未来への不安と向き合うために、不登校ママが今日からできること

コーヒーを飲みながらリラックスしている女性
不登校の子どもの未来に不安を感じるママへ。「大丈夫」という言葉だけでは安心できないときは、子どもの小さな成長を記録してみませんか。私自身が不安に振り回されにくくなった習慣をお伝えします。
 
 

1.未来への不安

 
 
子どもが不登校になると、ふと未来への不安に襲われることがあるかもしれません。
 
 
「このままで大丈夫なのかな…」
「こんな生活、いつまで続くんだろう」
 
 
学校へ行けないという子どもの状態はわかっている。
 
 
無理矢理行かせることはできないとも思っている。
 
 
けれど、近所の子が登校する姿を見たり、学校からのお知らせメールがくると、心が乱れてしまう。
 
 
終わりの見えない状況が続き、常に心を平静に保つことは難しいかと思います。
 
 
この記事では、不登校の子どもと過ごすママが感じる「未来の不安」と向き合うために、今日からできることをお伝えします。
 
 
4つの不安の積み木と困っている人形
 
 

2.ときどき不安になってしまう私

 
 
私には、不登校になって1年以上になる息子がいます。
 
 
初めは何とか学校へ行かせようと頑張っていました。
 
 
しかし、次第に「行かないのではなく、行けない」ということが理解できるようになりました。
 
 
不登校になって1年以上経ち、今では無理に学校に行かせようとすることもなく、息子の心の回復を第一に考えて過ごせるようになりました。
 
 
けれど、全く不安にならないかというとそんなことはありません。
 
 
学校行事の予定を知ったり、他の子の成長を目の当たりにすると、
 
「うちの子はこのままで大丈夫なのだろうか」
 
という未来への不安が大きくなってしまうことが時々あるのです。
 
 
すると、私の心は揺れてしまい、息子に「未来への心配」をぶつけてしまうこともありました。
 
 
せっかく少しずつ息子の心が元気になってきているのに、私の不安が息子への関わりに表れてしまうこともありました。
 
 
不安で顔を覆っている女性
 
 

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3.子どもへの関わりを安定させた私の習慣

 
 
私は、自分の心が不安定になることで、息子への関わり方が変わってしまうことを何とかしたいと思っていました。
 
 
「どうしたら息子への関わりを安定したものにできるのだろうか?」
 
そんなふうに日々考え、自分の心と息子の様子を観察していました。
 
 
すると、1つのことに気がつきました。
 
 
私の中に、「この子は育っている」という感覚があると、関わりが安定するのです。
 
 
私は、毎日息子の変化成長の記録をつけています。
 
 
それは、大きな成長だけを書くものではありません。
 
 
  • お店の人に挨拶できた
  • 自分から「やりたい」と言った
  • お皿を運んでくれた
 
こんな忘れてしまいそうな小さな成長をコツコツと記録していました。
 
 
しばらく記録することを続けていると、
 
「この子は学校には行っていないけど、確かに育っている」
 
という確信を持てるようになってきたのです。
 
 
ヒントと言っている人形
 
 

4.子どもの小さな成長の記録

 
 
私がつけていた記録はとてもシンプルなものです。
 
 
子どもの小さな成長を見つけて、それを記録するだけ。
 
 
不登校の子どもは、何も変わっていないように見えて、実は小さな変化があることがあります。
 
 
それは、すぐにメモしないと、夜には忘れてしまうような小さなことの場合もあります。
 
 
また、心の中でだけ思っていても、数日後には忘れてしまいます。
 
 
だからこそ私は、気がついたらすぐにスマホにメモするようにしています。
 
 
それを空いた時間に、あとで振り返れるようにまとめています。
 
 
その時に、
 
  • どんな変化だったか
  • どういう状況だったか
  • どういう仮説を立てられるか
 
このような点をまとめていくことで、次の成長のヒントを得ることにもつながりました。
 
 
例えば、「自分からお店の人に挨拶した」という変化に気づいたら、
 
  • 今までは声が出なかったのに、大きな声で挨拶した(変化)
  • お店が空いていて、店員さんが優しそうな人だった(状況)
  • 人が多くない場所で、安心できる人となら話せるのかもしれない(仮説)
 
こんなふうに、毎日子どもの変化をメモしていくことで、私の中に「この子は育っている」という感覚が育まれていきました。
 
 
ハートを持つ親子の手
 
 

5.記録をつけることで生まれた私の変化

 
 
息子の変化成長の記録をつけ始めて、5カ月くらい経ったときのことです。
 
 
私の中に度々生まれていた「未来への不安」が、ときどき顔を出す程度にまで減っていることに気がつきました。
 
 
そしてときどき不安になることがあっても、すぐに「この子は大丈夫」と思えるようになってきたのです。
 
 
それは、日々の記録を続けていく中で、私の中に「この子は育っている」という感覚が育まれてきたからこそ生まれた私自身の変化でした。
 
 
もう一つの大きな変化は、私が「子どもの成長」を見つけるのがとても上手になった、ということでした。
 
 
以前だったら見逃していたかもしれない小さな変化もキャッチし、言葉にして子どもに伝えることで、息子もまた自分の成長を感じられることが増えていきました。
 
 
毎日の記録は、ただの記録ではなく「子どもの成長の証」です。
 
 
この証によって、私は未来への不安を前ほど感じることがなくなりました。
 
 
ママが不登校の子どもの未来を不安に感じることは自然なことです。
 
 
だからこそ、「大丈夫」という根拠のない言葉では安心できません。
 
 
毎日小さな成長という事実を集めることで、少しずつ不安に振り回されにくくなるのかもしれません。
 
 
もし今、子どもの未来を不安に感じているママがいたら、不安な未来を何度も想像するよりも、今日の小さな成長を一つ記録してみてください。
 
 
その積み重ねが、「この子は育っている」という実感につながり、少しずつ未来の見え方も変わっていくかもしれません。
 
 
コーヒーを飲みながらリラックスしている女性
 
 

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執筆者:三谷 のぞみ
発達科学コミュニケーション アンバサダー
 
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