年長さんはいよいよ来春に小学校入学を迎えますね。頭の回転が早く賢い子が多い発達障害・アスペルガータイプ、新しい環境が苦手で不安を抱えやすい特性を持っています。小学校入学準備は1学期からがオススメなのです。その理由をお伝えします! |
【目次】
1.発達障害・アスペルガー傾向のお子さんを連れて小学校見学に行こう!
小学校の入学まで1年を切りましたね。ランドセルを購入して準備を始めている方も多いかもしれません。その他のことは、9月以降の秋の運動会が終わった頃から小学校の案内が届き、小学校入学に向けて意識をし始める方も多いと思います。
発達障害・アスペルガー傾向のお子さんが幼稚園・保育園から小学校に入学するというのは大きな環境の変化です。環境の変化に弱い特性を持つ子どもにとって不安やプレッシャーが大きくのしかかっています。
5、6月は小学校では運動会や公開授業も始まり、小学校を間近で見られるチャンスです!ぜひ1学期の今からお母さんが動き出すことをオススメします。
これからも何回か学校説明会など、小学校に入れるチャンスはあります。今から行かなくてもいいかな…と思っているかもしれません。しかし、1学期だからこそ小学校に行くメリットがお子さんにとってもお母さんにとってもあるのです!
2.1学期の1年生の授業風景を見ることにメリットがあります!
1学期の1年生は、幼児の生活からまだ抜け出せないでいる状態です。想像してみてください、教室内はガヤガヤしています。実はこのガヤガヤ感こそ、隠れアスペルガーの特性の子どもにとって好都合なのです。
小学校入りたての1年生は、45分椅子に座っていることが苦手なお子さんも目立ちますし、みんなと同じように課題に取り組めないお子さんもいます。いい意味で1学期の1年生の教室はとても賑やかです。
もし、教室がシーンとした授業風景を見たら幼稚園や保育園との違いに『小学校って怖い感じがする…』『みんなと同じようにできるかな…』と不安を抱きやすくなります。
隠れアスペルガーのお子さんは賢いので、勉強に関してあまり問題は感じないのですが、小学校という環境の変化でスタートに不安を抱いてしまうとうまくいかないのです。
お子さんに不安になる要素を与えず、良いイメージを持ってもらいましょう!
1学期のガヤガヤとした賑やかな教室を見せて、『これくらいなら簡単じゃ~ん』『ぼく、こんなのできちゃうよ~』と思ってくれるようなポジティブなイメージを入れてあげてくださいね。
3.隠れアスペルガーの子どもの興味のひく情報を小学校で集めよう!
運動会や公開授業を利用して小学校に足を運んだら、お母さんに集めて欲しい情報があります!
発達障害・アスペルガー傾向のお子さんは小学校入学前になって環境が変わることに不安を感じる可能性がありますので、お子さんの好きなこと・好きなものにつながる情報を校内で探してみてください。
例えば、動物が好きなお子さんなら小屋に行って飼っている動物や鳥を把握したり、昆虫好きならビオトープのようなものがあれば、そこに昆虫が来るかもしれませんね。
不安を取り除くことも大事ですが、お母さんがお子さんにワクワクすること・大好きなこと・楽しいことを想像させてあげるのも同じようにとても大事なことです。
お子さんとの会話の中で、小学校の動物のお世話もしてみたいね!餌やりも最初はドキドキだね〜、虫は何が来ると思う?お母さんとクイズで当てっこしようか!と小学校入学が待ち遠しくなる話題として登場させましょう。
幼稚園・保育園の年長さんのお母さん!これから始まる運動会や公開授業を利用して小学校入学準備をスタートさせていきましょう。
▼お家で楽しく脳を伸ばして小学校生活に備えましょう!▼