「怒られる…」と躊躇していた子が、話してくれるようになった!早産児の親が心がけたい『聞き方』

 

子どもがBADニュースを報告してくれない。それは、親が「BADニュースを言いづらい環境」を作っているからかもしれません。みんなと同じ様にできない!と悩みを抱えがちな早産児にとって、家が自信回復の場所となる『話の聞き方』をご紹介します。
 

【目次】

1.『なんで早く言わないの!?』と叱っていませんか?
2.BADニュースを言いづらい環境は、親が作っている
3.私も、「ダメ出しの親」になっていました
4.問題解決より大事なのは、子どもが気持ちを落ち着ける事

 
 

1.『なんで早く言わないの!?』と叱っていませんか?

 
 
皆さんは、お子さんがBADニュース(子どもにとってマイナスな事)を報告した時、どのような対応をしていますか?
 
 
「なんで早く言わないの!?」と怒ったり、ついつい文句を言ってしまったりしていませんか?
 
 
 
 
子どもがBADニュースを教えてくれなくなると、学校や習い事でのトラブルを把握しづらくなりますよね。
 
 
さらに、悩み事を言い出せずにため込んでしまった結果、ふさぎ込んだり、体調にまで影響が出てしまうこともあります。
 
 
そんな事態を避けるためにも、子どもには早くBADニュースを報告してほしい…そう思いますよね。
 
 

2.BADニュースを言いづらい環境は、親が作っている

 
 
実は、『子どもがBADニュースを言いづらい環境』は、親が作っているのです。
 
 
子どもが失敗の報告や相談をする時、「この人になら、何を話しても大丈夫だ」と思える信頼関係が必要です。
 
 
 
 
脳は、内側の「感情の脳」と、外側の「理性の脳」に分かれています。
 
 
感情が高ぶっているときは、内側の感情の脳が暴れている状態なので、外側の理性の脳はうまく働きません。
 
 
そのため、子どもがトラブルを報告してくれたときに、いきなり「なんでそうなったの?」と理由を聞いたり、「次からこうしなさい」と解決策を提示しても、子どもの心には響かないのです。
 
 

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3. 私も、「ダメ出しの親」になっていました

 
 
私の長男は2か月早産で生まれたため、発達がゆっくり。
 
 
他の子の様に、上手くできないことが多いです。
 
 
そのため、胸を張って言えないようなBADニュースを持ってくることがしばしばありました。
 
 
 
 
昔の私は、長男がテストで悪い点を取ってきたり、先生に叱られたりしたことを話してくれた時、
 
 
「どうしてこんな点数なの?」 「ちゃんと先生の話を聞いてなかったからでしょ」
 
 
と、つい叱ってしまっていました
 
 
すると、長男は次第に何も話してくれなくなり、私は「このままではいけない」と強く危機感を覚えました。
 
 
 
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4. 問題解決より大事なのは、子どもが気持ちを落ち着ける事

 
 
子どもがBADニュースを話してくれた時、まず親がすべきことは、子どもの勇気を認め、安心感を与えることです。
 
 
親が「早く解決しなきゃ」という気持ちを一旦心の引き出しにしまい、以下の4つのステップを実践することで、家庭は「トラブルを叱られる場所」から、「問題を一緒に解決できる場所」へと変わっていきます。
 
 
1つめのステップ:
 
 
まずは、親側の「早く解決しなきゃ」という気持ちを一旦心の引き出しにしまいましょう
 
 
お子さんが話す内容をじっくりと聞きいたり、様子を伺います
 
 
「どうして~しないの?」といった詰問は禁句です。
 
 
2つめのステップ:
 
 
子どもの感情をありのままに受け入れます
 
 
泣いていたら「泣いてていいよ」、怒っていたら「怒ってていいよ」と伝えてあげましょう。
 
 
「泣き止みなさい」と感情を否定してしまうと、子どもは「この人には何を言ってもダメなんだ」と心を閉ざしてしまいます
 
 
3つめのステップ:
 
 
子どもに「どうすればいいか」という解決策を話し合うのではなく、問題に対して「何を感じているか」に焦点を当てます
 
 
理解し、引き受けてあげることで、子どもは「この人は私の気持ちを分かってくれている」と感じます
 
 
4つめのステップ:
 
 
 子どものありのままの感情を受け止めることで、自然と共感が生まれます。
 
 
子どもは「分かってもらえた」という深い満足感を得ることで、心が落ち着き、「次、どうしようか」と前向きに考え始める心の準備ができるのです。
 
 
 
 
このように、親の声かけによって、子どもは「責められるかもしれない」という不安から解放され、親との対話を通じて自分で解決策を考えられるようになります
 
 
そうすることで、家庭は「トラブルを叱られる場所」から、「問題を一緒に解決できる場所」へと変わっていくのです。
 
 
お子さんの未来を変える力は、他でもないお母さん自身が持っています。
 
 
 
 
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執筆者:大島さくの
(発達科学コミュニケーション トレーナー)
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