兄弟喧嘩にうんざり!ノイローゼ寸前のママを救う“叱らない対応”3選

 

些細な事で始まる兄弟喧嘩にうんざり・・・。そんな毎日に疲れてしまいますよね。 実は子どもの特性にあった関わり方で、ケンカはスッと落ち着きます。この記事では、ノイローゼ寸前のママを救う“叱らずにケンカを減らす関わり方”をご紹介します。
 

【目次】

1.毎日の兄弟喧嘩にノイローゼ寸前!
2.兄弟喧嘩で手が出るほど激しい喧嘩になる理由
3.兄弟喧嘩は親のせい?!私の失敗と気づき
4.今すぐできる!ママファーストで叱らず兄弟喧嘩を減らす3つの対応

 
 

1.毎日の兄弟喧嘩にノイローゼ寸前!

 
 
毎日、些細なことで始まる兄弟喧嘩に「またか…」とうんざりしていませんか?
 
 
朝から晩まで取っ組み合いの喧嘩が続き、叱っても止まらず、疲れ切って「兄弟喧嘩ノイローゼになりそう」と感じるママも多いと思います。
 
 
そんな激しい兄弟喧嘩は、ママの心を整え、子どもの特性に合わせた接し方に変えることで、スッと落ち着かせることができます。
 
 
我が家には、注意欠陥多動性障害(ADHD)傾向の兄と発達グレーの弟がいます。
 
 
兄は自分優先で、一つしかないゲームは当たり前のように独占。
 
 
弟は文句も言えず、我慢しているうちにモヤモヤがたまり、ついに爆発!
 
 
兄弟で手が出るほどの激しい兄弟喧嘩が増えていきました。
 
 
最初は「弟にも貸してあげなさい!」と兄ばかりを叱っていました。
 
 
でも、兄は我慢できなくなると物を投げ、弟に手を上げるように。
 
 
私もイライラが限界で、兄弟喧嘩ばかり疲れた…と思う日々でした。
 
 
 
 
そのうち、私は「またどうせ兄が悪い」と、喧嘩が起きた瞬間に兄を責めるように。
 
 
けれど、そんな私の対応がますます兄を攻撃的にさせてしまったのです。
 
 
今思えば、「兄弟喧嘩は親のせいなのかも…」と自分を責めてしまうくらい、毎日のひどい兄弟喧嘩に心も体も削られていました。
 
 
 
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2.兄弟喧嘩で手が出るほど激しい喧嘩になる理由

 
 
兄弟喧嘩で手が出るほど激しい喧嘩にまで発展してしまうこともあると思います。
 
 
これは、ADHDの特性が原因かも知れません。
 
 
兄弟喧嘩で手が出るほどの喧嘩が毎日のように続くと、「なんでこんなに激しいの?」「うちだけ…?」と不安になりますよね。
 
 
実はこれは珍しいことではなく、子どもの脳の特性が関係している場合があるんです。
 
 
特にADHD傾向の子どもは、感情をコントロールする力や衝動を抑える力が育ちにくいという特徴があります。
 
 
この特性を知らずに「何度言っても聞かない!」と叱っていると、子どもはますます感情を爆発させ、兄弟喧嘩がひどくなってしまうことも。
 
 
 
 
たとえば、兄が「今ゲームをしたい!」と思ったとき、それを我慢して弟に譲る…ということがとても難しいのです。
 
 
やりたい気持ちが強く、そのまま実行してしまう。
 
 
弟に「貸して」と言われても逆ギレしてしまう…。
 
 
これが、兄弟喧嘩で手が出る大きな原因です。
 
 
また、気持ちをうまく言葉にできない子も多く、「やめて」と言えずにいきなり手が出てしまうこともあります。
 
 
つまり、兄弟喧嘩が激しくなるのは、わざとでも親の育て方のせいでもなく、脳の発達の“まだ育ちきっていない部分”が関係していることが多いんです。
 
 

3.兄弟喧嘩は親のせい?!私の失敗と気づき

 
 
兄弟喧嘩が起きるたび、「どうせまた兄が悪いんでしょ」と決めつけて叱っていたのは、他でもない私でした。
 
 
こんな私の間違った対応が兄弟喧嘩をエスカレートさせていった原因でした。
 
 
何でも自分の思い通りにしようとする兄に、我慢している弟。
 
 
私はつい、兄ばかりを責めていました。
 
 
でもある日、兄が弟に強く手を出したとき、「お兄ちゃんなのに何してるの!」と兄だからという理由で叱っていることが、暴力をエスカレートさせていたと気づいたんです。
 
 
「どうせ何をしても怒られる」そんな気持ちが、兄の中で大きくなっていたんだと思います。
 
 
一方で弟も、「どうせ言っても聞いてもらえない」と話さなくなり、ますます気持ちが通じ合わなくなっていきました。
 
 
私が間違った対応を続けてきたことで、兄は自己肯定感を下げ、弟はコミュニケーション力を下げるという最悪の結果に…。
 
 
 
 
そのとき、私はやっと「兄弟喧嘩が親の対応によって悪化することもある」と気づいたのです。
 
 
それからは、どちらか一方をすぐに叱るのではなく、「それぞれにどんな気持ちがあったのか」を冷静に聞く姿勢を意識するようになりました。
 
 
 
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4.今すぐできる!ママファーストで叱らず兄弟喧嘩を減らす3つの対応

 
 
兄弟喧嘩が起きるたびにイライラして、「もう無理…」と感じても大丈夫!
 
 
今すぐできる3つの対応方法でママもイライラを手放し、叱らずに兄弟喧嘩を落ち着かせる方法をご紹介します。
 
 

◆①兄弟の気持ちを大切にする

 
 
つい「お兄ちゃんなんだから我慢して」と言いがちです。
 
 
ADHD傾向のある子は、感情のコントロールが苦手で、比べられると自己肯定感が一気に下がってしまいます。
 
 
「弟はできるのに…」と言われ続けた子は、「どうせ僕なんて」と反発や暴言に走ることも。
 
 
まずは兄弟を比べるのをやめて、それぞれの気持ちをフラットに聞くことから始めてみてください。
 
 

◆②子どもの気持ちを代弁する

 
 
兄弟喧嘩ばかりで「もう疲れた」と感じる時ほど、感情の奥にある“本音”に目を向けてみましょう。
 
 
ADHDの子どもは自分の気持ちを伝えるのが苦手な子も多いです。
 
 
「悔しかったね」「ほんとは○○してほしかったんだよね」と代わりに言葉にしてあげると、子どもは安心して気持ちを話し始めます。
 
 
我が家でも、叱るのをやめ「どうしてほしかった?」と聞いたことで、兄は「ちゃんと話してほしかった」、弟は「自分の話も聞いてほしかった」と伝えてくれたことがありました。
 
 
すると、それ以降の兄弟喧嘩がぐんと減ったのです。
 
 

◆③喧嘩の裏にある“親へのサイン”に気づく

 
 
兄弟喧嘩の背景には、「ママに見てほしい」「もっとわかってほしい」という親へのサインが隠れていることも。
 
 
実際、叱られたくてわざと喧嘩をしているのではなく、「かまってもらえるのが喧嘩のときだけ」という子もいます。
 
 
「兄弟喧嘩は親のせい」と感じて落ち込むのではなく、「ママがいるから安心して甘えてるんだな」と見方を変えてみると、イライラも少しラクになりますよ。
 
 
 
 
まずはママの気持ちを安定させることが最優先です。
 
 
兄弟喧嘩が起きても、叱らずに関われるようになると、ママの気持ちも安定してきます。
 
 
「また始まった…もううんざり」と感じる日もあるかもしれませんが、ママファーストで子どもとの関わり方をひとつだけでも変えてみてくださいね。
 
 
少しずつ子どもたちの関係も、ママの心も、穏やかになっていきますよ。
 
 
 
 
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執筆者:平野 可奈子
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
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