私は、発達障害グレーゾーンで集団が苦手、こだわりが強い、完璧主義などたくさんのお子さんを見てきました。どんなお子さんも、ママからの言葉ほど脳に届き心に響くものはないのです。今回は、完璧主義のお子さんへの声かけについて解説しますね。 |
【目次】
1.ママ自身の言葉を生かしてほしい!
私は、集団が苦手、こだわりが強い、コミュニケーションが苦手、完璧主義などたくさんのタイプのお子さんを見てきました。
どんなお子さんへもママからの言葉ほど脳に届き、心に響くものはないのです。
そこで、私は子どもに伝えるママの言葉を…mamaの愛教と名付けさせていただきます!
私は、やる気のないお子さんへの対応や声かけについて、これまでたくさんの記事を配信してきました。
そこで、たくさんのママたちに出会い、ママたち自身がお子さんへの声かけに苦労していることをつくづく感じました。 私は思うのです!
ママたちの今の苦労も、コミュニケーションを変えてからの成果も、み〜〜んな貴重で大切な記録です!どこにもない唯一無二のモノ。 それを、もっと生かしてほしいのです。
その例がわたしデス!
私は今まで、自分のことをさらけ出すとか、自分が何かを教えられるとか、そんなことはこれっぽっちも思っていませんでした。
しかし、今、ママたちへコミュニケーションをお伝えしています。(ビックリ…笑)
なぜできているかというと、自分の子育ての経験・体験があるからです。
私のように、子どもの悩みも解決しながら得意を伸ばしながら、自分の経験・体験も生かしていく!そんなママが増えてくれたら嬉しいです。
そこで、こんな私が今回お伝えするのは、完璧主義のお子さんに対する声かけです。
2.発達障害グレーゾーンの子どもの完璧主義がなかなかなくならないのはなぜ?
発達障害グレーゾーンで完璧主義なお子さんってどんな子でしょうか?
1つでも間違ってしまうと…『もう、イヤだ!やりたくない!』と諦めてしまう。
失敗したくないから…「できなくていい!やりたくない!」と新しい挑戦をしない。
「こんな間違いをするなんて…ボクはバカなんだ…」と自己肯定感が低くなっていく。
そんなお子さんに「1つくらい、間違えったって大丈夫!」「誰だって、間違いはあるんだよ!」と声をかけることありませんか?もちろん、その声かけも正解です!
しかし、この声かけだけでは大丈夫!とか平気!とかならないのがツラいところなんです…本来、メリットも多い完璧主義なお子さんが完璧主義なゆえに苦しんでいるのです!
なぜ、そこにこだわるのか?実は…完璧主義での行動が心地よいからです! 苦しいのだけど、心地よいのです。
矛盾してますよね!? ですが、居心地がいいとそこから出たくないのが人間。
ですから、こだわりがなくならないのは、こだわりから引き出してあげる声かけが絶対的に足りないからだと考えています。
“そのうちどうにかなる…”と思っていても、どうにもなりません…!!
ですから、どんどん完璧主義の鉄壁が厚くなる前に、お子さんに合わせた脳に届けるママのフレーズ(mamaの愛教)でゆるめてあげませんか?
3.完璧主義を和らげるママの言葉とは?
それは、結果ではなく、過程を褒めることです。
成功しなくても、万が一最後までやり遂げられなくても、その子がやっていた過程をしっかり褒めてあげる。認めてあげることはとても大事です。
過程を認めてあげることで、その子自身が「僕、ここまでできたんだ」「苦手なことにチャレンジできてる」と理解することができます。このような肯定の仕方をきちんとしてあげたほうが、発達障害グレーゾーンの子どもには通じます。
そして、完璧でない自分も許せるようになります。完璧主義が和らげば、発達障害グレーゾーンの子どもは、もっと生活しやすく、もっと生きやすくなるはずです。
劇的な変化が見えにくいのが、不安が強かったり、こだわりが強かったり、完璧主義だったり、コミュニケーションが苦手だったりするお子さん。
今、困っていることがあったとしても、ママのフレーズ(mamaの愛教)でお子さんの未来を変えることができます。
一緒に子どもの明るい将来のために一歩一歩進んで行きましょう!
▼完璧主義に困ったら読む本はこちら!▼
発達障害グレーゾーンの子どもの未来に希望がもてる情報があります!
執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)