休み明けの登校しぶりに対応!子どもの脳をご機嫌にする朝の過ごし方

朝なかなか起きれない。準備が進まない。朝食を食べない。機嫌が悪い。そんな毎朝にイライラしているママはいませんか?朝の負の連鎖が、お子さんの登校しぶりの原因となっているかもしれません。特に休み明けは、子どもが登校しぶりになりやすい時期です。登校しぶりを防ぐためにも、朝の時間はご機嫌に過ごしたいもの。この記事では、子どもの脳がびっくりするくらいご機嫌になる朝の過ごし方をご紹介します。
 
 

1.「機嫌が悪い…」そんな毎朝が憂鬱でした。

 
 
朝子どもが、なかなか起きてこない。準備が進まない。朝食を食べない。機嫌が悪い。
 
 
朝、声をかければかけるほど、機嫌が悪くなってしまう
 
 
どうしたら、朝をご機嫌で過ごせるようになるの?」とお困りのママはいませんか?
 
 
特に休み明けは、とんでもなく機嫌の悪い朝を過ごしている方も多いのではないでしょうか?
 
 
私はこれまでずっと朝が憂鬱でした。
 
 
洗濯、朝ごはんの準備、子どもたちの身支度、送迎。
 
 
加えて、出勤準備までしなきゃならない。
 
 
そんな中、なかなか起きてこない子どもに対してイライラ
 
 
「早く起きなさい!」と大声で怒鳴って起こし、準備が進まないことに対して「間に合わないよ!」とまた怒鳴る。
 
 
子どもたちも、朝からママから怒られてばかりで、気持ちが上がらない。
 
 
気持ちが上がらない状態で、嫌々登校している毎日。
 
 
我が家は完全に朝から負の連鎖にはまってしまっていました。
 
 
そして、そんな毎日を過ごしているうちに、徐々に我が子は登校しぶりがひどくなっていき、とうとう学校に行けなくなってしまうという緊急事態に!
 
 
「このままではいけない!」
 
 
「どうにかして朝の負の連鎖を断ち切ろう!」
 
 
私は、朝の時間を見直すことを決意しました。
 
 
 

2.なぜ、朝ご機嫌に起きることができないのか。

 
 
なぜ、我が子は朝機嫌が悪いの?
 
 
お友達は朝すっきり起きることができているのに…。
 
 
実は、お子さんが朝機嫌が悪いのには、理由があります!
 
 
そもそも、人間の睡眠は、深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)の2つの相で構成されており、小さい子どもほど、深い眠りの割合が多いと言われています。
 
 
朝起きる時間になっても、子どもが深い眠りに入っている状態だと、すっきり起きるのは難しいのかもしれませんね。
 
 
また、朝機嫌が悪く、なかなかエンジンがかからないお子さんは、睡眠にトラブルが起きている可能性もあります。
 
 
脳の中で主に、記憶を司る「海馬」やその周辺の発達が未熟だと、睡眠のトラブルも起きやすく、目覚めて意識がはっきりするまでに時間がかかると言われています。
 
 
朝機嫌が悪い子どもは、決してわがままでも、怠けでもなく、脳が動くまでに時間がかかっているだけなのです。
 
 
 

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3.母子分離不安っ子の「脳をご機嫌にする」朝の過ごし方

 
 
私は発達科学コミュニケーションを学ぶ中で、子どもの行動と脳の働きは密接に繋がっていることを知りました。
 
 
「楽しみ」を感じている時、人の脳の中にはドーパミンが分泌されます。
 
 
そして、ドーパミンが分泌されると脳はご機嫌になります。
 
 
朝、子どもが起きた時に「やってみよう」という気持ちを持つことができれば、脳は動き出しやすくなるということです。
 
 
私はこの脳の働きを利用して、朝子どもの脳を動かす=ご機嫌にする方法を実践することにしました!
 
 
すると…びっくりするほど効果てきめん!!
 
 
朝機嫌が悪く自分で起きることができなかった我が子が、毎朝ご機嫌に朝を過ごすことができるようになったのです!
 
 
休み明けで、なかなか朝起きれないお子さんや常に朝が苦手なお子さんにも、ぜひ試してほしい!
 
 
子どもの脳をご機嫌にする朝の過ごし方について、ご紹介します!
 
 
 
◆朝のご機嫌は、前日寝る前の15分で下準備
 
 
寝る前の15分は脳に記憶が残りやすい「記憶のゴールデンタイム」と言われています。
 
 
子どもの脳にポジティブな記憶を残すために、寝る前は今日楽しかったことやできたことなど、親子の会話を楽しみましょう。
 
 
そして、寝る前の15分で必ず「明日の朝、起きてすぐに子どもがやりたいこと」を決めます。
 
 
朝起きた時に「やってみたい」と思うことがあれば、脳はドーパミンを分泌して動き出すことができるからです。
 
 
例えば
 
 
・「朝ごはんは、○○ちゃんの大好きホットケーキにしよう!」など朝ごはんのメニューを子どもと決める。
 
 
・子どもが朝見たいTV番組があるようであれば、ちょっと早めに起きる時間を設定してTVを見る時間を作ってあげる。
 
 
・朝からゲームをする時間を設ける。(必ず時間を決めて!)
 
 
など、子ども自身がワクワクすることを子どもと一緒に決めておくとよいでしょう。
 
 
◆朝はやりたいことをさせてあげる!
 
前日の夜決めた「やりたいこと」を朝させてあげましょう!
 
 
やりたいことができる時間を考えて、余裕を持って起こしてあげることをおすすめします。
 
 
我が子の場合は、朝からしたいことを聞くと「youtubeが見たい」ということでしたので、朝起きたらすぐyoutubeを見ることにしました。
 
 
我が家ではyoutubeを見ていい時間がタブレットで制限されているため、「朝からyoutubeが見れる!」という特別感に我が子は大喜び。
 
 
朝起こす時に「おはよう!youtubeが見るって言ってたよね?」と声をかけただけで、自分でさっと起き上がり、リビングに降りて行くことができました。
 
 
目覚ましを買ったり、抱っこして起こしたり、いろんな方法を試しても効果がなかったのに、「こんな簡単なことで起きれるなんて !」と私もびっくりしてしまいました。
 
 
それからは、毎朝、「朝からyoutubeを見る」ことを日課にすることで、スムーズに自分で起床ができるようになり、驚くほど朝をご機嫌に過ごすことができるようになりました
 
 
ご機嫌な朝を過ごせるようになってからは、我が子は登校しぶりをすることがなくなり、笑顔で「行ってきます」と学校に行けるようになったのです。
 
 
特に、休み明けや登校をしぶるだろうなと事前に予測できる日には、「朝、ママとお散歩に行く」や「ゲームができる」などのもっと特別感のあるやりたいことを準備しています。
 
 
朝が苦手な我が子の変化をきっかけに、我が家は家族みんなが朝を楽しく過ごすことができるようになりました。
 
 
 
楽しい気持ちで朝をスタートすると、子どもはポジティブな記憶を脳に残します。
 
 
「朝は楽しい時間だ!」と思いながら起きているうちに「自分は朝起きるのが得意だ」と思えるようになります。
 
 
ママの工夫一つで、子どもの脳はご機嫌になるんですね!やっぱりママは最強です!
 
 
5月、ゴールデンウィーク明けは、子どもが登校しぶりを起しやすい時期でもあります。
 
 
ぜひ、お子さんに合った「脳をご機嫌にする」朝の過ごし方を見つけてみてくださいね。
 
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