北京パラリンピック柔道代表・初瀬勇輔選手に学ぶ、逆境の乗り越えて自立をサポートする方法

パステルの子どもたちは周りの友達と同じようにできないこともあるかもしれません。自分は周りの子と違うのかもと気づいたとき、どうしますか?北京パラリンピック柔道代表・初瀬勇輔選手から逆境を乗り越えるヒントをもらいに行きましょう!
 

【目次】

1.子どもが壁にぶつかったとき、どうすればいい?
2.北京パラリンピック代表・初瀬勇輔選手に学ぶ!逆境の乗り越え方とは
3. 子どもの自立をサポートする方法が分かります!

 

1.子どもが壁にぶつかったとき、どうすればいい?

 
 
うちの長男は、小学4年生。だんだん難しいお年頃になってきました。
 
 
10歳というと、身体も大きく成長し、親の手があまりかからなくなります。大体のことは自分でできるようになりますよね。
 
 
一方で発達の個人差に気づき始める子も多いです。「他の子はできるのに自分は頑張ってもできない」と劣等感を持ちやすくなる時期でもあります。
 
 
いわゆる「10歳の壁」です。
 
 
特に、発達障害・グレーゾーンの子どもたちの場合は、日ごろから周りの友達と同じようにできないこともしばしば。怒られる機会も多く、「どうせオレなんて…」と、自信をなくしがちです。
 
 
 
 
「どうせムリ…」
「僕なんてどうでもいい」
お子さんがそんなことを言い出したら、あなたはどうしますか?
 
 
お子さんが壁にぶつかって悩んでいるとき、母として自信を持って対応したいですよね。
 
 

2.北京パラリンピック柔道代表・初瀬雄介選手に学ぶ!逆境の乗り越え方とは

 
 
今年はオリンピックイヤー!パステル総研では3月14日、北京パラリンクピック柔道代表・初瀬勇輔選手をお招きして講演会を開催します。
 
 
初瀬選手は、視覚障害者柔道において東京パラリンピックへの出場を目指しているアスリートです。過去には、全日本視覚障害者柔道大会を3連覇するなど、数々の輝かしい記録を残しているトップ選手です。
 
 
初瀬選手は弁護士を目指していた浪人1年目(19歳)のとき、若年性緑内障を患い右目の視力をほとんど失いました。そして、大学2年生(23歳)のときに今度は左目の視力を喪失します。
 
 
親の顔も見れない。箸もうまく使えない。歯磨き粉も付けられない。今まであたり前にできていたことが、ある日突然できなくなる。私たちが想像できないくらい、相当なショックと葛藤だったと思います。
 
 
そんな絶望の壁から、どうやって這い上がってきたのでしょうか?
 
 
きっかけは、周りから勧められた視覚障害者柔道だったそうです。初瀬選手は、そのとき初めて目の悪い人のための柔道があるということを知りました。もともと柔道は、中学・高校とやっていたのですが、目が見えずに戦う恐怖との戦いから始まったそうです。
 
 
そんなある日、「視覚障害者柔道の全日本大会に出てみないか」と誘われ、誘われるがままに大会に出場すると見事優勝!視覚障害者柔道に出会い、柔道を再開し「自分が戦えるフィールドがあると知って、人生が変わった!」とおっしゃっています。
 
 
「自分に絶望する日々の中で、自分でもできることが見つけられたのは本当に嬉しかった」とも語っています。
 
 
つまり、得意を伸ばすこと、そして自信をつけることが壁を乗り越える力になるのではないでしょうか。
 
 
 
 
パステルのお子さんは苦手なこともあるけれど、人より得意なこともありませんか?
 
 
うちの長男も読み書きは苦手だけど、そろばんは得意です。うちの次男は、人前で話すことは苦手だけど、上手に話せないからこそ、人を観察する力だったり、自分で工夫してみることが得意です。
 
 
お子さんの「これならできる!」という部分を見つけて、どんどん伸ばしてあげたいですよね。得意なことが自信へとつながります。
 
 
自信があると新しい挑戦につながり、子どもたちの大きな成長へとつながっていくのだと思います。
 
 

3. 子どもの自立をサポートする方法が分かります!

 
 
柔道での優勝で自信をつけた初瀬選手。前向きに生きることを決意し、就職活動にも着手します。ご自身も障害者としての就職で苦労された経験から、障害のある人と企業をつなぐことを目的に、障害者雇用のサポートも手がけています。
 
 
現在、障害者雇用の会社を経営を務める初瀬選手は、今後の展望をこう語っています。
 
 
50年前は、女性が会社で働くとか、キャリアを積んで役員や代表になることがほとんど考えられませんでした。でも今は女性がたくさんいるのが当たり前になってきた。
 
 
現代社会で女性の社会進出が目覚ましいように、上場企業の役員が障害者であったりとか、障害者も能力を生かしていけるような社会を目指して、ビジネスに取り組んでいきたい」
 
 
 
 
障害者雇用という枠で、人の力を借りなければいけないこともあるけれど、得意なこともある。そんな方たちをたくさんサポートをしてきた初瀬選手だからこそ、親が子どもの自立をどうサポートすればいいのかのヒントがもらえるはずです。
 
 
ぜひ、みなさんも会場に足を運んで、逆境を乗り越えた初瀬選手の言葉を感じてほしいと思います!体験者は説得力があります。私もどんな話が伺えるのか楽しみにしています。息子の将来を考えるにあたり、いろいろ学ばさせてもらおうと思っています。 
 
 

 
 
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執筆者:大森みく
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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