「覚えられないなら、もっと書けばいい。」
「できないなら、何回も繰り返せばいい。」
勉強って、どこかでそんなものだと思っていませんか?
私も長い間、「試験勉強=暗記と反復」だと思っていました。
特に苦手なことは
人より時間をかける。
何度も書く。
できるまで繰り返す。
頑張った分だけ、
できるようになる。
それが勉強だと思っていたんです。
だけど先日、
目の前で息子が苦しんでいました。
やらなきゃいけないことは
わかっている。
本人だって、
できるようになりたい。
それなのに、
今まで通りの方法では
なかなか頭に入らない。
こんな時、
「だったら、もっと頑張ろう!」
つい、そう言いたくなりますよね。
だけど、
違うことをしてみました。
「そもそも、このやり方で
やらなきゃいけないのかな?」
息子と一緒に考えてみたんです。
もし、今の10分の1の負担で
できる方法があるとしたら?
書く以外にも
覚える方法があるとしたら?
この子の頭に
一番入りやすい形に変えるとしたら?
そんな作戦会議をしていくと、今までとはまったく違う方法が見えてきました。
その時、思ったんです。
私たち親は、
子どもができない時、
「努力が足りない」
「やる気が足りない」
と考えてしまいがち。
だけど本当は、
努力の量ではなく、
努力の方向が合っていないだけ
ということもあるんじゃないかって。
右に進めば目的地に着くのに、
左へ走りながら、
「もっと速く走って!」
と言われても、
苦しいだけですよね。
勉強も同じです。
いつものやり方だったら、
「あと何回やれば覚えられる?」
「どうしてさっきできたのに間違えるの?」
そんなふうに、
結果を急いでいたかもしれません。
それを、
答えを教えるより先に、
息子の考えを聞いてみた。
どうしたらできそう?
ほかに方法はあるかな?
一緒に考えてみた。
たったそれだけの違いです。
だけど、これって
大きな違いだと思うんです。
親が正解を与え続けていたら、
子どもはいつ、
自分の答えを見つけるのでしょう?
自分で考えて、
自分で選んで、
失敗したら、また考える。
そんな力こそ、
これから先の人生で
必要になる力ですよね。
そして、これって
ママ自身の人生も同じ。
家事も育児も仕事も、
「私がもっと頑張ればいい」
「もっとちゃんとやらなきゃ」
そうやって、
自分を追い込んでいませんか?
子どもの将来が心配だから、
つい先回りしてしまう。
失敗してほしくないから、
つい答えを教えてしまう。
本当は、もっと笑って話したい。
勉強のことばかり気にせず、
この子が何を考えているのか
ゆっくり聞いてみたい。
なのに気づけば、
今日も注意ばかりしてしまった。
そんな自分に
がっかりする夜もあるかもしれません。
だけど、
もし今までのやり方で
うまくいかないのなら、
もっと頑張ることよりも、
頑張り方そのものを変えてみる。
それは、子育ても同じです。
私が全部頑張らなくても、
この子が自分で考え始めるとしたら?
私が言い続けなくても、
この子が自分で動き出すとしたら?
そんな親子の未来を
つくっていきたいと思いませんか?
子どもに
「もっと頑張って!」と言う前に、
ママ自身が、
「もっと私たちに合う方法はないかな?」
と考えてみる。
発達科学コミュニケーションで
私が大切にしているのも、
そんな関わり方です。
子どもを変えようと
頑張り続けてきたママが、
自分の関わり方を変えることで、
親子の新しい可能性に出会っていく。
子どもの未来を諦めたくない。
その想いがあるなら、
ママも、今までの頑張り方を
変えていいんです^^
「うちの子には、どんな方法が合うんだろう?」
そんな問いを持つと、
「できない子」だと思っていた子の見え方まで変わってきます。


