親子の楽しいクイズ時間で、発達障害・ADHDキッズの「聞く力」、「伝える力」を伸ばし、AI時代に夢を叶えられる子に育てましょう。 すきま時間で、コミュニケーションスキルをアップさせる脳を育てる読み聞かせクイズをご紹介します! |
【目次】
1.「聞く力」・「伝える力」がなく、コミュニケーションで傷ついた私の小学生時代
2.小学生時代の自分と重ねてしまう発達障害・ADHD傾向がある娘に悩んでいました
3.ADHDキッズは「聞く力」、「伝える力」を伸ばすと夢を叶えられる子になります
4.すきま時間にできる!ADHDキッズの脳を育てる読み聞かせクイズ
1.「聞く力」・「伝える力」がなく、コミュニケーションで傷ついた私の小学生時代
私がなぜ「聞く力」、「伝える力」にこだわっているのかについてお話しさせてください。
それは、私自身に、「聞く力」、「伝える力」で困った過去があるからなんです。
小さい頃の私は、両親や周りの大人と話しているとき、話しが終わる前に、ついつい話し始めてしまう子どもでした。
両親には、「最後まで話しを聞きなさい!」と注意されたことが何度もあります。
そして、自分の話を伝える場面では、話したいことを思いつくまま話してしまうので、「それはどういうこと?」「ちょっと意味が分からない」と言われることも多かったです。
今思えば、まとまりのない内容だったり、質問とかけ離れた答えをしていたりだったと思います。
2.小学生時代の自分と重ねてしまう発達障害・ADHD傾向がある娘に悩んでいました
私には、小学3年生の発達障害・ADHD傾向のある娘がいます。娘も私と同じく「聞く力」、「伝える力」が弱いと感じていました。
私が話している途中で弟たちの遊びが気になって話を聞いていない。
私が話しかけているのに、途中で遊び始めてしまう。
こんな様子が日常茶飯事でした。
「最後まで話を聞いてね」
「今、お母さんが話してるよ」
そんなふうに伝えても、なかなか集中して話を聞けるようにはなりませんでした。
小学生時代の自分と重なる部分が多く、このままいくと社会に出た時に苦労するかも…と悩んでいました。
3.ADHDキッズは「聞く力」、「伝える力」を伸ばすと夢を叶えられる子になります
これからのAI時代に、夢を叶えられる子になるためには、「聞く力」、「伝える力」がとても大事になりますね。
なぜなら、これからの時代は、お互いの得意を生かして協力しあえる時代。
つまり、コミュニケーション能力が必須のスキルなんです!
これは、誰とでも仲良くしなくてはいけないとか、そういう意味ではありません。
相手の話を最後まで聞き、
話の内容を理解し、
自分の考えたことを言葉で的確に伝えるスキル。
そんな力が必要になってくると思います。
「聞く力」「伝える力」がないと、相手の話をきちんと聞けない、内容が理解できない、自分の想いを相手に伝えられない。
そんなことが起こってしまうんです。
この状態だと、なかなか良いコミュニケーションは取れないですよね…。
そこで、お家のすきま時間で、「聞く力」と「伝える力」を伸ばせる簡単なゲームをご紹介します!
4.すきま時間にできる!ADHDキッズの脳を育てる読み聞かせクイズ
それは、「聞く力」と「伝える力」を楽しく伸ばす!脳を育てる読み聞かせクイズです。
ママが口頭でクイズを出し、子どもが耳で聞いて答えるという遊びです。
我が家のおすすめの問題は、
「うちの家族の中で一番背の高い人はお父さんです。」
「次に背の高い人はお母さんです。」
「次に背が高いのは◯◯ちゃんです」
「じゃあ、5番目に背が高いのは誰でしょうか?」
こんな感じです。
我が家は5人家族で、娘の下に2人、弟がいます。ですので、あえて1人飛ばして5人目に背が高い人は誰か? という問題を出します。
こんな問題を出すと、娘は大喜びで答えてくれるんです!
これが「聞く力」と「伝える力」を伸ばす楽しいトレーニングになっているんです。
問題を聞いている間は、集中して聞いているので、口を挟まず最後まで聞けます。
そして、問題に応えるときは、聞かれたことに的確に答える。
自然と「聞く力」と「伝える力」が鍛えられます。
我が家はこのクイズを、移動中の車の中で楽しんでいます!
子ども達3人はすごく気に入っていて、何度も「ママ問題出して!」と言っています。
お子さんの能力に合わせて問題を変えてあげてくださいね。
楽しく「聞く力」と「伝える力」を伸ばして、コミュニケーション能力をアップできるのでオススメです!ぜひやってみてください。
発達障害×ADHDキッズの「聞く力」、「伝える力」を伸ばす!脳を育てる読み聞かせクイズ
毎日の読み聞かせで子どもの発達を加速させる方法はこちらから!
執筆者:渋沢明希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)