発達障害グレーゾーンの子どもにイライラしていませんか?私が発達科学コミュニケーションを学んで、育てにくい子どもにあるテクニックを駆使したら親子でとびっきりの笑顔が増えました。子どもへのイライラを手放せないママにこの凄テクをご紹介します! |
【目次】
1.子どもにイライラが止まらない…と悩んでいませんか?
2.癇癪がなくなり、とびっきりの笑顔になれた理由
3.ママが変われば子どもが変わる!子どもの行動に与える親の影響
4.マイナスをプラスに変える!子どもを「〇〇」するテクニック
①褒めポイントに注目する
②子どもの良い行動を見つけたらすぐに褒める
1.子どもにイライラが止まらない…と悩んでいませんか?
私の息子は「発達障害」という診断はありません。いわゆるグレーゾーンです。
ママ友から見たら
「うちもそうだから、心配ないよ」
「やんちゃな時期だから、今だけだよ」
なんて言われるくらい、一見普通の子。
でも…でも、ですよ!
なぜか、すっごく育てにくいのです!
新生児の頃から、ずーっと泣いていて、一日中何かに怒り、癇癪を起こし、夜は全く寝ない。
2歳になる頃には、新しいことに対する拒絶がすごく断固としてやらない。みんなと交わることを嫌ってひとり遊びを好む…
その他にも、保育園での行事に取り組めなかったり、やりたくないことは絶対にやらなかったり、昨日できていたことも「わからない」と言ってやらなかったり。
年齢が増すごとに、状況は悪化していきました。
私には、なぜ息子がこんな状態になるのか、原因がわかりませんでした。
「このままではワガママな子になってしまう!私がもっとしっかりしつけなければ!」
と、毎日のように叱っていました。
息子が怒りをぶつけてくる度に、「何が気に入らないの!」という思いが、ふつふつとわいてきて、子どもにイライラして怒鳴って感情を抑えつけていました。
もう完全に負のスパイラルです!
母親としての自信を失い、精神的にも疲れ果てて、息子と接することが苦痛になるほど追いつめられていました。
2.癇癪がなくなり、とびっきりの笑顔になれた理由
そんなときに出会ったのが「発達科学コミュニケーション」だったのです。
発達科学コミュニケーションは「脳科学」「教育学」「心理学」のメソッドを合わせた発達支援プログラムです。
私は、このプログラムを始めて3ヶ月でどうにもならなかった息子の癇癪・怒りをなくすことができました。
息子のこれまでの問題行動がうそのようにすべてがクリアになりました。
息子がなぜ困った行動を起こしていたのか?
そもそも、私の向き合い方が間違っていたのです。
今までの子育てに対する考え方を全て覆されました。
発達科学コミュニケーションに出会わなければ、私と息子の未来は全く別のものになっていたでしょう。
子どもの様子が一番わかるのは、ママです。
何かおかしい。
何でこんなに子育てが大変なんだろう。
そんな疑問は、ママや子どものためにもスルーしてほしくありません。
もし今、当時の私と同じように子どもにイライラして怒っていたり、子どもの様子に不安を抱えているママがいたら、
「私が子どもを変えるんだ!」という決断と行動で、子どもの未来を変えることができることを知っていただきたいと思います。
3.ママが変われば子どもが変わる!子どもの行動に与える親の影響
現在、息子に怒りの感情がわき上がってきても、以前のように癇癪で収拾がつかなくなることはありません。
なぜ、息子はこんなに変わったのでしょう?
それは、私が変わったからです。
息子の変化の前に、私自身がものすごく変わりました。
以前の私は息子の怒りに反応して怒鳴って、叱って、子どもにイライラが止まらない状態でした。
しかし、今は不思議と息子を見ていても怒りの感情がわかなくなり、叱らなくなり、とーっても穏やかになりました。
そんな私の変化を追うように、息子が変わり始めました。
怒り、癇癪がすっかりなりをひそめ、笑顔が増え、今では他人を気遣うことのできる優しい子に変身!しちゃいました。
どうやって私たち親子が変わったのか、そのとっておきの方法を次の章でお伝えします!
4.マイナスをプラスに変える!子どもを「〇〇」するテクニック
子どもにイライラする感情が止まらなかった私が、どうして穏やかになったのか。
それは子どもを見る視点を「否定」から「肯定」に変えたからです。
子どもにイライラしていた頃の私は、いつも子どもの良くないところやマイナス面ばかりが気になって目についていました。
しかし、子どもを肯定しようと意識して、良い行動を褒めようとするとプラス面を見ることができるようになっていきました。
そんなこと言われてもうちの子褒めるところなんてないし…とおっしゃるママのために、具体的に子どもを「肯定」するテクニックをお伝えします。
◆①褒めポイントに注目する
ポイントの1点目は、子どものできているところを見て、そこに注目して褒めることです。
必ずできていることはあるはずです!
ただ、それを見ていなかったり気が付いていなかっただけ。
同じ場面でも、褒めポイントに注目するか、ダメポイントに注目するかで対応が全く違ってきます。
そして、そのママの行動が子どもに影響を与えているのです。
自分に置き換えてみると分かりやすいですよね。
たとえば、資料のまとめを上司に頼まれたとします。
自分なりにがんばったけれど、内容もいまいち…そんなときに上司から
A 「あーダメダメ。これじゃ、使えないわ」と言われるか
B 「遅くまでがんばっていたね!この部分はよくできてる!○○したら、もっとよくなるんじゃない?」と言われるか。
私だったら、パターンAの場合、かなり凹んで自信を失いますね。
頭ごなしに全否定されたら、やる気がなくなります。
逆にBだったら、めちゃくちゃやる気を出します!
よーし、もっと良い資料を作りたい。私の努力を見ていてくれた上司のために頑張ろう!と思います。
こういうことです。
子どもも一緒なんです。やる気を出すのもなくすのも声かけ一つです。
行動の中に少しでも良いところを見つけて褒めることが子どものやる気につながります。
◆②子どもの良い行動を見つけたらすぐに褒める
良い行動が出てきたらすぐに褒める!ということを徹底します。
ポイントは、良い行動を終えたら褒めるのではなく、良い行動が出始めたときに褒めることです。
発達障害のお子さんはどうしても不器用だったり、行動が遅かったりすることがあります。
がんばった結果がうまくいかないことでイライラして怒ったりしてしまうこともあります。
できた結果を見届けて褒めるのではなく、がんばろうとしている気持ちが見えたらさっと褒めます。
このような声かけをすることで、お子さんの良い行動を促す潤滑油のような役目を果たします。
行動している途中で集中が切れそうなときにも、褒められたら良い行動を持続していくことにつながるのです。
このようにママがお子さんの良いところを褒めようと意識すると、ママの見る目が変わってきます。
それまでマイナス面やうまくいかなかった結果にばかり注目しているところから、子どもを認めよう、肯定しようという目に変わっていきます。
すると、ママもお子さんの良い面に注目するクセがついてバンバン褒めるところが出てくるんです!
さらに、子どもをたくさん褒められるようになり、子どももどんどん良い行動が増えていきます。
褒められたことが自信になってやる気も出てきます。
実際に、我が子も褒めることでどんどんやる気を出していきました。
以前までは、経験したことのないことに対して断固として拒否していましたが、
「できそうなところからやってみたい!」と自ら取り組むようになっています。
さらにうれしいことは、私と子どものコミュニケーションが円滑になったことで、それまで一番困っていた息子のどうしようもない怒りや癇癪が減り、親子一緒に笑顔で過ごす時間が増えたことです。
いかがでしたか?
子どもにイライラしていた私が、発達科学コミュニケーションを学んで子どもを見る目が変わりました。
ママは子どもにとってとっても大きな存在です。そんなママから褒めてもらい、自分を認めてもらったら嬉しいですよね。
ママの声かけで子どもはぐんぐん伸ばせるんです!ぜひご家庭で取り入れてみてくださいね。
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執筆者:須藤ゆかり
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)