外でいい子は要注意!家では怒りっぽい子の感情に巻き込まれないための秘策

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園や学校で、「しっかりしたお子さんですね」「みんなのお手本になってくれて助かってます」なんてお褒めの言葉をもらった経験ありませんか?ですが、お母さんは違和感だらけ!家では人が変わったかのように怒りっぽかったり、イライラしていたり、お母さんに当たり散らしてきたり。そんな外でいい子の感情に巻き込まれないための秘策をお伝えします。
 
 

1.外ではいい子なのに、家では怒りっぽい子どもにギャップを感じた経験ありませんか?

 
 
園や学校、習い事の先生やママ友からは
 
 
「いつもみんなのお手本になってくれて助かってます」
 
 
「お子さんしっかりしてますね」
 
 
「〇〇君は全く問題ありません」
 
 
などと、お褒めの言葉を頂いた経験はありませんか?
 
 
褒めていただくことは、本当にありがたく光栄なことだと思います。
 
 
ですが、家では人が変わったかのように、すぐ怒ったり、イライラしたり、時には暴言を吐いたりお母さんに当たり散らす。
 
 
そんな家とのギャップにお母さんは違和感を感じてしまうなんてことないでしょうか。
 
 
頑張れない
 
 

2.園や学校の様子と真逆すぎて驚いた過去

 
 
私には高齢出産した現在小学4年の発達凸凹の息子がいます。
 
 
息子は幼稚園に入園してから一度もトラブルを起こすことなく、先生との個人面談があるたびに、
 
 
「いつも頼りにしています」
 
 
「クラスではお兄さん的存在です」
 
 
「みんなが嫌がることも率先してやってくれて助かってます」
 
 
などなど、たくさんのお褒めのお言葉を頂いていました。
 
 
親としては頑張ってるんだなとホッと一安心でしたが、少し違和感も感じていました。
 
 
なぜ、違和感を感じていたか。
 
 
息子は、疲れてくると怒りっぽかったり癇癪を起したり、さらには私にも当たり散らしてくるなど、家では、園や学校で教えていただいた様子が一切見られなかったのです。
 
 
今は、息子が園や学校で、ものすごく頑張っていたのだとわかりますが、当時は、園や学校でできてるなら、家でもできるはずと、私も厳しくしつけてしまっていました
 
 
できていないところを正そうとして、否定的な関わりを続けてしまったのです。
 
 
否定的な関わり
 
 

3.外でいい子は、頑張りすぎているのが原因⁈

 
 
私の息子は、一歩外に出るといい子スイッチが入り必要以上に頑張りすぎていたのでした。
 
 
ですが、小学3年の新学期、担任の先生の恐怖から登校しぶりを起こし、最終的に不登校になってしまいました。
 
 
幼児期から外で頑張りすぎて、家では私に怒られることが多かったことで、自信をなくし、頑張ることができなくなってしまったのです。
 
 
外でいい子は、頑張りすぎて疲れてしまっています。
 
 
その疲れが、安全基地の家に帰ってくると、どっと出てしまい、怒りっぽくなったり、癇癪を起こしたり、お母さんに当たってしまう。
 
 
ですがこの行動こそが、子どもからのSOSなのです。
 
 
もうこれ以上頑張れないと、言語化できずに怒りで訴えているのです。
 
 
SOS
 
 

4.家で怒りっぽい子の感情に巻き込まれない秘策

 
 
外でいい子が、頑張りすぎて家で怒ったり、癇癪起こしたり、お母さんに当たり散らしたりした時、お母さんはどのように接したら良いか。
 
 
子どもが怒り出したり、癇癪を起こし始めたら、さりげなくその場を離れましょう。
 
 
離れる時に、お子さんの行動は全く気にしてませんよという感じで離れてください。
 
 
そして離れている間は、子どもを見守りながら家事をしたり本を読んだり、落ち着くのを待ちましょう。
 
 
待っている間は文句を言ったり、眉間に皺を寄せたり、否定的な行動や態度、言葉などの感情は一切出さないようにします。
 
 
そして、子どもが落ち着いてきたタイミングで、「自分で落ち着くことができたね」としっかり褒めましょう。
 
 
どんなに小さいことでも好ましい行動が出たら褒めてあげてください。
 
 
また、その場を離れる時に、子どもが行かないで〜と言ってきたり、後をついてきたら、スルーはやめて、子どもに共感してしっかり話を聞きましょう。
 
 
怒ったり、癇癪を起こしても、得なことがないとわかれば、次第に会話のコミュニケーションができるようになってきます。
 
 
まずは、外で頑張っていることを認めて、肯定してあげましょう。
 
 
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執筆者:
発達科学コミュニケーション トレーナー
ごとうあかり
 
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