高齢出産ママのみなさん!子育て中、なかなか動こうとしない発達凸凹っ子に、イライラした口調やイライラした言葉で小言をいったりしていませんか?子どもに伝わらない小言は全部捨て、発達凸凹っ子の行動を引き出す3つのポイントをお伝えします
1.高齢出産ママのイライラ口調の小言は、子どもの耳に届いていない?
高齢出産ママのみなさん!子育て中、毎日毎日同じ小言をイライラ口調、イライラ言葉で繰り返し言ってしまう、そんな経験ありませんか?
「早く着替えなさい」
「歯磨きしなさい」
「宿題しなさい」
など
本来、毎日子どもに小言なんて言いたくないですよね。
子どもにとっても、毎日お母さんに、イライラ口調やイライラ言葉で小言を言われるのは辛いはずです。
また、毎日子どもに言っているイライラ口調の小言は、子どもの耳に届いていない可能性があります。
2.いつもイライラ口調、イライラ言葉を使っていた過去
私には高齢出産した現在小学4年の発達凸凹の息子がいます。
そんな私の息子は、何かしている時、指示を出しても1回ではなかなか動くことはありませんでした。
私は、そんな息子に腹が立ち、関係のない小言まで言ってしまい、怒った息子は、癇癪を起こしていたのです。
何度指示を出しても動かない息子に、私は怒りが募り、口調と言葉がいつもイライラしたものになっていました。
私がイライラすることで、息子自身も次第に感情的に怒りを出すようになり、親子で感情をぶつけあう悪循環を繰り返していました。
3.高齢出産ママの小言が、発達凸凹っ子に伝わらない理由
毎日聞いているはずの小言や指示、どうして発達凸凹っ子に伝わらないのでしょう。
発達に凸凹っ子は、特性としてネガティブな記憶を残しやすいこと、切り替えの苦手さを持ち合わせています。
なので、毎日イライラ口調で小言を言われていると、お母さんの声が不快な声と記憶され、子どもの耳が開かなくなり、声が届かなくなってしまうのです。
そして、小言を言われ続けて自信が持てなくなった子どもは、自ら行動することができなくなってしまうのです。
4.発達凸凹っ子の行動を引き出す3つの声かけポイント
本来、お母さんが望む通り子どもが動いてくれれば、イライラしながら、指示を出したり、小言をいう必要もないですよね。
では、どうすれば発達凸凹っ子が自ら動けるようになるのでしょうか。
そこで、子どもに伝わらない小言は全部捨てて、子どもにしっかりお母さんの声が届く3つの声かけポイントをお伝えします。
◆まず、子どもにそばに行って「〇〇ちゃん、〇〇くん」と名前を呼びます。
これは褒め、肯定と同じ意味を示します。
◆次に予告の提案をします。
10分後に〜しよう!
この時間は、お子さんにあった時間に合わせて調整して下さい。
◆やり始めたら、しっかり褒めます。
必ず、子どもが行動をし始めたとき、途中、最後はしっかり褒めましょう。
この3つを繰り返すことで、イライラ口調で小言を言わなくても、子どもにお母さんの声がしっかり届くようになります。
お母さんの声が届くようになると、子どもは自ら動けるようになるのです。
なので、子どもにとって、お母さんの声が心地良い声になるように、お母さんは、イライラ口調の小言は全部捨てて、子どもに耳を開いてもらえるようにしましょう!
執筆者:
発達科学コミュニケーション トレーナー
ごとうあかり