 
私が息子の行動力をあげるためにやったのは、「子どもの好きポイント」を活用することです!
 
 
息子がサッカーのカーブキックにハマっていた時は、「今、一番気に入っているカーブキック見せて!」と声をかけました。
 
 
そして実際に、布でできたサッカーボールを家の廊下で蹴ってもらいました。
 
 
野球のピッチングにハマっていた時は、「お母さんにピッチングクイズ出してみて〜」と声をかけました。
 
 
プロ野球選手のピッチングフォームを真似してもらい、私が選手を当てるゲームをしながら楽しく行動力を増やしました。
 
 
また、料理に興味がある子なら、料理をきっかけに行動力をつけることもできます。
 
 
卵を割るだけ、混ぜるだけ、炒めるだけ、盛り付けるだけ。
 
 
とにかく子どもが取り掛かりやすいきっかけを「1つ」だけお願いします。
 
 
どうしても動かない子には、「味見おねが~い」とキッチンに来るきっかけを作ってみるのも手ですよ!
 
 
そしてたった1つの経験を何回か増やしていき、子どもに任命します。
 
 
・卵パッカーン大臣
 
・ウインナー焼き担当大臣
 
・盛り付けスペシャリティ
 
 
子ども心をくすぐる名前をつけて、「大臣、本日も出番です」と楽しく声をかけてみてください。
 
 
 
 
このように、不登校回復期のお子さんの発達を加速したい時は、行動の幅を広げることを意識してみてくださいね。
 
 
息子の場合、少しでも動く経験と、役に立てたという経験から今では1品を全部自分で作る挑戦もするようになりました。
 
 
そして、朝ごはんを自分で作って学校に行くなどプラスαでできることが増えています。
 
 
好きなこと、興味のあることをきっかけにして、行動のスイッチを入れてみてくださいね!
 
 
 
 
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執筆者:三浦由記子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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