「男の子って何考えてるの?」遊びながら発達を伸ばす育て方のコツ

外で楽しそうな男の子
男の子は女の子とは異なる発達のペースをたどることがあります。遊びを通して子どもの力を育てる関わり方を、わが家の体験を交えてご紹介します。特に発達がゆっくりなお子さんを育てるママに読んでいただきたい内容です。
 
 

1.男の子と女の子では、発達の進み方が少し違います

 
 
男の子って、同年代の女の子と比べると、 いつもちょろちょろしているし、 集中力がないし、 言ったそばから同じことを繰り返すし、 大事なところでぼーっとしているし…。
 
 
幼くてかわいいなと思う反面、「この子、このままで大丈夫かな?」と心配になることはありませんか?…
 
 
特に発達障害グレーゾーンの子は、こうした姿がより目立つこともあり、不安になるママも多いと思います。
 
 
でも、大丈夫です。
 
 
子どもには、それぞれ伸びる順番があります。
 
 
特に男の子は、遊びの中でたくさん体を動かし、試して、失敗しながら育っていく子も少なくありません。
 
 
実は、男の子と女の子では発達の進み方に違いが見られることがあり、それぞれに合った関わり方があります。
 
 
今回は、男の子の「今」の姿に振り回されず、遊びを通して発達を伸ばすコツをお伝えします。
 
 
不安で胸に手をあてる人
 
 

2.「何を考えているかわからない!」男の子育児に頭を抱える日々

 
 
我が家にも、発達障害グレーゾーンの4歳の男の子がいます。
 
 
体を動かすことが大好きで、家の中でも走る!跳ぶ! かと思えば、「ご飯だよ。」と言っても、ぼーっとして全然進まない。
 
 
何か気に入らないことがあると泣いたり怒ったり…。
 
 
話を聞こうとしても、何を伝えたいのかよく分からないこともありました。
 
 
私は思いました。
 
 
「男の子、何考えてるのかぜんっぜんわからん!!」
 
 
年齢とともに体力はどんどんついていくのに、言葉や生活面では心配になることばかり
 
 
毎日安全に過ごさせるだけでヘトヘト。
 
 
「このままで、生きていく力をちゃんと育てられるのかな。」 そんな不安を抱えていました。
 
 
手を上にあげて、元気な男の子
 
 

「どうしてこうなるの?」が分かると、
子どもへの見方がガラッと変わります。

ASDタイプの子どもの
考え方・感じ方・関わり方が
マルッとわかる“トリセツ”はこちら▼

小冊子 新ASDのトリセツ

 
 

3.「遊んでばかり」に見えても大丈夫!男の子がゆっくり育つ理由

 
 
でも、その頃の私は大事なことを知りませんでした。
 
 
一般的に、男の子は女の子に比べて言葉や気持ちを整理する力がゆっくり育つことがある一方で、体を動かしたり、見て学んだりすることを得意とする子が多いと言われています。
 
 
だから、動くのは大好き! でも、じっと話を聞くのは苦手。
 
 
自分の気持ちを言葉にするのも、まだ難しい。
 
 
そんな姿が見られることがあります。
 
 
だからといって、何も考えていないわけではありません。
 
 
石拾い、木の棒集め、穴掘り…。
 
 
ママからすると、「それ、何が楽しいの?」と思うような遊びでも、男の子はその遊びの中で、 「どうやったらうまくいくかな?」「次はこうしてみよう。」と試行錯誤を繰り返しています。
 
 
そして、ある時突然、「あれ?そんなことまで分かってんの?」と驚くような成長を見せてくれることもあります。
 
 
もちろん、成長のスピードは子どもによってさまざまです。
 
 
だからこそ、ママのお家でのサポートがとっても大切なんです!
 
 
ヒントと言っている人形
 
 

4.男の子の力を伸ばすカギは「答えのない遊び」でした

 
 
では、その力を伸ばすために、どんな遊びを取り入れたらいいのでしょうか。
 
 
私がおすすめしたいのは、「答えのない遊び」。
 
 
つまり、子どもが自分で考えたり、工夫したりできる遊びです。
 
 
例えば、
 
  • 公園で思い切り体を動かす
  • 粘土やお絵描き
  • 積み木やブロック遊び
  • 自由に踊ったり、何かを作ったりする遊び
 
こうした遊びには、「これが正解!」という答えがありません。
 
 
だからこそ、「どうしたらうまくできるかな?」「今度はこうしてみよう!」と、自分で考え、試行錯誤する経験をたくさん積むことができます。
 
 
また、特別なおもちゃを用意しなくても大丈夫です。
 
 
子どもが夢中になって遊んでいるなら、その時間を途中で止めずに見守ることも、大切なサポートになります。
 
 
ママからすると、「また散らかしてる…」と思うこともあるかもしれません。
 
 
でも、その時間こそ、子どもは一生懸命考え、試し、学んでいます。
 
 
だから、「余計なことしないの!」と言いたくなったら、
 
今、この子は頭の中をフル回転させているのかもしれない。」
 
そんなふうに見方を変えて一度見守るようにしてみてくださいね。
 
 
私も、まずは息子をよく観察することから始めました。
 
 
すると、
 
ちゃんと考えてる!」
自分なりに工夫してる!」
 
そんな姿がたくさん見えてきて、「すごいじゃん!」と思えるようになりました。
 
 
失敗しても大丈夫。
 
 
やってみることが大事。
 
 
私自身、そう思いながら子育てを楽しめるようになりました
 
 
子どもの力は、「やめさせること」ではなく、「安心して挑戦できること」で育っていきます。
 
 
だからこそ、「どうやって止めさせるか」ではなく、「どうやったら、この子が夢中になって挑戦できるかな?」 そんな視点で、男の子の遊びを応援してあげてくださいね。
 
 
家で遊んでいる親子
 
 

“どうしてできないの?”の答えが見つかると、毎日がラクになります。
親の関わり方を変えると“できた!”が増える
考え方と関わり方の4ステップをまとめました。
▼ 無料で読めます

小冊子 新ASDのトリセツ

 
 
 
 
 
執筆者:中谷 そら
発達科学コミュニケーション トレーナー
 
タイトルとURLをコピーしました