「この子、わざと私を怒らせているの?」と思った時に読んでほしい話

ハグする親子
「この子、わざと私を怒らせているの?」帰宅後に荒れる我が子に、そんなふうに感じたことはありませんか?学校では頑張れているのに、なぜ家では不機嫌なのか。子どもの態度の奥で起きていることと、見方が変わるヒントをお伝えします。
 
 

1.帰宅後は王様化する子どもにイライラしたり疲れていませんか?

 
 
学校から帰宅すると、モノを投げる。
 
 
ちょっとしたことで泣く、怒る。
 
 
あれしろ、これしろとまるで王様。
 
 
子どもの負のエネルギーが全部こちらに向かってくるようで、「もう限界!」そう感じていませんか。
 
 
なんでそんな言い方をするの?
わざと私を怒らせているの?
いつまで続くの?
甘えているだけじゃないの?
 
 
毎日こんな状態が続くと、イライラしたり疲れたりするのも当然です。
 
 
腕を組んで怒っている女性
 
 

「この癇癪、どう対応すればいいの?」と迷ったときに。

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2.「わざと怒らせているの?」と思っていました

 
 
実は我が家も同じです。
 
 
小学校に入学して3カ月。
 
 
学校にも慣れてきたように見えるし、毎日ちゃんと通っています。
 
 
でも帰宅後は好き放題。
 
 
「ただいま」の次に出てくるのは、「抱っこしろ」「ジュース持ってこい」。
 
 
「ありがとう」も言わない。
 
 
まるで召使いのように扱われている気分でした。
 
 
宿題を始めたと思ったら、「分からない!」「できない!」と泣いて怒る。
 
 
その後は動画やゲーム。
 
 
「ご飯だよ」「お風呂だよ」と声をかけても反応しない。
 
 
そんな姿を見ていると、「学校は慣れたはずなのに」「この機嫌の悪さはいつまで続くの?」と思ってしまいます。
 
 
そして正直、「この子、わざと私を怒らせているんじゃないか」そんなふうに感じたこともありました。
 
 
イライラしている顔を書いて顔の前でもってる女性
 
 

3.「わざと怒らせている」ように見える、子どもの世界を想像してみる

 
 
でもちょっとだけ、子どもの世界を想像してみると、少し見方が変わってきました。
 
 
もしかしたら、子どもは私を困らせたいわけではないのかもしれない。
 
 
そう思うようになったのです。
 
 
誰でも「はじめて」は不安です。
 
 
発達特性のある子は特にたくさんのエネルギーを使います。
 
 
入学から3カ月経ったとはいえ、学校生活はまだまだ初めての連続です。
 
 
  • ひらがなが終わればカタカナ。
  • 数字を書いたと思ったら、足し算や文章問題。
  • 給食当番や掃除当番も週ごとに担当箇所が変わる。
  • プールも始まる。

 

 

大人から見ると、「もう慣れた頃」に見えるかもしれません。

 

 

でも子どもの頭の中では、「次は何をするんだろう」「これで合ってるかな」と、まだまだ緊張や頑張りが続いていることがあります。

 

 

私はずっと、「学校ではいい子なのに、なんで家ではこんなに荒れてわざと怒らせるの?」と思っていました。

 

 

でも逆だったのかもしれません。

 

 

「学校ではいい子なのに家では荒れる」

 

ではなく

 

「家で荒れるくらい学校で頑張っていた」

 

 

そう考えると、家で見せる不機嫌さや反抗的な態度も、わざと親を困らせるためではなく、張りつめていたものが家でほどけている姿なのかもしれません。

 
 
人形が気づきと話している様子
 
 

4.「わざと怒らせているの?」から抜け出すために

 
 

「この子、わざと怒らせているんじゃないか」と思っている時は、正直抱っこなんてしたくありません。

 

 

優しく声をかける気にもなれません。

 

 

だから私はまず、「この子の学校生活はどんな一日だったんだろう」と想像するようにしています。

 

 

すると、「また始まった」から「そっか、頑張ってきたんだね」に少し変わることがあります。

 

 

その時に初めて、「お疲れ様」の気持ちで触れてみようかなと思えるのです。

 

 

言葉で伝えるよりもスキンシップの方が喜ぶこともあります。

 

 

  • 手をつなぐ
  • 抱っこする
  • 寝る前にマッサージをする

 

 

反抗的な態度を見せていても、まだまだ甘えたい一年生。

 

 

抱っこすると、恥ずかしそうにしながらもニヤニヤしていたりします。

 

 

優しく触れると子どもも落ち着き、言い方が柔らかくなることも増えてきました。

 

 

もちろん、これで機嫌が良くなる日ばかりではありません。

 

 

それでも、「態度を直さなきゃ」ではなく「この子の中で何が起きているんだろう」と考えられるようになってから、私自身は少し楽になりました。

 

 

もし今、「わざと私を怒らせているの?」と感じるほど苦しくなっているなら、その態度の奥で何が起きているのかを想像してみてください。

 

 

子どもを理解しようとするその姿勢が、親子の関係を少しずつ変えていくのだと思います。

 
 
ハグする親子
 
 

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執筆者:渡辺 さくら
発達科学コミュニケーション アンバサダー
 
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