1.お友達がなかなかできない不安
お迎えに⾏ったらいつも⼀⼈で遊んでいる・・・など、
⼩学校に上がってもこのままお友達ができなかったらどうしようと悩まれていませんか?
2.発達凸凹キッズ、なぜ気になる⾏動を起こすのか?
発達障害、グレーゾーンのお⼦さんの中には、
たくさんの情報をキャッチして不安を抱えている
お⼦さんが多くいらっしゃいます。
り回ってヘラヘラしているから、何も考えていない・・・など
周りからは、なかなか理解されにくいですが、
実は⼦どもたちなりに考えているのです。
不安だからこそ、⾛って気持ちを落ち着かせている⼦。
癇癪起こして感情を外に吐き出している⼦。
抱っこしてもらい気持ちを落ち着かせている⼦。
やり⽅はその⼦それぞれですが、
3.過去の苦しかった経験
先⽣に抱っこされているか、⼀⼈で砂場で遊んでいるか。
そのどちらかでした。
お友達の名前を息⼦の⼝から聞くことは皆無でした。
当時3歳の息⼦ですが、
パパや、⼤好きだったしまじろうのことを
「あの⼈」と⾔い出した時は、
⼈に対しての関⼼の薄さがこの⼀⾔で伝わってきました。
4.本当は仲間に⼊りたい!
誰の助けも借りることなく⼀⼈では⽣きていくことはできないですし、
⼈というものは本来、本能的に⼈と関わりたいものなのです。
ですので、⼈に関⼼がない、
⽬の前にお友達がいるのに敢えて⼀⼈を選ぶというのは不⾃然なことです。
⼦どもの⾏動から⾒えるこのメッセージを
早い段階で気づけた今が、⾏動をスタートさせるチャンスだと思いました。
5.スモールステップで不安な気持ちを取り除くことからスタート!
いきなりお友達と関わりをもたせるのではなく、
スモールステップで少しずつ進めて⾏きます。
まずは安⼼して⼀⼈でできることからします。
無理に集団の中に⼊れてはいけません。
不安な気持ちを取り除くことが最優先事項です。
そして、⼀⼈で安定して遊びができるようになったら
信頼できる⼤⼈と⼀緒に遊びます。
保育園でしたら担任の先⽣、
お⼦さんが⼀番⼼を開いている先⽣、
家庭でしたらパパやママが対応してあげるといいですね。
その次に、信頼できる⼤⼈と⼀緒に他の⼦と遊びます。
我が⼦、先⽣、お友達の3⼈で遊ぶイメージです。
strong>周りの大人と他の⼦のやりとりを⾒て、
この場⾯ではこういう声かけしたらいいんだ、と学びます。
ここで⼤事なのは、⼀緒に楽しむこと、
⼦どもに楽しいを押し付けるのは逆効果。
⼤⼈も本気で楽しみましょう。
⼤⼈が楽しめば、⾔わなくても⾮⾔語で⼦どもには伝わるものなんです。
そこが安定してきたら、もっとも難易度が⾼い最後のステップ、
<お友達と遊ぶステップ>
⼀⼈で遊ぶ(現状)
信頼できる⼤⼈と遊ぶ
信頼できる⼤⼈と⼀緒に他の⼦と遊ぶ
ルールのある遊びを他の⼦どもと遊ぶ
ルールのある遊びは遊びの中でハードルが⾼いですが、
ここまで段階を⾶ばすことなく歩めていれば、
遊びを通して我慢を覚えたり、
勝つことの楽しさ、負けることの悔しさ、
譲ることの楽しさを体験することができます。
⼀⼈遊びでは出会うことのなかった発⾒があるのです。
お友達とのやりとりから広がる世界を
遊びを通じて感じてもらえたら嬉しいです。
(発達科学コミュニケーショントレーナー)