仕事に家事に、そして発達凸凹キッズの子育て。「なぜ夫は何もしないの?」とモヤモヤしていませんか?この記事では、夫を責めるのではなく味方につけるための関わり方と、家族みんなが笑顔になれる関係づくりをお伝えします。
【目次】
1.「何で私ばっかり?」と会話がないことで夫にイライラが募っていた日々
2.夫婦に会話がなくなってしまった原因
3.今日からできる!夫を味方につける関わり方
1.「何で私ばっかり?」と会話がないことで夫にイライラが募っていた日々
発達凸凹キッズの育児に、家事に、仕事に、 毎日時間に追われながら、「やらなきゃ」で頭がいっぱいでした。
それなのに、夫はというと…
・子どもが話しかけているのにスマホばかり
・食事は出されて当然、片付けはノータッチ
・お願いすれば渋々動くけど、気づいてはくれない
そんな様子を見ていると、
「私ばっかり頑張ってる!なんで分かってくれないの?」とイライラしてしまいますよね。

私も以前は、夫に対して「期待しない」「諦めたほうが楽」と思っていました。
でも、それは本音じゃなかったんです。
本音が言えないほど毎日やり切ることに疲弊していて、話すことさえ面倒になっていたのです。
そんな私に変わるキッカケをくれたのが、発達凸凹の息子の不登校でした。
これからの人生ずっとこのままでいいのかな?と考えたとき、絶対嫌だと思ったのです。
なぜなら、全く楽しくないから!この状況が一生続くのかと思ったとき、私は耐えられそうにありませんでした。
それに、このまま夫を戦力外扱いしていたら、息子に家事も育児もママの仕事って思わせてしまう気がして嫌でした。
ですから私はこの状況を変えたいと思い、夫への対応を変える決意をしました。
2.夫婦に会話がなくなってしまった原因
子どもが生まれる前は夫婦に会話があったのに、子どもが生まれてから夫婦に会話がなくなっていくのはなぜなのでしょうか?
会話がなくなっていく原因はいくつかありますが、私の場合、夫を否定的な目で注目していたことが大きな要因でした。
・「子どもにそういうこと言わないで」「もっとこうしてよ」と指摘する
・家事を手伝ってもらっても「ここはもっとこうしてよ」「この干し方だとシワになる」と文句言う
・やらなくても嫌味を言う「少しは手伝ってよね」「またお風呂掃除サボってる」
と、見ることやること全て否定的な注目ばかりしていました。
きっと夫は窮屈な思いをしていたと思います。
そんな否定的な注目をし続けていると、
・黙って洗濯物の手直しすると「手直しするぐらいなら俺の時間を返せ!」と言われたり
・夫は一人で部屋に引きこもるようになったり
・一緒に過ごしていても会話がゼロ
になっていきました。

この人には言っても無駄なんだ、言っても協力してもらえないんだ、それが諦めの気持ちに繋がり、夫に対して心を閉ざす原因となってしまったのです。
相手への期待値が下がり、感情的な交流を避けるようになり、より悪循環になってしまいました。
そんなギスギスした環境の中で過ごす子どもたちは、空気を敏感に感じ取ります。
家庭全体の雰囲気を重く、冷たいものにしてしまっていたことにようやく気付いたのです。
発達科学コミュ二ケーションを学び、夫に否定的な注目をしているから悪循環になっていると分かり、勇気を持って対応を変えることをしました。
そんなとき、私が試して効果があったのは、“肯定的な声かけ”です。
え…夫にも気を遣わないといけないの?って最初は思いました。
でも、相手を変えようとするより自分が変わる方が早いと感じたのです。
最初は抵抗もありました。でも続けてみてよかった!と今は心の底から思います。
3.今日からできる!夫を味方につける関わり方
夫を味方につけるために、まず私がしたことは1つです。
「ありがとう」と感謝を伝えることです。
どんなに小さなことでもOK!
・お皿を運んでくれた
・ゴミを出をしてくれた
・子どもと遊んでくれた
少しでもやってくれたことに対して、途中だったとしても感謝をする声かけをしました。
段々、言うことが慣れてくるので自然と、
「お疲れ様!」
「ここまでやってくれて助かったよ~」
「子どもが喜んでたよ!」
と伝えることができるようになりました。

すると夫も段々家事に、育児にも参加することが増えたんです。
ほんの小さな行動への感謝が、積み重なると大きな変化になりました。
思い切って土日の料理をやらない宣言をした私は、「ご飯は夫にお任せ」と決めました。
最初は驚いていた夫も、やってみるうちに料理に目覚めたんです。
しかもそれだけではなく、
・休みの日は積極的に外出の計画を立ててくれる
・子どもの話にも耳を傾けてくれるように
まさか“ワンオペで子どもをお泊まりに連れて行ける夫”になるなんて、昔の私には想像できませんでした。
それは、「やってよ!」と責める関係から、 「ありがとう」を伝えるチームへ変わったから。
夫婦の信頼は、“やってもらうこと”ではなく“認め合うこと”で築かれると気づけたんです。
「私がやらなきゃ」から抜け出して、「みんなで乗り越える子育て」に変えていきませんか?
一人で背負いこまなくても大丈夫。
夫も、子どもも、そしてあなた自身もちゃんと伸びていける力を持っていますよ!
知的障害キッズの行動力と会話力を引き出す対応をお伝えしています。
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執筆者:みやび 楓
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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