じぃじ・ばぁばに子どもの行動力を引き出してもらいましょう!
発達科学コミュニケーショントレーナーの岩下まいです。
孫にあまい祖父母は、発達障害・グレーゾーンの子どもの成功体験を与えられます!
レッスンスクリプト
年末年始の帰省、孫と久々に会えて大喜びのおじいちゃんおばあちゃんはたくさんいらっしゃいますよね。孫がかわいくてかわいくて仕方がない、なんでも買ってあげたいおじいちゃん、おばあちゃん。
そんな祖父母をみて「もう!甘やかしすぎなんだから〜!」と思っているお母さんもいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、孫にあまあまなおじいちゃん、おばあちゃんは、子どもの行動力をぐーんとUPさせることができるんですよ。ぜひ、今年はおじいちゃんおばあちゃんの”あまあま”を存分に活用して子どもの発達に協力してもらいましょう♪
お正月だとお年玉でしょうか。孫が喜ぶものを買ってあげたいおじいちゃん、おばあちゃんからお子さんへお年玉やプレゼントを贈るにあたり、子どもの行動力UPのため、お母さんと協力してやってほしいことがあります。
それは、すぐにモノをあげるのではなく、子どもに目的を持って行動を実践してもらい、そのご褒美として贈る方法です。
事前に、お母さんがお子さんに定着してほしいなぁという行動、もしくは、増やしてあげたい成功体験の項目をあげてみてください。
例えば、歯磨きやお着替え、帰省中なら、食器運びのお手伝い、玄関の靴並べや掃き掃除などの帰省先でのお手伝い項目でおじいちゃんおばあちゃんを喜ばせることもできますね。
子どもが成功体験を実感できるように、先程あげた項目ごとに〝できたよシール”と、それを貼るシートを準備して、みんなが見えるところに貼り、行動が起こせたごとに”できたよシール”を貼っていきます。
『〝できたよシール”を5個で目標達成!』など、目標個数を決め、目標個数が貯まったらおじいちゃん、おばあちゃんからご褒美を貰えるように設定するだけで、お子さんは自ら起こした行動が目標達成という成功体験になり自信にもつながります。
ここで大切なことは、 「お子さん自身の行動目標のハードルを高く設定しない。 」ということと、
行動をはじめたときに「お!やってくれてるんだね!」などの声かけ、シールを貼るときの「頑張ったね!」の声かけやハイタッチなど、大人がたくさん褒めてあげることです。
ご褒美に抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、子どもが行動を起こすこと、行動の定着を生むために重要な役割となるのがご褒美なんですよ。
いかがでしたか? 日常には子どもの発達に変換できるチャンスがありふれています。今年は少し視点を変えて、大人も楽しみながら子どもが成長できる2020年にしちゃいましょう♪
講師:岩下まい
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)