「保育園行きたくない」と突然の登園しぶりにどう対応したらいいのか迷いがあるママはいませんか??わが家で実践した、保育園で頑張りすぎる子どもの登園しぶりに有効なそっと寄り添うアプローチ方法をお伝えします!!ぜひ参考にしてくださいね!
1.「保育園行きたくない!」登園しぶりの朝にヘトヘトになっていませんか?
「保育園に行きたくない!」
「保育園嫌だー」と泣き叫んで登園しぶりの朝。
朝ごはんも保育園の準備も思うように進まない。
他のきょうだいの対応や、ママは自分の身支度や家事だって山積み。
ママにとって朝の5分、10分という時間はとても貴重ですよね。
なんとか保育園へ行かせようと、
「先生が待ってるよ」
「お友達と遊べるよ」
「行ったら楽しいよ」と言っても泣き止まない。
登園時間が近づくにつれてイライラは増し、
「早く準備して行くよ!」
「いつまでも泣かないの!」と泣いている子どもを抱えて、保育園へ連れて行くしかなく、朝からどっと疲れてしまうママはいませんか??
2.朝から「保育園に行きたくない!」と泣き叫ぶ娘の対応に困っていました
わが家には年中さんの娘がいます。
いつも、笑顔で何事にも全力で取り組む頑張り屋さんの娘です。
ある時期、
「保育園に行きたくない!」
「保育園嫌だー」と顔が真っ赤になる程に泣き叫び,登園しぶりをすることがありました。
「がんばってみよう」「みんな待ってるよ」と声をかけても
「行きたくない」「嫌だー」とますます泣くばかり。
朝から大癇癪に、私までヒートアップして「いつまでも泣かないの!」「今日は保育園の日だから行くよ」と泣き叫ぶ娘を無理やり車に乗せて、保育園へと送っていました。
保育園に着くまで泣き続け、泣きたいのはこっちだよ。と思いながら…
先生に泣き叫ぶ娘を「お願いします!」と逃げるように送っていった日もありました。
3.「保育園に行きたくない!」と登園しぶりをする理由
4歳〜5歳の年中さん。
家ではまだまだ幼いと思っていても、保育園の中ではお兄さんやお姉さんという立場です。
できることも増えてきて、園での活動も次々と新しいことへ挑戦していく時期です。
園では集団行動も多くあることから、周りに合わせていくということも求められます。
頑張り屋さんの子どもたちの中には、園で周りに合わせていくことを精一杯頑張っていて、小さなストレスを感じている場合があります。
そして、おうちでは自由に過ごせる、ゆっくりできるということも分かっているので、切り替えが難しく登園しぶりへ繋がっているということもあります。
4.登園しぶりを長引かせないアプローチの方法
朝から泣き叫ぶ、癇癪を起こす…できれば登園しぶりは長引かせたくないものです。
そこで…
朝からの登園しぶりに困っているママたちへ。
ここからは子どもの気持ちに寄り添うことを第一に考えたアプローチの方法を2つお教えしますね!
◆スキンシップをしながら会話する
朝からの登園しぶりが始まったら、スキンシップをしながら会話することをおすすめします。
背中をさすったり、抱っこしたりとスキンシップをとりながら会話をしてみましょう。
少しずつ落ち着いてきて、話ができるようになっていきます。
スキンシップをすることで、愛着関係を育むホルモンのオキシトシンが分泌されます。
オキシトシンは、「愛情ホルモン」「幸せホルモン」と言われていて、心を安らげ、幸福感や愛情を深めたり人との絆を強める効果があります。
子育て中のスキンシップができる期間は限られていますので、幼児期は特に積極的に取り入れていきましょう。
◆共感して気持ちを受け止める
「行きたくないんだね」
「嫌なんだね」
「そう思うんだね」
「そうか〜」
と共感してそのままの気持ちを受け止めていきましょう。
言葉で伝えることがまだまだ未熟なので、気持ちを代弁していくイメージです。
「保育園行きたくない」は精一杯頑張っていることを分かって欲しいという気持ちが隠れています。
とってもとっても頑張っているんですよね。
そこを理解しながら対応できるといいですね。
5.「保育園に行きたくない」理由を話してくれるようになりました!
わが家でこのアプローチ法を実践した結果
「保育園に行きたくない」と言って泣いていたのが「〇〇をするのが嫌だから保育園に行きたくない」と理由を話してくれるようになりました。
理由を伝えてくれるようになり、より共感できるようになりました。
「〇〇が嫌なんだね。どんなところが嫌なのかな?」
「他には何がいや??」
「他にもある?」
と気持ちを全部吐き出せるように声かけを進めるようにしました。
時間がかかる日もありますが、気持ちを吐き出すと、スッキリして「頑張ってみる」と切り替えができるようになっています。
朝からの登園しぶりで困っているママは、ぜひこのアプローチ方法を試してみてくださいね!
執筆者:堀このみ
発達科学コミュニケーション トレーナー