聴覚過敏は治る?音に敏感で人混みが苦手な子どもが外出を楽しめた対応2選

 

子どもが人混みが苦手で、外出するとイライラして困っていませんか?その原因は聴覚過敏かもしれません。音に敏感な子どもはちょっとした音でも疲れやすいため、「耳を育てる」ことが大切です。無理なく出来る対応でお出かけもグンと楽になりますよ!
 

【目次】

1.小学生の息子が音に敏感に!人混みが苦手でイライラ…
2.聴覚過敏は治る?音に敏感になる原因とは?
3.音に敏感な子どもが外出を楽しめた!耳を育てる対応2つ
①苦手な原因を取り除く
②心地よい音を増やす

 
 

1.小学生の息子が音に敏感に!人混みが苦手でイライラ…

 
 
お出かけ先で子どもが不機嫌になったり、イライラして困っていませんか?
 
 
特に聴覚過敏のある子どもは人混みや電車の音など、他の人が気にならないような音が大きく聞こえて、イライラしたり、ぐったり疲れてしまうことがあります。
 
 
そんな音に敏感な子どもには、音の刺激を取り除くだけではなく、耳を育てる対応が大切になってきます。
 
 
我が家の息子は小学校4年生から学校に行きしぶるようになり、その時初めて、ざわざわした音が苦手な「聴覚過敏」であることが分かりました。
 
 
今までは学校も楽しく行けていたし、電車に乗ってお出かけもできていたので、音に対する敏感さに気づくことはありませんでした。
 
 
しかし、だんだん音に敏感になり、人混みが苦手になり、学校や電車での人の話し声が気になりイライラするようになってしまったのです。
 
 
このように感覚は本人にしか分からないことなので、聴覚過敏の生きづらさに周りが気づきにくいことがあります。
 
 
そして感覚過敏が原因で癇癪や学校への行き渋りなどが起こってしまうこともあるのです。
 
 
我が家では急に聴覚過敏がひどくなってしまった息子に耳栓やノイズキャンセリングヘッドホンなどを試してみましたが、それだけではうまくいきませんでした。
 
 
 
 
しかし、耳を育てる対応を続けたことで、今では自分から「電車に乗って出かけたい」「〇〇に行ってみたい」と、人混みのある場所にも前向きに行けるようになったのです。
 
 
この記事では聴覚過敏の原因と音に敏感で人混みが苦手な子どもの耳を育てる対応の仕方をお伝えします。
 
 
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2.聴覚過敏は治る?音に敏感になる原因とは?

 
 
聴覚過敏の原因には次の3つが考えられます。
 
 

◆耳の機能

 
 
耳には、大き過ぎる音をやわらげる働きがありますが、この調整機能がうまく働かないと、小さな音でも強く感じてしまうのです。
 
 

◆脳の機能

 
 
脳のはたらき方に偏りがあることも聴覚過敏の原因のひとつです。
 
 
発達障害・自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)と関連がある場合も多いです。
 
 

◆ストレス・疲れ

 
 
ストレスや疲れも、聴覚過敏の症状が悪化する原因になります。
 
 
普段は気にならない音でも、疲れているときには周囲の音がひどく苦痛に感じ、イライラしてしまう人もいます。
 
 
このように発達障害やストレスがあると音に敏感になりやすくなってしまいます。
 
 
原因は分かっているものの、聴覚過敏そのものを治す方法はないとされています。
 
 
 
 
しかし、音に敏感になっているとお出かけや日常生活でも困り事が出てくるため、なんとかしてあげたいですよね。
 
 
聴覚過敏を和らげるのに我が家で効果があった対応を次でお伝えしますね。
 
 
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3.音に敏感な子どもが外出を楽しめた!耳を育てる対応2つ

 
 
聴覚過敏を和らげるためには「耳を育てる」サポートが大切になってきます。
 
 
そのために意識してほしい2つのポイントをお伝えします。
 
 

◆①苦手な原因を取り除く

 
 
無理をさせず、苦痛となっている刺激を取り除いていくことが大切になります。
 
 
苦手な音を聞いて克服させることは、子どものストレスになり、聴覚過敏が悪化することにもつながるため避けましょう。
 
 
例えば…
 
 
・耳栓やノイズキャンセリングヘッドホンを使い刺激を減らす
・お出かけするときは、人が少ない時間に出かける
・外での刺激が疲れやすいため、お出かけの時間を短くする
・人混みを避けて電車ではなく、車で移動する
 
 
など工夫をすることで苦手な刺激を減らすことができます。
 
 
しかし、苦手なものを取り除いてしまうだけでは、子どもの発達を奪ってしまいかねません。
 
 
聴覚過敏を和らげるには子どもの耳を育てる必要があるのです!
 
 

◆②心地の良い音を増やす

 
 
耳を育てるには心地の良い音の刺激を楽しんで、そこから受け入れられる音の感覚を広げていくことが大切になってきます。
 
 
聴覚過敏の人は、「嫌いな音」がある一方で「心地の良い音」があることも多いので、子どもをよく観察してみましょう。
 
 
また、聴覚過敏のある子どもは人が出す音には過敏に反応してしまいますが、自分が出す音は予測がつくため受け入れやすくなります。
 
 
そのため、
 
 
・好きな音楽を聞く
・楽器を演奏する
・カラオケで自分で歌う
・おしゃべりをする
 
 
などをして心地の良い音を増やしたり、自分が出す音を聞く機会を増やしてあげましょう。
 
 
こうすることで、だんだんと聴覚過敏も和らいできます。
 
 
我が家では息子のストレスにならないように、お出かけする時はなるべく人混みの少ない場所や時間帯を選んで行ったり、車で出かけたりするようにしました。
 
 
また、息子が好きな音楽を教えてくれた時には一緒に聞いたり、おしゃべりする時間を増やしたりしました。
 
 
カラオケのアプリを入れて、お家で好きな曲を歌うこともありました。
 
 
このような対応を続けたことで、以前はざわざわした場所や人混みが苦手だった息子が、お友達とテーマパークに遊びに行くことができるようになったのです。
 
 
テーマパークの音は少し大きかったようですが、ヘッドホンもすることなく、楽しむことができたのです。
 
 
 
 
いかがでしたか? ストレスを減らし、子どもの心地良い音を増やすことで耳が育ち、聴覚過敏を和らげることができます。
 
 
お子さんと一緒に心地良い音を見つけてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:倉本 紗衣
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
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