こんばんは!
今日はHSCについての話を
していきたいと思います。
なぜなら、
最近ママたちから、
「うちの子、
HSCだと思うんです」
という相談が
とても増えているからです。
少し注意されただけなのに、
いつまでも引きずっている。
「ママがいい!ママじゃなきゃ嫌!」
とママべったり。
はじめての場所、
はじめてのこと、
はじめての人が苦手。
本当はやりたいはずなのに、
いざとなると、
「やっぱりやらない」
とあきらめてしまう。
そんなわが子を見て、
「もしかして、
この子はHSCなのかな?」
と思ったことがあるママも
多いのではないでしょうか。
HSCとは、
Highly Sensitive Childの略で、
ひといちばい敏感で
ひといちばい刺激を
受け取りやすい子です。
だから、
悲しみや喜びを人より強く感じたり、
少しの変化にもすぐに気づいたり、
想像力が豊かだから、
まだ起きてもいないことまで
心配してしまったり。
そんな生まれ持った
「気質」を表す言葉です。
HSCは医学用語ではなく、
病気でもなければ、
診断名でもありません。
だからうちの子が、
HSCなのか?
発達障害なのか?
グレーゾーンなのか?
そこに答えを出すことだけが、
重要なのではありません。
名前を知って、
終わるのではなく、
この子は今、
何に困っているのか?
どこで不安が大きくなって、
動けなくなっているのか?
そこを見つけることが
大事なんです。
だけど、
HSCという言葉を聞いて、
「繊細な子には寄り添いが大事」
「傷つかないように守ってあげる」
「これは気質だから仕方がない」
そんなふうに思っているママも
いるかもしれません。
もちろん、
子どもの不安に寄り添うことも、
安心させてあげることも、
とても大切です。
だけど、
安心させて終わり。
ではないんです。
実際に、
Nicotto講座生のSさんも、
息子さんが年中の時、
登園しぶりから不登園になり、
子どもから笑顔が消え、
一日中ママから離れられなくなり、
「この子は、
HSCなのかもしれない」
と、HSCについて
たくさん検索していたそうです。
何がいけなかったんだろう?
周りのママにあって、
私に足りないものは何だろう?
そんなふうに、
自分の子育てにも、
自信をなくしていたそうです。

そこで彼女はNicotto講座で、
発達科学コミュニケーションを学び、
環境も変え、
親子のコミュニケーションを整えると、
少しずつ息子くんは、
幼稚園に行けるようになりました。
これで大丈夫!
そう思った矢先、、、
また息子くんが、
「幼稚園に行きたくない」
と言い出したそうです。
そのとき、
Sさんの頭に浮かんだのは、
「またか……」
「私の寄り添い方が
間違っているのかな?」
という気持ちだったそうです。
だけどそこで、
私は彼女に提案したことは、
ただ寄り添うことでもなく、
ただ共感することでもなく、
子どもの中にある、
うまく言葉にできない気持ちを、
理解して、
言語化してあげましょう。
と彼女に提案しました。
「嫌だったね」
「イライラするよね」
「その気持ち、わかるよ」
と、息子くんの気持ちを
ひとつずつ言葉にすると、
息子くんの不安は、
少しずつ安心に変わり、
以前のような癇癪もなくなって、
今ではママから離れて
自分の足で幼稚園に
行けるようになりました。
さらに、
初めての場所、
初めての人の中でも、
泣かずにサッカーや習い事にも、
挑戦できるようになりました。
あの頃は、
想像もできなかった姿です。
息子さんの繊細さが
なくなったわけではありません。
HSCではなくなったわけでも
ありません。
変わったのは、
不安になったら
動けなくなるしかなかった状態から、
「ママならわかってくれる」
と安心し、
「少しならできるかもしれない」
と、自分から一歩を
選べるようになったことです。
だから、
寄り添うことがゴールではないんです。
寄り添うことは、
子どもが動き出すための
スタートです。
ただ共感するでもなく、
無理に背中を押すことでもなく、
まずは、
子どもの脳が安心できる声を届ける。
その安心を土台に、
できる一歩を一緒に見つける。
そして、
「怖かったけど、できた」
という記憶をひとつずつ増やしていく。
Sさんの息子さんのように、
繊細さがあっても、
HSCの気質を持っていても、
安心して、
自分で考えて、
自分から動き出せる子に
育てていくことはできます。
「繊細だから仕方ない」
ではないんです。

