ゲーム 癇癪 子どもゲーム中に癇癪を起こす子どもへの対応に悩んでいませんか?実はそれは、子どもの脳が「考えられない状態」になっているサイン。癇癪を止めようとする関わりをやめたことで、子どもだけでなく親の気持ちも大きく変わった実体験をお伝えします。
1.ゲームで癇癪を起こす子どもに、止めない関わりを選んだ理由
ゲームや遊びの中で、また始まった…子どもの癇癪。
楽しいはずの時間が、いつも途中で壊れてしまう。
「せっかくなら楽しめばいいのに」
「どうしていつもこうなるんだろう」
泣き叫ぶ我が子を目の前に、このまま続いたらどうしよう…と不安になり、どう対応したらいいのか分からなくなる。
そんな経験はありませんか?
この記事では、ゲーム中に癇癪を起こす子どもに対して、私が「止めようとする関わり」をやめて気づいたことと、親子の関係が変わっていった体験をお伝えします。
「この癇癪、どう対応すればいいの?」と迷ったときに。
泣く・怒る・暴れる…
実は、癇癪には理由があります。
関わり方を少し変えることで、
落ち着いて過ごせる時間が増え、
ママの気持ちもラクになっていきます。
2.ゲーム中に癇癪を起こす子ども|止めようとしない関わりで起きた変化
私の子どもは、ゲームをしていると、こんな場面がよくありました。
自分は攻撃していないのに他のプレイヤーから何度も攻撃されてゲームオーバーになることがあります。
すると「なんで攻撃してくるの!」「もう無理!」と怒りながらコントローラーを置き、「もう!お母さんがやってよ!」と八つ当たりしてきます。
思うように勝てない、また負けた… いつも同じような時に起こる癇癪で、泣き叫ぶ子どもにどのように対応していいかが分からず、私自身の心も疲れてしまっていました。
楽しいゲームの時間がいつも癇癪で楽しくない時間に変わってしまう、そんな子どもの姿を見ると、「かわいそうだな」と思うこともありました。
癇癪が起こっている間、私の頭の中には
「このままずっと癇癪が続いたらどうしよう」
「どうにかして止めないと」
という不安がよぎります。
けれど、そのときの私には何もできませんでした。
正しく向き合う方法を知らなかった私は、
「どんな手を使ってでも癇癪を止めないと」
「癇癪を起こさせない親にならないと」
そう思い込んでいました。

3.ゲーム中の癇癪に疲れた私が、子どもへの対応を変えた話
発達科学コミュニケーションを学び、子どもの癇癪がなぜ起こるのかを理解することが出来ました。
ゲームが上手くいかない時の子どもの脳は、「負けた」「思い通りにいかない」という強いストレスを感じています。
神経発達の研究でも、強い感情が高まっているときは、落ち着いて物事を考える働きが一時的に弱くなると言われています。
それなのに私は、癇癪を止めよう、落ち着かせようとなんとかコントロールしようとしていました。
癇癪は悪い行動ではなく、うまく気持ちを処理できないときに起きる反応なのだと知りました。

4.癇癪を止めるのをやめたら、親子の関わりが変わった
私が最初に変えたのは、「癇癪を止めようとすること」でした。
癇癪が起きた時、無理に落ち着かせたり、 正しい声かけを探したりするのをやめました。
「止めるか、待つか」で迷ったときは、子どもが『考えられる状態かどうか』で関わり方を選ぶことが大切です。
そう考えるようになってからは、
「この子は今、考えられる状態じゃない」
そう判断して、まずは関わりを最小限にし、脳が落ち着くのを待ちました。
落ち着いて話ができる状態になってから、
「悔しかったね」
「そうなんだね」
と気持ちに寄り添う声をかけました。
そして、もし少しでも気持ちを切り替えて次の行動ができたときには
「自分で切り替えられたね」
「また挑戦できたね」
と行動を言葉にして伝えるようにしました。
すると、少しずつ癇癪の回数が減り、今ではほとんど起こらなくなっています。

5.子どもだけでなく、私の気持ちも楽になった変化
ゲーム中、上手くいかなかった時に起こる癇癪が減り、気持ちを切り替えて次の行動を起こせるようになりました。
それと同時に、私自身も「また癇癪が起きるかもしれない」と構えることが減り、落ち着いて子どもと向き合えるようになりました。
癇癪が起きたとしても、慌てずに「今は待てばいい」と判断できるようになり、親子ともに安心して過ごせる時間が増えています。

毎日の癇癪に、どう対応すればいいのか迷っているママへ。
癇癪には理由があり、
関わり方を少し変えることで、
落ち着いて過ごせる時間は増えていきます。
執筆者:山口あおい
発達科学コミュニケーション トレーナー





