お子さんについガミガミ言ってしまう過干渉なお母さんに必要なのは、子どもが動き出すのを待つこと。そして失敗してもいいから一度やらせてみる勇気。反抗期の子どもが自ら動き出すコミュニケーションの仕方と仕掛け方をご紹介します。
【目次】
1.こんな考え方が実は!反抗期に逆効果になることも
2.なぜ過干渉な子育てをしない方がいいのか
3.夢を叶えるための次男の行動とそれによって起きた奇跡
1.こんな考え方が実は!反抗期に逆効果になることも
思春期のお子さんを持つお母さんによく見られるお悩みあるある、
・反抗期で、毎日無視される
・学校に行けないけど、本人は何も話したがらない
・何か辛そうだけど、聞くと「別に」としか返ってこない
・「このままでいいの?」という不安だけが募っていく
あなたにもありませんか?
多くのお母さんは…
✔️どうにか解決しなきゃ
✔️何か言わなきゃ
✔️今すぐ改善策を探さなきゃ!
と思ってしまうんです。ですが、実はそれが 逆効果になることも!

毎日ぶつかって、イライラして、あとから自己嫌悪。
そんな日々をなんとか変えたいけど、どうしたらいいか分からない。
つい過干渉してしまう…
かっての私もそうでした。
しかし子どもが内側に閉じこもっているときは、焦って外から働きかけるほど、もっと心のドアを閉じてしまうんです。
そんな時、知っておいて欲しい考え方があります。
2.なぜ過干渉な子育てをしない方がいいのか
過干渉を手放すとは、子どもを信じて待つことであり、子どもが行動したタイミングでポジティブなコミュニケーションをすることです。
子どもを変えようとするのではなく、 「今はこの子の“もやもや期”なんだ」と理解して寄り添いながら“待つ”ことが、やがて子どもが自分で変わろうとする原動力になります。

なぜ過干渉しないことが子どもの脳を育てるのでしょうか。
子どもの暴言暴力や学校でのトラブルの原因は、一つとは限りません。
様々なことが絡み合っているため、すぐに答えを求めずに、子どもの気持ちに寄り添いながら、じっくりと向き合うことが大切です。
子どもは成長過程において、様々な葛藤や矛盾を経験します。
自分の気持ちを上手く言葉で表現できなかったり、周りの友達との関係で悩んだり…。
過干渉を止めることで子どもが自分で変わろうとするので、ママにとって省エネなのに、結果子どもの脳が育つんです。
今までガミガミ言っても疲れるだけであまり効果が無かったならば、今こそ、対応を変えるチャンスです!
3.夢を叶えるための次男の行動とそれによって起きた奇跡
ゲーム人口1万数千人中、上位40位前後しか参加できない大会に出たいと夢を語った次男。
カードゲームの全国大会出場、全国一位という夢を叶えるための次男の行動と、それによって起きた奇跡。それを実現するためにしたことについてお話しします。
私は勉強する暇があったら、大会の対策に費やしたい。という彼の要望は一切否定しませんでした。
いいアイデアが思いついたら深夜でも目がギンギンに冴えて朝まで検証する日々でした。
これ勉強するよりもよっぽど脳が働いていますからね!
ここで頑張る、究める経験が彼の後の人生の自信になれば!と私は思っていたのです。
世の中はそんなに甘くないと多くの大人は言います!かつての私もそう思っていました。
だけど、たった一度の人生、みんなと同じことを求めるよりもこの子だからこそできることを磨いてあげたい!
脳を育てる視点とはその子を信じることで初めて持てるようになるのです。
〜あるべき
〜ねばならない
ではなく、
目の前の子どもをまっすぐみる!
長年、過干渉子育てをしてきた私にとって失敗体験を味わうって大人も怖いですが、勉強になりました。

結果も素晴らしいけれど、ここに来るまでの努力の過程をずっと見てきた私は次男の成功体験に心が震えるほどの感動をしました。
この時の次男はエネルギーに満ち溢れていました!
全国大会に出場が決まった時の笑顔は忘れられません。時間の管理、金銭感覚、様々な手続きや困った時には誰かに尋ねるなど、このカードゲームで身につきました。
人が何かに夢中になる程行動をするのは夢、目的が見つかってからなんですよね。
将来のために勉強しておいた方がいいよ!それは平凡な大人の視点です。
子どもは、今を生きているからいくら大人がこうするといいよと言っても動かない。
勉強も、面白いからするのであって、将来のためにする子ってほんの一握り。
目的が見つかればやがて夢となり、行動力につながる!
過干渉の親御さんに必要なのは失敗してもいいから一度やらせてみる勇気。
否定しないで、それいいね!とお母さんの好き嫌いに関係なく、応援することです。
すると子どもはどんどん夢を追いかけどんどん行動するようになりますよ。それが脳を育てるということです!
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パステルキッズの学びについて提案しています。
執筆者:宮田かなこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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