「宿題しなさい!」と言うのをやめた。
怒るのをやめて、待つことにした。
すると、あんなにイライラしていた子どもが、少しずつ落ち着いてきた。
よかった・・・
そう思ったのも束の間。
「このまま勉強しなくて、本当に大丈夫?」
今度は別の不安が押し寄せてくる。
以前は、なんとかやる気を引き出そうと頑張っていた。
声をかけても動かない。
やり始めたと思ったら怒り出す。
子どものために頑張っているのに、親子でどんどん疲れていく。
そんなママに伝えたいことがあります。
「待つこと」と「何もしないこと」は違うんです。
実は私、学習塾で国語科の教科主任をしていた頃、アルバイト講師たちに指導方法を教えたり、模擬授業を見てアドバイスしたりしていました。
模擬授業コンテストもあって、
いかに面白く、
わかりやすく、
記憶に残る授業をするか。
それはもう、よく研究していました。
その時に痛感したのが、
同じ単元を教えても、教える人によって全然違う!
ということ。
面白くないことを、いかに面白くするか。
興味を持てないことに、どうやって興味を持ってもらうか。
例えば、国語の品詞分類。
「名詞、動詞、形容詞、形容動詞……」
暗記しようと思ったら、なかなか面白くないですよね。
そこで私は、品詞分類を性格テストにしていました。
その名も「人間品詞分類」!
例えば、
あなたは1人で大丈夫なタイプ?
それとも、誰かと一緒じゃないとダメなタイプ?
という質問で、まず自立語か付属語か分ける。
いくつか質問に答えもらって
「あなたは名詞だね!」
「あなたは形容動詞だね!」
なんて、クラス全員品詞分類していく。
やっていくうちに、私の質問をみんな覚えて
何人か終わる頃には
みんな品詞分類ができるようになっています^^
国語って
普通に教えたら面白くないですもんね
特に理系男子にとっては苦行・・・
この時に磨いた力が、今の私の仕事にもずっと役立っていると思います。
子どもが勉強しない時、
「どうやって勉強させるか?」
だけを考えていたら、ママはずっと頑張り続けることになります。
けれど、
「どうしたら、この子の心が動くんだろう?」
と考えると、見えるものが変わってきます。
子どもを無理に動かすのではなく、
自ら学びたくなる脳を育てる。
もちろん、ママが毎日面白い授業をする必要なんてありません。
まずは、親子のコミュニケーションを整えること。
安心して話せる関係を土台にして、その子の「好き」や「得意」を見つけていく。
そこから、自分で考え、選び、動く力を意図的に戦略的に育てていくんです^^
「勉強しなさい!」を言わなくなったら、子育ては終わり。
ではありません^^
怒らずに待てるようになったママには、次のステージがあるんです。
一人で、やる気を引き出そうと頑張り続けなくていい。
子どもの可能性を広げる関わり方を、ママ自身が身につけていく。
そうやって、未来を変えていきたいですね^^
ちなみに……
「私の品詞は何ですか?」
なんて気になっちゃうマニアックな受講生さんは、今度聞いてみてね(笑)


