昨日は、
オリンピック選手を育てる監督さんたちが持っていた
「魔法の言葉」の正体は、
発達科学コミュニケーションでいう
「翻訳力」だった!
というお話をしました^^
そして昨日の「教育力UPトレーニング」では、
「どうしたらママも
我が子に届く言葉を自分で生み出せるの?」
を上級講座のママたちで研究しました。

そこで、私が整理してシェアしたのが
発コミュ創始者で脳科学者の
吉野加容子さんの著書
「子育て大変だと思ったら、これ言ってみて」
の中で紹介されている
5つのスイッチです。
私はこのスイッチを
「気持ち → 選ぶ → 意味 → 未来 → 視点」
という5つに置き換えました。
例えば「宿題やりたくない!」という同じ困りごとに対しても、
「気持ち」→「やりたくないよね」
「選ぶ」→「計算と漢字、どっちの面から?」
「意味」→「休み時間を思いっきり遊べるように、今終わらせよう」
「未来」→「ここまで終わったら、あとは自由だね」
「視点」→「〇〇選手だったら、こんな時どうするかな?」
と、同じ困りごとを5方向から翻訳できます。
おっと! ここでひとつ、
大事なことを忘れていました!
「言葉をちょっと変えただけで、本当に子どもが動くの?」
と思った方もいるかもしれません。
そうなんです。
実は「翻訳」は、
発コミュの基礎講座で4週間目から学ぶ
「シンプル・ディレクション」
の中の、ほんのひとつのスキルです。
だから、いきなり、
「こんな言葉を使いましょう!」
から始めるわけではありません。
その前に3週間かけて学ぶのが、
「ポジティブ・アテンション」
まず、
「ママは自分のことを分かってくれている」
「ここでは否定されない」
という安心の土台をつくっていきます^^
信頼関係ができることで、
子どもの中に
ママの言葉を受け取る「聞く耳」が育っていく。
その土台があるからこそ、
その後のシンプル・ディレクションが
届きやすくなるんです。
昨日お話しした名監督たちも同じです。
突然現れた知らない大人が、
「魔法の言葉」を一言言ったから
選手が限界を超えたわけではありません。
日々一緒に練習して、
この人は自分を見てくれている。
この人の言葉なら信じられる。
そんな関係があるから、
言葉が心に届くんですよね。
だから、
「この場面では、この声かけ!」
と、言葉だけを覚えることが大事なのではありません。
そしてもうひとつ。
昨日効いた言葉が、
今日も効くとは限らない。
トレーニングでは、
「病院に行きたくない!」
と毎回荒れてしまうお子さんの事例が出ました。
まず、
「先生怖いから、行きたくないよね」
と気持ちを受け止める。
気持ちを分かってもらえたからといって、
それだけで病院に行けるとは限りません。
そこで、
「行くか行かないかは自分で決めていいよ」
と選べるようにして、
さらに、
「診察10分頑張ったら、アニメイトにも行けるね」
と未来を見せる。
「気持ち → 選ぶ → 未来」
翻訳力って、
5つのスイッチから
「正解を当てる力」
じゃないんです。
「この子は今、なぜ止まっている?」
と仮説を立てて、
言ってみる。
反応を見る。
違ったら、また翻訳する。
ここまでが翻訳力。
だから、
うまくいかなかった声かけがあっても、
「私の言い方が悪かった」
で終わらなくていい。
「今日はこの入口じゃなかったかな?」
って、もう一度子どもを見ればいいんです^^
子育てに、毎回100点の声かけなんて
必要ないんです。
必要なのは、
安心して言葉を受け取れる親子関係をつくった上で、
我が子を見ながら、
「今日は何が必要かな?」
と考え続ける力。
発コミュが育てたいのは、
「正しい声かけをたくさん知っているママ」
ではない。
わが子を見て、
わが子から情報を受け取って、
その日のわが子に合う関わりを
自分で生み出せるママ。
つまり、
「ママが、わが子の専門家になること」
名監督の「魔法の言葉」は、魔法じゃなかった。
特別な才能でもなかった。
まず信頼関係がある。
その上で、
目の前の子どもを見て、
「今、この子には何が必要?」
と考え、その子の脳に届く言葉へ変えていた。
それなら、ママだって身につけられる。
しかもママは、毎日いちばん近くで
我が子を見ています。
だからこそ、できることがある。
「何て言えばいい?」から、
「この子は今、なぜ止まっている?」へ。
この視点が入ると、
子育てはもっとラクに、
もっと面白くなります^^
そして、これを意図的に戦略的に
重ねていくから
脳が作り変わり、親子の未来が
人生が変わる。
世の中の不思議を
科学が解明してきたように。
魔法の言葉も「科学」で再現できるんです^^
今日はここまで☆

